<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
   <title>知られざる人類婚姻史と共同体社会</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/" />
   <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/atom.xml" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2006:/blog/1</id>
   <updated>2008-07-26T14:29:02Z</updated>
   <subtitle>未開部族の婚姻様式などから、人類500万年に亙る共同体社会の原基構造に迫っていきます。</subtitle>
   <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type 3.33-ja</generator>

<entry>
   <title>初期人類は骨を食べていた！vol.６＜番外編＞</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000418.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.418</id>
   
   <published>2008-07-25T06:06:36Z</published>
   <updated>2008-07-26T14:29:02Z</updated>
   
   <summary>＜初期人類は骨を食べていた vol.1 vol.2　vol.3　vol.4＞では...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[＜初期人類は骨を食べていた <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">vol.1</a> <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000409.html">vol.3</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000412.html">vol.4</a>＞では、<span style="color:#6666ff;"><strong>初期人類の食性</strong></span>に関して、紹介させていただきました。そして＜<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000417.html">vol.5</a>＞では、＜番外編＞として、「口と手連合仮説」を補足する意味で、霊長類の口と手の関係を、原猿や小さなサルの事例で紹介させていただきました。

<strong><span style="color:#6666ff;">今回は大型のサル、チンパンジーやゴリラやニホンザルなどでも口と手の形が、食性と関係しているのか</span></strong> :m050:   、<strong>『人はなぜ立ったのか？』『親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－』島泰三著</strong>より、紹介させて頂こうと思います。

外敵のいない樹上生活を手に入れたサルたちも、繁殖したことによって生存圧力は激化し、生き残る為、様々な樹上のニッチ見つけ進化を繰り広げています。今日もそんな<strong><span style="color:#ff3300;">サルたちの凄まじい可能性収束の痕跡</span></strong>を見ていこうと思います。

続きを読む前にぽちっとして、今回は人類史より遙かに昔の６５００万年の旅に出発してみてください。
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
      <![CDATA[<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%89%8B.html','popup','width=263,height=431,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%89%8B-thumb.jpg" width="240" height="393" alt=""Align="right" /></a>
<span style="background:#C8FFFF"><strong>■ニホンザルの場合</strong></span>

右図のように、<span style="color:#6666ff;">ニホンザルの指は人の指によく似ています</span>。しかし<span style="color:#6666ff;">ニホンザルのオスには、大きな犬歯が牙のようにあります</span>。手は似てるけど、歯は違いますね。ニホンザルの指と歯の形も主食と関係しているのでしょうか :m052: 

<strong>＜季節に応じた食性＞</strong>
日本には四季があります。ニホンザルの食べ物は季節によってどんどん移り変わっていきます。<span style="color:#6666ff;">移り変わる食べ物を同じ歯と指で食べる</span>のだから、それは<span style="color:#6666ff;">万能の道具</span>になっているはずです。それが一見、人に似た普通の手の秘密なのだろうか :m052: 
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%A3%9F%E6%80%A71.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%A3%9F%E6%80%A71.html','popup','width=563,height=910,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%A3%9F%E6%80%A7-thumb.jpg" width="200" height="322" alt="" /></a>
上図のように、バリエーションにとんでいます。さて共通点はあるのでしょうか :m052: 
よく見ていただくとわかると思いますが、小さいものが多いですよね。カキや栗は大きいけどニホンザルはイネやシイの実など小さな物を食べるのが得意なんです。<span style="color:#6666ff;">ニホンザルの親指の指先の骨は人間に比べるとややとがっていて、小さな食べ物をつまみとることができる</span>様になっているんです。
そして頑丈な歯は、小さな種子をガリガリかんだり、冬の固い木の芽をかじるのに適した歯になっているんです。
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%89%8B%EF%BC%922.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%89%8B%EF%BC%922.html','popup','width=268,height=376,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%89%8B%EF%BC%92-thumb.jpg" width="240" height="337" alt=""Align="right" /></a>


