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アイヌ人は、妻を借りていた?

Posted By koukei On 2007年2月28日 @ 9:30 PM In E 8 日本 | 4 Comments

「アイヌ民族はシサム(和人)が渡来するより古くから日本列島に住んでいた先住民だよ、とエカシ(長老)・フチ(媼(オウナ))より伝えられています。
 祖先は、この地をアイヌモシリ(人間の静かなる大地)と呼び、自然界をカムイ(神々)として謙虚に祈り、自然の恵みに感謝をし、「カムイありて我あり、我ありてカムイあり」との互助精神で、自然を改造・破壊・汚染することなく生活してきた民族です。」


アイヌ人は、縄文文化を維持して生きて来たと言われています。主に漁労や狩猟によって生きてきたようです。ですから自然への同化がアイヌ文化そのものです。自分さえ良ければいいといった自我性・わがままさは殆どなかったと思われます。私有財産も大した物はなく、質素で、自然に対しても感謝に満ちた生活です。


(阿寒湖アイヌコタンより)
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自然から生かせて頂いているという、感覚でしょうか。
あるサイトで読んだのですが、アイヌは嫁入り婚なのですが、「嫁を貰う」と表現しないで「妻を借りる」と表現するようです。誰から借りるのかと言うと、神様からだと思います。現在の相手を自分の所有物として拘束している一対婚とは、精神的に異なったものかもしれません。
さらに、アイヌ人は、元来は、おおらかな夜這い婚だったのかもしれません。
アイヌ文化入門 [1]に、次のような記述があります。

「本人がまだ幼いときに、親同士の約束や、あるいは仲に立った人によっていいなずけにしておき、年頃になって本人たちに伝え、結婚させます。また、本人同士の意思による結婚もありました。また、ある地方では、娘が年頃になると、家の南壁にトゥンプといわれる小室を設けて娘を住まわせ、遊びにくる男性のなかから相手を選んだりしました。」


しかし自然崇拝で本源性の高いアイヌ文化は、世界中の原住民が滅ぼされたのと同じように、私権社会との接点が出来ると、あっという間に滅ぼされてしまいます。残念ですが文字文化がなかったので詳しい事は分からないそうです。


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[1] アイヌ文化入門: http://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nyumon.html

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