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2007年01月27日

一夫一婦制って現在でも少数派だった!

 ランダムに選択した約100の民族の婚姻制度をまとめたという興味深いデータを見つけました。
polygamy_graph.jpg
(Frayser, 1986より作図)
明治大学情報コミュニケーション学部の蛭川 立助教授 のページより

多くの社会が一夫多妻婚を許容しており、正式な制度としての一夫多妻制を持たない社会でも、男性が妻以外の女性と性関係を持つことを許容する社会も含めると、厳密な一夫一妻制の社会は非常に少ない。ただし、一夫多妻制が許容されている社会でも、複数の妻を持つことができるのは一部の男性に限られることが多い。

 地域別の内訳などが分からないのが残念ですが、昔はともかく、現在は一夫一婦制が多数派だと思っていたのですが、実は少数派だったのですね。ちょっと驚きです。
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ところで、日本が入るとしたら、一番下の分類の「婚外性関係不可」なんでしょうか? by Tama

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このデータは面白く貴重ですね。
調査時点での100の民族データを読み解くと、「一夫多妻可」が84%となり圧倒的多数ですね。
残り16%が「一夫多妻不可」となるが、「一妻多夫可」が1%、「多夫多妻」はほとんどないので、15%が「一夫一婦制」と考えればよいのですね。
ただ婚外性関係なら一夫多妻可(いわゆるおめかけさんなら可)が9%あるので、厳格な「一夫一婦制」は6%と非常に少なくなりますね。

他にも参考になる記述がありました。
>姉妹型一夫多妻婚は妻方居住婚と、兄弟型一妻多夫婚は夫方居住婚と結びつくのがふつうである。

これは
・姉妹型一夫多妻婚は母系勇士婿入り婚
・兄弟型一妻多夫婚は父系制
であることを意味していると思われます。
勇士婚がどれくらい残っているか興味があります。後者は全体の1%以下しかないので父系制の特殊形態であることは変わりないようです。

また、
>女性が特別な場合だけ夫以外の男性と性関係を持つことが許容される社会がかなり存在するが、その相手は夫の兄弟に限定されることが多い。

これは夫の長期出稼ぎや長期航海時、死去に伴う寡婦の再婚規定を示しているように思えます。
大変参考になりました。

  • 2007年01月29日 00:51

岡さん、コメントありがとうございます.

>ただ婚外性関係なら一夫多妻可(いわゆるおめかけさんなら可)が9%あるので、厳格な「一夫一婦制」は6%と非常に少なくなりますね。

日本はやはりここに入るのですかね。
そうすると女性も、婚外性関係なら一妻多夫可の1%に入るということでしょうか。
現在の日本はかなり特殊な状況といえそうですね。

  • Tama
  • 2007年01月30日 23:05
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