<span style="background:#C8FFFF"><strong>■チンパンジーの場合</strong></span>

<strong>＜チンパンジーの手＞</strong>
<span style="color:#6666ff;">チンパンジーの手は、人間の手と比べると、指の太さは2倍もありそうなほど太く、しかも長い</span>です。しかし<span style="color:#6666ff;">親指はずいぶん短い</span>んです。チンパンジーは足に比べると手が長くて、その長い手をいっぱいに伸ばして枝先の果実をとって食べます。指が長いのはそのためだとわかりますが、親指がこうまで短いのは何故なんでしょう :m052: 
その答えは、チンパンジーの住む環境にあります。チンパンジーの森の大木には様々なツルが縦横に橋を渡しています。チンパンジーたちはこの網の中を自由に移動していきます。ヒョウが住み、猛毒のコブラが何種類もいるチンパンジーの森では、この<span style="color:#6666ff;">ツルのネットワークは安全地帯</span>となっているのです。
<span style="color:#6666ff;">チンパンジーはこのツルに指先を引っ掛けて、するっとはずして先へ進みます。そのため移動において親指はあまり必要ではない</span>のです。

<strong>＜チンパンジーの歯＞</strong>
チンパンジーにはとがった犬歯があります。オレンジや夏みかんのような固い皮をむくとき、人間の手は不便で、ナイフとかで切れ込みを入れないと、固い皮をむくのは難しいですよね。
チンパンジーが食べるイロンボの果実の皮も固いため、チンパンジーたちはそのとがった犬歯を使い皮をむきます。<span style="color:#6666ff;">果実を食べるサルたちはみんな、とがった犬歯を持っている</span>んです。

<span style="color:#6666ff;">チンパンジーの歯と指の形は、その主食となる特別なツルの森の果実を食べるための道具</span>なのです。

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%89%8B.html','popup','width=378,height=474,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%89%8B-thumb.jpg" width="240" height="301" alt=""Align="right" /></a>

<strong><span style="background:#C8FFFF">■ゴリラの場合</span></strong>

チンパンジーと同じ仲間でも右図のように<span style="color:#6666ff;">ゴリラの手はグローブのよう</span>ですよね。ゴリラはやぶの中に座り込んで、あたりのツル（日本のヤエムグラのような植物）を引っ張って、口で皮をしごいてはツルの皮をまるめて食べます。<span style="color:#6666ff;">トゲのあるツルを引っ張り寄せるためには、グローブのような分厚い皮の手としっかり握る太い親指が大切な道具</span>になるのです。

先に紹介した<span style="color:#6666ff;">チンパンジーは枝先の果実を引き寄せて、熟したものをつまんで食べるので、親指でしっかり握る必要</span>がないのです。

<span style="color:#6666ff;">親指の太さは握り締める力の大きさを示している</span>のです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

少し＜番外編＞が長くなってしまいましたが、霊長類において手と口が、つまり指の形と歯の形が主食を決定している事がわかっていただけたでしょうか :m052: 

<strong><span style="color:#ff3300;">島泰三さんの「口と手連合仮説」によって、初期人類は骨を食べていたことが実証されたのではないでしょうか</span></strong> :m051:  :m034: 

さて、いよいよ次回は、<span style="color:#ff3300;">直立二足歩行の謎</span>に迫ってみたいと思います。
<strong>骨を食べていた初期人類はなぜ直立二足歩行になっていったのか</strong> :m050: 
次回、好御期待ください :m027:  :m034: 



]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>初期人類は骨を食べていた！vol.５＜番外編＞</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000417.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.417</id>
   
   <published>2008-07-24T13:58:16Z</published>
   <updated>2008-07-26T14:23:22Z</updated>
   
   <summary>＜初期人類は骨を食べていた vol.1 vol.2　vol.3　vol.4＞では...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[＜初期人類は骨を食べていた <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">vol.1</a> <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000409.html">vol.3</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000412.html">vol.4</a>＞では、<strong><span style="color:#6666ff;">初期人類の食性</span></strong>に関して、紹介させていただきました。今回は＜番外編＞として「口と手連合仮説」を補足する意味で、<strong><span style="color:#6666ff;">他の霊長類の口と手の関係が、いかに食性と関係しているのか</span></strong> :m050: <strong>、『人はなぜ立ったのか？』『親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－』島泰三著</strong>より、様々な事例を紹介させて頂こうと思います。

