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原始人の自然認識と佐野千遥「大統一理論」~目には見えない、無数のエーテル繊維の繋がり

原始人類の自然認識は、どのようなものだったのか?
その手掛かりとして、佐野千遥氏の大統一理論 [1]を紹介する。

その骨子は、
【1】宇宙~原子を形成するのは、エーテル繊維と磁気単極子(単極磁石)である。
【2】目には見えない、人智を超えた無数のエーテル繊維が繋がって全宇宙は形成されている。
【3】エーテル繊維が凝集したのが磁気単極子という万物を構成する究極の素粒子。
【4】エーテル繊維は螺旋状に運動しており、左巻き螺旋/右巻き螺旋の違いから、磁気のS極/N極、電気のプラス/マイナスを始めとする正反対称性が生まれる。

この宇宙を形成する人智を超えた無数のエーテル繊維の繋がりを、昔の人は「御縁(の糸)」と呼んでいた。
原始人類が万物の背後にみた自然の力(精霊)も、この目には見えないエーテル繊維の力だったのではないだろうか。

以下、佐野千遥氏の大統一理論 [1]を要約したもの。

●現代物理学の根本的な誤り
スミルノフ学派はニュートンの動的作用反作用の法則「F1×v1=-F2×v2」(力×速度が逆向きになる)を全物理学の公理として体系化した。

「正統派」現代物理学は、この法則を忘れ去り、虚偽の理論に陥った。また、実在しない連続実数値を前提とする誤った数学(微積分と確率論)を利用したのが、決定的な誤り。「ビッグバン理論」も「エントロピー単調増大法則」も、誤った数学(微積分・確率論)が導き出した誤謬の理論である。

「エネルギー保存則」も誤っている。永年に亙り大量のエネルギーを放出してきた太陽は、質量が大きく減っているはずだが、それでは惑星を引力で繋ぎとめられないはずである。この矛盾に「エネルギー保存則」を信奉する「正統派」現代物理学は答えられない。
⇒太陽の中に流れ込むエーテルが質量を供給するから、太陽の質量が減らないのである。

宇宙と原子を貫く基礎がエーテル繊維とメービウスの帯と磁気単極子(単極磁石)である。

スミルノフ学派は磁気単極子の生成に成功した。ゼロ磁場を成す超伝導回路をサンドイッチにした両側の左ねじれ/右ねじれメービウスの帯の上に導線を這わせた電磁気的方法で、S極/N極磁気単極子を創り出した。その時に、最も基礎的な物理量である質量、時間の進み、空間体積の3つを全てコントロールできる事を実証した。

そして、「負のエネルギー」の概念を「負の質量」の概念に発展させて磁気単極子の理論を創り出し、太陽の表面の負の質量の黒点から新惑星が打ち上げられる仕組みを解明した。

●原子核と電子、電気力・磁力・重力の構造

【1】エーテル繊維と磁気単極子
エーテルは繊維の形をしている。巻き密度が低いS極系エーテル繊維は左巻き、巻き密度が高いN極系エーテル繊維は右巻き。
エーテル繊維がトグロを巻いて質量粒子=磁気単極子=宇宙唯一の素粒子を成す。

S極磁気単極子はS極系エーテル繊維で宇宙中に繋がっているのに対して、N極系エーテル繊維は途切れ途切れに存在しており、N極磁気単極子はバラバラで繋がっていない。

電子・陽電子の内部には磁気単極子があり、その自転によって単極誘導が起こり、磁気エネルギーが電気エネルギーに転換され、(正の誘電率・正の透磁率の世界では)プラス・マイナスの電荷が生じる。

S極磁気単極子の自転→N極系エーテル繊維=電荷が巻きついたのが電子(表面電荷-)
N極磁気単極子の自転→N極系エーテル繊維=電荷が巻きついたのが陽電子(表面電荷+)
中性子はS-N-Sの磁気単極子、陽子はN-S-Nの磁気単極子である。

原子核の周りのK、L、M、N・・・殻上の軌道電子の数は2個、8個、18個、32個・・・
この数列の階差数列6、10、14・・・が初項6、公差4の等差数列になっている。
初項6は、合計6つの磁気単極子=中性子3(S-N-S)+陽子3(N-S-N)
公差4は、磁気単極子のメービウスの右捻り・左捻り×磁力線の右方向・左方向=4通りに由来する。

【2】磁気はS極系(エントロピー減少)、電気はN極系(エントロピー増大)
電子、陽電子の周りに電荷として巻きついていたN極系エーテル繊維が、空間中で右回転して発生させているのが電場である(S極系エーテル繊維は関与していない)。このN極系エーテル繊維が途切れ途切れで短いため、電場は遠くには働かない。

磁場は電子のS極系質量エーテル繊維が陽電子のN極系質量エーテル繊維を同心円状に包んだもの。宇宙中のS極磁気単極子はS極系エーテル繊維で全て繋がっているので、磁場は長距離に及び、宇宙空間にある全粒子間に作用反作用が働いている。

如何なる物体も自転すればN極、S極を生じる。例えば、地球が自転する時、北極/南極に流れ込んでいくエーテル重力繊維がねじられてエーテル磁気糸となり地磁気が発生する。

原子核内磁気単極子はエーテル磁気糸(磁場)として磁気を周辺に発し、更に宇宙と物体を一直線に貫く重力エーテル繊維を発している。つまり、宇宙の果てまで届く遠隔力である重力場を作り出しているのは、原子核内の磁気単極子である。

また、原子核を強力に結びつける核力や原子核の質量を作り出しているのも、磁気単極子とエーテル繊維である。(原子核に質量が集中しており、電子は陽子や中性子の質量の約2000分の1)

※「正統派」現代物理学は、エントロピー増大要因である電気だけ見て、エントロピー減少要因である磁気を見ない。

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