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何故、ヒトだけが死肉あさりを行うのか?

 京大の自然人類学研究室のサイトに拠ると、最近では『初期人類が死肉あさりをしていた』ということについては、ほぼ意見が一致しているらしい。リンク [1]
>遺跡から出土する動物骨が、狩猟されたものか、死肉あさりにより手に入れたものかが関心の中心であった。
>この20年あまりの間にライオンなどの捕食者とハイエナなどのスカベンジャーの菜食行動の観察データと、骨の破壊や風化に関するさまざまな膨大な実験データが蓄積され、遺跡における出土状況とのつきあわせが行われた。
>肉を手に入れる手段に関しては、ホモ・エレクトス / エルガスターの段階では大型獣の肉は死肉あさりで手に入れていたという点と、古代型ホモ・サピエンスの段階では少なくとも小動物の狩猟は行っていたという点では研究者の間でほぼ意見の一致を見ている。
そして、次のような指摘を行っている。
>ヒト以外の霊長類はほとんど死肉あさりをしないことから、死肉あさり行動をヒトの特徴ととらえることさえできるかもしれない。
 この事実からも、るいネットの実現論で述べられている、「人類の起源が木から落ちたカタワの猿」であり、「人類とは99.99%が飢餓の歴史。」リンク [2]であったという論理の正しさが認められる。

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