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本格追求シリーズ1 人類の”性”の本質を探る<人類にとって性とは?(2) 極限時代の人類の性(後半)>

Posted By Hikaru On 2009年10月28日 @ 12:45 PM In E 1 全般 | 11 Comments

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画像はこちらからお借りしました。未開部族の踊り [1]
人類本来の性とは、どのようなものなのか?本日も、前回に引き続き、るいネット実現論 [2]の一節を紹介しながら、極限時代の人類(=初期人類)の性2について見ていきたいと思います。
まず、10月14日の記事で明らかにしたように、極限時代の人類の男達は集団の共認充足を破壊する雄の性闘争本能を封鎖しました。
[3]


雄の性闘争本能封鎖
外圧(自然圧力・外敵圧力)が極めて高い環境状況において、仲間同士で争っている状況ではなかった為です。これが原猿・真猿を含めてこれまでの哺乳類と人類で決定的に違う点です。
性闘争本能とは?
引用実現論 [4]

生物において、メスの獲得を巡るオス同士の闘いをさす。オスはメスを手に入れる為には、メスが安全に出産し、子育てする為の縄張りを確保しなければならず、従ってオス同士は縄張り闘争も闘わなければならない。性闘争本能はすべての動物に備わっているが、とりわけ哺乳類は、淘汰適応の必要から、性闘争本能をとことん強化した動物である。C.ダーウィンの提唱する、「性淘汰」の現象を、オスの闘争とメスの選択に分解したもので、その内の前者を指す。

では、雌=女はどうだったのでしょうか?
過酷な外圧状況の中で男達への依存収束を高め、中でも集団の期待に応える首雄に強く依存収束しました。この結果、「首雄集中婚」が婚姻様式として、とられています。
引用 性闘争本能を封鎖していた極限時代の人類の婚姻形態 [5]

この様な過酷状況下では、みんなを導ける判断力の優れた者にすべての期待(生存、生殖etc)が集中した。それが首雄(ボス)になった。つまり首雄は性闘争によって決まるのではなく、皆の共認によって決まっていた。
皆(他のオスもメスも)、首雄に依存(期待)していたので、他のオスが首雄をうらやんだりすることはもちろんなかった。
この時の人類は、単一集団(20~30人)な為、当然、首雄との関係は親子だったり、兄弟だったりした。つまり近親婚であった。

つまり、極限時代の人類の婚姻性は男の性闘争封鎖+女の首雄への依存(期待)収束によって猿時代と同様、首雄集中婚形態となっていたと言えます。ただし、性闘争封鎖による仲間肯定視、首雄肯定視が、猿と人類では決定的に異なっています。
しかし、これでは首雄以外の男には性の充足がないように感じます、その点はどうなったのでしょう。
引用実現論 [4]

樹上機能を失い、絶望的な状況下に置かれたカタワのサル=人類が、その極限時代五〇〇万年間を生き延びることが出来たのは、性と踊りをはじめとする強力な解脱充足回路を形成し得たからであり、もしそれがなければ、人類は生きる希望を失って早々に絶滅していたであろう。

凄まじい外圧にさらされ、共認機能を唯一の命綱として生き延びてきた人類にとって、仲間との共認充足、解脱充足こそ最大の活力源。
女にとっての最大の解脱充足こそ性であり、男にとっては「踊り」が主要な解脱充足源だったのでしょう。
つまり、極限時代初期の人類は
女(+首雄)=性
男     =踊り
を活力源として生き延びてきた。
言い方を変えれば、「性」も「踊り」も同等の集団に欠かせない活力源だったといえます。このように考えると、首雄集中婚形態における首雄の存在は、(猿のような性闘争の勝者ではなく)集団の期待に応えた「生殖役割」であったと言え、そのことに不満を感じる男などいなかったと考えられます。
このように女(+首雄)=性、男=踊りと言う解脱形態をとってきた極限時代の人類ですが、観念機能獲得(おおよそ200万年頃)によって、期待=応合回路=相手と心が一体化する回路が強化され、新しい充足のあり方として”チャネリングセックス”(=相手と心が一体化することで、雌雄の肉体関係がなくても充足度の高い性充足が得られる)が可能になっていったと考えられます。
引用チャネリング回路の獲得と婚姻様式 [6]

男たちの主要な解脱様式はおそらく歩行訓練を兼ねた踊りであったと思われます。女たちにとっては言うまでも無く性ですが、闘争負担の極めて重いボスが全員に十分な解脱を与える余裕はありません。外圧がより過酷(=存在理由欠乏も強い)でありながら解脱充足は少なく、この時期の女の不全は男に比しても深刻であり、これが後々のチャネリング回路獲得の原動力になった可能性があります。

引用
チャネリング回路獲得後の肉体セックスはボスの役割?

極限時代のチャネリングセックスと婚姻制度の関係はどうなっていたのか?。
 おそらく、生殖としての(=強い子孫を残すための)性は、基本的にボスの役割(≒義務?)として皆に認められていたのではないかと思われます。チャネリングセックスの充足度の方が肉体セックスの充足度よりも大きいとすれば、なおさらその可能性が高く、肉体交接を一定制限しているポリネシアンセックスなどは、それに近い形態だという報告もあります。
 具体的には、まずボスを中心とした全員の間でチャネリングセックスが始まり、女たちは輪番制か欲情度の高さでボスとの肉体的交わりのその日の相手が決定される・・・、他の女たちはそのセックスを周辺で見守りながらチャネリング回路によってより一層エクスタシーを高める・・・、さらにそれを見つめる周辺の男たちにもチャネリングが伝播して集団全体が充足感に包まれていく・・・、こんな状態だったのではないかと私は想像しています。

つまり極限時代後期(観念回路獲得後)の人類は、首雄が「生殖役割」を担いつつ、チャネリングを通して集団皆が性の解脱充足を得られる。
「首雄集中婚+チャネリング」の婚姻形態をとっていたとまとめることができます。この婚姻様式によって、集団全員での充足を得ることが可能となり、人類が極限的な外圧を克服していくための最大の充足基盤となっています。
この極限時代の婚姻様式はその後の外圧状況の変化に応じて無限に組み換えられています。
「本格追求シリーズ2 人類の”性”の本質を探る」の次回の記事は、この無限に婚姻システムを組み替えてきた歴史事実について紹介したいと思います。
現代でも、このチャネリングセックスに真剣に取り組んでいるのが、有名な代々木忠監督です。監督による著作「オープンハート」を読むと、時代を経た我々でもチャネリングできることがわかります。
リンク観念原回路とは、チャネリング回路のことではないか? [7]
リンク代々木忠の「自分とつながるための方法論」 [8]
リンク「男をアゲるインテリジェンス・セックス論」とは?生きる伝説、代々木忠監督が提唱!


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[1] 未開部族の踊り: http://www.nationalgeographic.co.jp/places/places_countryprofile_preview.php?ENLARGE&COUNTRY_ID=6

[2] 実現論: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100

[3] Image: http://bbs.jinruisi.net/blog" target=

[4] 実現論: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=2

[5] 性闘争本能を封鎖していた極限時代の人類の婚姻形態: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=134386

[6] チャネリング回路の獲得と婚姻様式: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=77862

[7] 観念原回路とは、チャネリング回路のことではないか?: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=77772

[8] 代々木忠の「自分とつながるための方法論」: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=77071

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