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古い強制制度は「制度疲労」を起こし自滅する

1970年、豊かさ実現により、社会構造(パラダイム)が大きく変わった。
人々は「飢え」を前提に、力のあるものに従わざるを得ないという、力の原理=本能的条件が無効となったこと。
その結果、力の原理=序列原理で成立している国家権力が、ますます強制圧力(制度・法律)を強めている。
しかし、強制圧力を強めるほどに、現実社会と乖離し、単なる制度圧力として人々を苦しめているのが現在の姿。

あちこちで「制度疲労」が起こっている。
力の原理はもはや働かない以上、国家機構の暴走の果てに、強制制度は自滅するしかない。
主に結婚制度について、ネットから人々の声を拾ってみた。

◆結婚制度について思うこと〜世界から取り残される日本〜(リンク [1]
 厚労省の調査で比較されるこの20年間の各国の変化を見ても、経済大国第3位の我が国の「結婚制度」は、
 明らかに「制度疲労」を起こしている。

◆結婚に代わる未来の制度(リンク [2]
 結婚制度は確かに古くて制度疲労が起きている。
 旧来の感情的な価値観にささえられている結婚制度から感情を抜いたとき、そこに残るのは個別および全体最適のための仕組みである。

◆「年収600万円以上あるのに結婚したがらない男の本音」について考える(リンク [3]
 結婚制度が現代という時代にそぐわず、制度疲労を起こしているのではないかと思います。
 結婚制度も、時代に合わせて変えればよいと思います。

◆そろそろ結婚制度自体を見直したら?(リンク [4]
 世界的に見ても、結婚という制度自体が、もはや明らかに制度疲労を起こしつつある。
 少子化が進む中、子育てにかかるコストの多くの部分は社会全体で負担していくべきものだという考え方が定着すれば、
 子育てのために婚姻関係を継続しなければならない理由は徐々に希薄なものとなっていく。

◆『事実婚 新しい愛の形』(リンク [5]
 なぜ若い男性が結婚したがらないか。
 その最大の理由は、彼らにとって今の日本の婚姻制度が『重すぎる』からである。
 ここまで結婚しない若者が増えてきたということは、従来の結婚制度を見直す時期が来ているのかもしれません。
 日本における結婚制度が制度疲労を起こしているという見方もできるでしょう。

◆ニッポンの働き方と家庭のあり方は問題だらけ(リンク [6]
 男性にとっても、女性にとっても問題の多い働き方と家庭のあり方。
 今、女性が家庭の中で使っている時間をただ就労に回せばよいとうことではなく、日本社会の制度疲労の問題だと思うんです。

◆日本の学校システムはすでに崩壊している。(リンク [7]
 現代の教育システムが、子供たちが社会に出たときに働くその職場環境に果たして合致しているのでしょうか。
 というか、親の世代からして、その親が働く職場環境は、もう日本の学校システムが想定するものとは大きく違ってきてしまっています。
 日本の学校は明治期以来の一方通行型の一斉授業からほとんど変わっていないからです。

 

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