外敵のいない樹上生活を手に入れたサルたちも、繁殖したことによって生存圧力は激化し、生き残る為、様々な樹上のニッチ見つけ進化を繰り広げています。今日はそんな<strong><span style="color:#ff3300;">サルたちの凄まじい可能性収束の痕跡</span></strong>を見ていこうと思います。

続きを読む前にぽちっとして、今回は人類史より遙かに昔の６５００万年の旅に出発してみてください。
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
      <![CDATA[<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%89%8B.html','popup','width=342,height=945,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%89%8B-thumb.jpg" width="205" height="566" alt=""Align="right" /></a>

<strong><span style="background:#C8FFFF">■アイアイの場合</span></strong>

アイアイは、ビワの実ほどの大きさのラミーの果実をもぎとって、果肉をかじり、はぎとり、クルミほどの大きさの種子の固いからを、頑丈な歯で削り穴を開け、その穴に細い中指を差し込んで、梅干の天神様にあたる「仁」をすくい取って食べます。

なんと、<span style="color:#6666ff;">果実を捨てて、わざわざ種子の固いからを削って、その中の小さな食べ物をかき出して食べる</span>んです。
な、なんでまたこんな食べにくいものを・・・・ :m052: 

<strong>＜アイアイの口＞</strong>
下図の<span style="color:#6666ff;">アイアイのとても頑丈な、伸び続ける歯は、このラミーの種子の殻を削り、穴を開ける為の道具</span>なんです。
またアイアイの歯には驚異的な特徴があります。
下あごのとがった前歯（切歯）が左右別々に動くんです。種子のからを削るのは片方の歯だけでやって、その割れ目に両方の歯をそろえて入れて、からの一部をポンと開いて穴をつくるのです。

固い物を削る為には、刃先が薄く鋭い刃物の方が楽だけど、力をかける為には厚くなければ折れてしまいます。
<span style="color:#6666ff;">アイアイは「削る事」と「割り開ける事」という、別の作業をひとつの口で出来る</span>のです。

<strong>＜アイアイの手＞</strong>
ラミーのからに穴を開けたからといっても中身を取り出すのは至難の技です。
そこで登場するのが、アイアイの手ですが、右図を見ていただくとわかるように、幅１ミリほどの爪がついた<span style="color:#6666ff;">アイアイの中指の根もとには、指が回転できる関節ある</span>んです。ちょうど人間の肩の関節のようになっているのです。

<span style="color:#6666ff;">アイアイの太い親指は、歯で削る時に小さな種をしっかりと固定する役割</span>を果たしています。
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%8F%A3.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%8F%A3.html','popup','width=832,height=434,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%8F%A3-thumb.jpg" width="450" height="234" alt="" /></a>




<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%81%AE%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%81%AE%E6%89%8B.html','popup','width=240,height=210,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%81%AE%E6%89%8B-thumb.jpg" width="240" height="210"alt=""Align="right" /></a> 

<strong><span style="background:#C8FFFF">■アンワンティボの場合</span></strong>

<strong><span style="color:#ff3300;">さて問題です。アンワンティボのこの手を見て、どんな主食だかわかりますか </span></strong>:m052: 
<span style="color:#009933;">ヒント：アンワンティボは体長３０ｃｍ、体重４００ｇ、手の大きさは５ｃｍ。握りしめるものの大きさは、最大で直径２ｃｍです。さてなんでしょう :m052: </span>

<span style="color:#ff3300;">正解は「毛虫」でした。</span>
アンワンティボは毛虫を食べる為に、毛虫の体を両手で１０～２０秒マッサージします。<span style="color:#6666ff;">アンワンティボの向き合った２つの突起は、毛虫の毛をこそぎ取る道具</span>なのです。そして<span style="color:#6666ff;">きゃしゃなあごのわりに大きな臼歯はゴム質の皮をかみ破る道具</span>となっています。
他のサルたちも毛虫を食べますが、アンワンティボは他のサルたちがいやがる、毛がチカチカする毒のある毛虫を食べるのです。

