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人類は同類なしでは生きていけない動物

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画像はこちら [2]からお借りしました

 

さて突然ですが、赤ちゃんは何で泣くのでしょう?

 

  お腹がすいたから?

  オムツが不快だから?

  お母さんが見えなくなったから?

 

ちなみに、一般哺乳類の動物の赤ちゃんは大声で泣かないです。そりゃそうですよね。泣いたら敵に見つかり襲われます。

人類にもっとも近い類人猿≒オランウータンの赤ちゃんも泣かないようです。オランウータンの第一人者である久世さんによると、オランウータンの赤ちゃんはずっとお母さんのお腹に抱きついて、泣くことも駄々をこねることもなく、大人しく母乳を飲んでいるようです。

(詳しくは「日経WOMAN」 [3]をご覧ください)

 

ちなみに、アフリカの原始的な部族の赤ちゃんもあまり泣かないようですね。赤ちゃんとの肌と肌の密着が長く、赤ちゃんはとても安心しているようです。まるで、オランウータンの赤ちゃんと同じような感覚でしょうか。彼らが先進国の子育てを見れば、「赤ちゃんとそのように接していたら、そりゃ泣いて当たり前だよ。」という感覚のようです。

 

 

母親にしろ、兄弟にしろ、仲間にしろ、

同類とのスキンシップがない、同類との交信がない、同類の存在が感じられない。これが一番の苦痛です >< 

だから、刑罰でも一番苦しいのは独房だし、いじめも無視が一番苦痛になる。

「いやいや、自分は一人で引きこもっていても大丈夫。」という声があるかもしれませんが、それでも必ずSNS等で何かしら相手の反応を求めているはず。

 

赤ちゃんも、母親の存在を感じられないと、もう世界が終わったかのように泣くこともありますよね。

また、人類が同類なしではいられない事を如実に物語った話があります。赤ちゃんを実験台にした「フレデリック大王の実験」という産業革命後のヨーロッパで行われた実験で、本当に残酷な実話です。

 

当時ヨーロッパでは捨て子が多くて、それを修道院に入れて修道士が育てました。フレデリック大王はあるとき修道士にマスクをさせて、赤ちゃんが目を見ても一切目を見てはいけない、笑いかけても笑ってはいけない、語りかけてもいけないと、ふれあいを一切しないで赤ちゃんを育てる実験をしたのです。そうしたら、実験が終わらない間に子どもはみんな死んでしまったのです。食や睡眠など本能が例え充たされても、同類との交信がゼロだと人間は死んでしまいます。母子健康協会様 [4]より引用

 

このように、同類の存在が感じられなくなることは人類にとって最大の苦痛であり、逆にいえば同類の存在こそが、最大の活力源であり充足源ということです。他の哺乳類には見られない、人類固有の、かつ最大の特性といってもいいかもしれません。

 

では何で人類は、同類の存在が生死を分かつほど不可欠になったのでしょうか?

その理由に直結する内容が、先日の実現塾で追求され、とても深い気付きがあったので、次回記事にしたいと思います。

 

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