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%96%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%89%8B1.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%96%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%89%8B1.html','popup','width=267,height=344,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%96%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%89%8B-thumb.jpg" width="267" height="344" alt=""Align="right" /></a>

<strong><span style="background:#C8FFFF">■コロブスの場合</span></strong>

右図を見ておわかりのように、その手は不思議で、<span style="color:#6666ff;">親指が「ちぎれた」ようなあと</span>しかありません。コロブスの名前は、ギリシャ語で「ちぎれた」という意味なんです。コロブスは、草や葉を食べる動物で、歯は大きくて丈夫で、胃や腸は複雑で長いため、大きなおなかをしています。
<strong><span style="color:#ff3300;">さて問題です。コロブスの主食が木の葉だというのはわかりましたが、なぜ親指がないのでしょう </span></strong>:m052: 
<span style="color:#009933;">ヒント：アビシニアコロブスは体重１０ｋｇで、手の大きさは１５ｃｍ。高い木の上で鹿やウサギのようにとび跳ねて、枝を引き寄せて木の葉を食べます。さて親指がないのはなんででしょう :m052: </span>

<span style="color:#ff3300;">正解は「枝を引き寄せるときに邪魔」になるからなんです。</span>果実を食べるサルたちは、熟した果実を選んで食べなければならないので、親指と他の指で枝をしっかりつかんで枝をひねって果実を探します。しかし、木の葉を食べるときには枝を引き寄せるだけでいい。<span style="color:#6666ff;">親指はしっかりにぎりしめて、にぎった物を止めるための道具だから、枝先を引き寄せるだけの為には邪魔になる</span>のです。
密林の木々のいちばん高いところで木の葉を食べるコロブスたちにとっては、枝をひきよせる手には親指はないほうが都合がいいのです。

おそらくコロブスたちが住んでいる不安定な樹上では、飛び降りたり、ジャンプするときに枝やツルを<span style="color:#6666ff;">親指とか他の指でにぎりしめると、親指を骨折する</span>ことになります。他の指と向き合う親指で物を握ると、体の動きを止めてしまうことにもなります。こうしたことで「ちぎれた」ような親指になったと思われます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

すいません :cry: 、一話で終わらせるはずの＜番外編＞だったのですが、ちょっと長くなってしまっています。

サルって外敵のいない樹上生活を手に入れたと思われていたかもしれませんが、実は<strong><span style="color:#ff3300;">樹上でも生存をめぐり、ニッチを見つけ出し、様々な生存競争が繰り広げられ、様々に進化ている</span></strong>事が少しお解りいただけたのではないかと思います。

ですが、おそらく、原猿や小さなサルはわかったけど、もっと普通のサルたちはどうなん :m052: って思われていると思います。チンパンジーとかゴリラとかは別じゃないの :m052: って・・・。

ということでvol,６では＜番外編２＞としてチンパンジーやゴリラをみてみたいと思います。

もうしばらく、<strong>直立二足歩行の謎</strong>については、お待ちいただいてお付き合いください  :m027:  :m034: 





]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>哺乳類　メス同士の結びつきから群れ社会が生じた必然性</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000416.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.416</id>
   
   <published>2008-07-17T15:07:04Z</published>
   <updated>2008-07-18T09:21:15Z</updated>
   
   <summary>哺乳類の群れ社会の原型は、メス（母親）とその娘を核にした母系的な結びつき　で紹介...</summary>
   <author>
      <name>okatti</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000403.html" target="_blank">哺乳類の群れ社会の原型は、メス（母親）とその娘を核にした母系的な結びつき</a>　で紹介されていたように、以下の論点は重要です。

＞<span style="color:#800080;">ペア型</span>は子どもの分散を前提に成立する社会であり、それ自体がひとつの完結系であるので、<span style="color:#800080;">集団化の諸端にはなりにくい</span>。哺乳類の群れ社会の主流は、<span style="color:#ff3300;">メスの血縁的な結びつき</span>から出発し、餌の量や分布、天敵の圧力といったさまざまな生態的条件と結びついて<span style="color:#ff3300;">複数のメス群が合流</span>し、その上に高い繁殖成功度を求めて<span style="color:#6666ff;">オスが加わり</span>、多様で複雑な群れ社会が構築されていった。

霊長類学では、<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000386.html"target="_blank">霊長類学の家族の起源２　霊長類の社会構造</a>　にあるように、<span style="color:#800080;">ペア型から類人猿の群れへと進化</span>したと考えられており、哺乳類と異なっています。また<span style="color:#6666ff;">非母系</span>であることも、真猿の主流は母系集団なので特殊です。

類人猿の社会を検証するためにも、哺乳類の「メス同士の結合から群れ社会が生じた」必然性を見ておきたいと思います。『哺乳類の生物学４～社会』（三浦慎吾著、東京大学出版会　1998）より。

応援よろしく :m030: 　ｂｙ岡
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank" id="blog.with2"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a>　　<a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a>]]>
      <![CDATA[　*******************（以下、要約）********************
哺乳類の群れ社会の成立には、<span style="color:#6666ff;">分散</span>の問題が深く関係している。メスが生まれた子供を、性に関わりなくホームレンジ（行動圏）から外へはじき出せば群れ社会は成立しない。しかし、何らかの理由で分散が遅れたり、分散しないことになれば、群れ社会ができる土壌が生まれる。もともと<span style="color:#ff3300;">メス</span>には、生まれた土地にとどまる<span style="color:#ff3300;">定留性</span>（または残留性）が強く存在する。

それは何故か？オスとメスの適応度の違いに立ち返って考えてみよう。

メスの適応度は自分の子どもを直接産むことで実現される。繁殖には大きなコストがかかるから、産み出すことのできる子どもの数には限度がある。だから繁殖のチャンスがあれば確実に捉え、成功させていかなくてはならない。メスの繁殖の成否は、なんといってもエネルギーを供給するホームレンジの資源量（食物量）に影響されるだろう。従って、メスにとって最も大切なことは、豊かな資源をもつ土地と安定して継続的に結びつくこと、言い換えれば、<span style="color:#ff3300;">良好なホームレンジを確保し続けること</span>であろう。これが<span style="color:#ff3300;">メスの生活原理</span>である。

そこでもし、<span style="color:#ff3300;">資源が豊富に存在</span>し、複数の個体の生存を許容できるような条件が生まれるとすれば、どのようなことが起こるだろうか。
第一に、母親は自分のホームレンジに娘をとどまらせようとするだろう。遺伝子の一部を共有している娘を優遇することは自己の適応度の増加に確実につながるからである。第二に、娘もまた母親のホームレンジにとどまろうとするだろう。何故なら、母親のホームレンジは自分が生まれ育った、間違いなく実績ある土地だからである。
この二つの相乗効果によって、母親は娘と同じホームレンジを共有するようになる。やがて日常的な相互作用を通じて、<span style="color:#ff3300;">母親と娘との血縁的な結合（クラン）へと成長</span>していく。

これに対してオスは、もともと土地や資源との結びつきが希薄である。何故なら、これらはオスの繁殖成功には直接的に影響を与えないからである。
オスは、メスに比べると繁殖のコストがはるかに少なく、繰り返し何度でも繁殖に参加できる高い能力をもっている。オスの繁殖の成否は、交尾相手であるメスの数や交尾の回数に依存している。その意味で、<span style="color:#6666ff;">オスの適応度の源泉</span>は土地ではなく<span style="color:#6666ff;">メスにある</span>。

オスはより多くのメスを獲得し、交尾機会を増やすには、出生地を出て、新天地を求める必要がある。何故なら、出生地にとどまることは父親との競争が避けられない。特に若い個体にとっては、父親を排除できる力はない。同時に父親も誰であろうと若い競争者はできるだけ排除しようとする。

一方母親にとっては、息子を優遇することに利益はない。逆に資源の消費者であると同時に、交尾相手として近親交配の危険をはらむというマイナスさえある。このように、オスの子どもの分散は必然性があり、結果として母親との近親交配を回避することにもつながっている。

こうしてオスの子どもは、ほぼすべての哺乳類で、性的成熟に達する前後に、自分の出生地を切り捨てるように<span style="color:#6666ff;">長距離の分散</span>を行う。それは両親との対立を契機にしているというより、子ども自身の自立性、自発性にもとづく、適応度を高めるための旅のように見える。

群れ社会と単独社会の間には、その後の協同行動の展開という意味では大きな隔たりがあるが、ほんのわずかに過ぎない。それは、適応度の性差にもとづくメスの子どもの分散様式の違いに由来している。<span style="color:#ff3300;">メスの子どものホームレンジが母親のホームレンジと重なったり、隣接して確立される傾向が強い</span>ことは、群れ社会が成立する以前の単独性社会にも広く見られる。
<span style="color:#ff3300;"><strong>群れ社会の萌芽はすでに単独性社会の中に形成されている</strong></span>のである。
　*******************（要約おわり）********************

図式化すると以下のようになります。

単独―┬→母・娘同居―→複数の母・娘群合流―→さらにオス同居の群れへ
　　　 　└→ペア（完結系）

単独といっても授乳段階は母・子集団（生殖集団＝家族の起源）を形成しており、思春期になると子をはじき出す―→次に、子のうち息子だけをはじき出し、娘はそのまま残留すれば、母・娘集団が形成される。
確かにこの変化は、資源量の豊富さでスムースに移行できそうです。

一方、ペア型は父・母同居で、授乳段階は父・母＋子の集団で、思春期になれば子をはじき出す。はじき出された子は新たなペアを形成する。
これはかなり完結した形態ですね。

これから集団化、例えば娘だけを残留させれば、息子だけが分散し、いずれ息子の誰かがどこかの集団の父と交代する。
これは、ペア＝父・母の結びつきから―→集団化＝父・母の結びつき＋母・娘の結びつきの2つの結合軸が存在する集団に移行することになり、原理的に複雑化する、または中心が母・娘の結びつきに移行してしまう可能性があります。
やはり、ペア型からの集団化は困難を伴いそうです。

では、類人猿はこの困難をどう克服したのでしょうか？または本当にペア型から集団化したのでしょうか？再整理する必要があるようです。
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>日本の婚姻制度は、どのように変遷してきたのか？（江戸～明治～大正～昭和～平成）</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000415.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.415</id>
   
   <published>2008-07-17T13:39:54Z</published>
   <updated>2008-07-19T10:27:25Z</updated>
   
   <summary> :m143: 江戸時代の大衆・農民は、若衆宿や娘宿があり夜這い婚による総偶婚だ...</summary>
   <author>
      <name>koukei</name>
      
   </author>
         <category term="Ｅ 8　日本" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[ :m143: 江戸時代の大衆・農民は、若衆宿や娘宿があり夜這い婚による総偶婚だった。

が、明治からどのようにして現在の結婚様式に成ってきたのか？知っていますか？

 :m143: 意外と分かっていないので、仲間と話合ってみました。

今回を始めとして、数回のシリーズ予定で順を追って，追求してみたいと思います。

 :m143: ご期待ください。

↓ポチットお願いします。
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/in/073662.html" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a>
]]>
      <![CDATA[<img alt="prev_hiroshigetoons.jpg" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/prev_hiroshigetoons.jpg" width="500" height="234" />

 :m147: 最初は江戸時代の婚姻制度です。江戸時代は、テレビの時代劇で放映されているので、現代と同じだと思いがちですが、本当は全く違っています。どう違っていたのでしょうか。

 :m147: 江戸時代は、士農工商の身分制度です。各層で婚姻制度が違っています。

 :m121:<span style="color:#ff3300;"><strong> 武士層（≒支配者層）</span></strong>　武士は厳格な一対婚です。儒教の影響を強く受けて、「藩主」に仕えて「家」を守る事を旨とした。結婚は、許婚や親が決めた相手と結婚します。家を継いでいく血族を大切する為にも、貞操観念も強くもっていた。

 :m122: <span style="color:#ff3300;"><strong>農民層（≒比率としては殆どの日本人）</span></strong>　地方ごとに変化はありますが、若者・娘は褌（ふんどし）祝、鉄漿（おはぐろ）の年頃になると、若衆宿や、娘宿に集まって男女が交流した。

夜這いも含めて決められたルールの中で、恋愛、性、そして結婚相手を決めるそして、その相手の承認は若衆宿が行い大人も追認する。結婚前の恋愛時代があり、貞操観念はほとんど無かった。

結婚は恋愛感情よりも現実生活であった。嫁は集団から働き手として貴重な労働力として期待され、将来の労働力・跡継ぎとなる子供を生んでくれる事も期待されて結婚した。

 :m123: <span style="color:#ff3300;"><strong>工商層（≒都市住民）</span></strong>元々は地方の田舎出身。ですから、田舎の夜這い文化を引き継いでる。（貞操観念は弱い）長屋の住民は大家の管理下で共同生活して、見合いや恋愛で結婚していた。

女性も職業を持っていて男と同等の権利を所有し、離婚の結構多かった。貞操観念は少ない。

しかし、金持ち商人は武家社会文化（一対婚、貞操観念）を高級文化として志向し、娘を武家に働きに出したりのした。

俯瞰すると江戸時代の婚姻制度は、
<span style="color:#ff3300;"> :m162: <strong><u>儒教文化からの一対婚（支配者層）</strong></u>と　 :m162: <strong><u>夜這い～総偶婚（大衆）</u></strong></span>の二重構造であったようです。

 :m149: その後、開放的な性文化（夜這い、若衆宿、娘宿）は，欧米人から非文化的であると非難されました。
近代化を目指した明治政府は、慌ててこの大衆の婚姻制度【夜這い～総偶婚】を消し去ろうとします。

  :m269:  次回に　つづく  :m270: 
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>沖縄に伝わる一人前の女性の資格行事</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000414.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.414</id>
   
   <published>2008-07-15T14:00:00Z</published>
   <updated>2008-07-15T14:13:39Z</updated>
   
   <summary>世界各地には一人前と認めてもらうための資格試験のような行事があちこちに存在してい...</summary>
   <author>
      <name>saah</name>
      
   </author>
         <category term="Ｅ 8　日本" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[世界各地には一人前と認めてもらうための資格試験のような行事があちこちに存在しています。ただ、その多くは男性の為のものが多く、<span style="background:#A4FFA4">『勇者』 :tikara: としての資格試験</span>が多いように思います。

今日は日本の沖縄に伝わる、<span style="color:#ff3300;"><strong>女性の為の一人前の資格試験</strong></span> :m101: と思われる行事について紹介したいと思います。場所は沖縄の本島から離れた久高島と言うところに伝わる「いざいほう」と言う行事です。

先に進む前に今日も応援をお願いよろしくお願いします。
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a><a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a>

]]>
      <![CDATA[<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/izaihoo.jpg"><img alt="izaihoo.jpg" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/izaihoo-thumb.jpg" width="200" height="321" /></a>（「<a href="http://www.kudakajima.jp/">神の島久高島</a>」より拝借）

以下、池田弥三郎著、「性の民俗誌」より引用です
<blockquote><span style="color:#009933;">本島から離れた久高島には、いざいほうという、十二年目ごとに行われる行事がある。島中の処女をかみあしゃげという神聖な場所に集め、そこに設置した、高さ二尺(約60センチ）、長さ二間(約4メートル）ばかり、幅一尺五寸(約45センチ)くらいの橋を渡らせる。ところが、すでに処女でないものはこの橋を渡り終えることが出来ず、落ちて死ぬと言われている。それで身に覚えのある処女は、その行事以前に身を隠してしまうか、それをしいて知らぬ顔で押し通そうとするかする。けれども信仰に支えられているからだろう、しいて渡るものはわずか二尺ほどの橋から落ちて気絶する者さえある、と言うのである。このいざいほうの行事こそ、神に仕える資格の有無テストであったと見ていいだろう。
ここまで話が進んでくると、これは結局、一人前の女性となるためのテスト、すなわち、成女戒といわれるものの話に踏み込んでくるが、それは先にゆずって、似たような行事の内地のほうにおける残存を求めると、『伊勢物語』以来有名な「鍋かぶり祭り」がそれであろう。</span></blockquote>(引用終わり）


たかだか二尺（約60センチ）の高さの橋から落ちて気絶すると言うくらい、『言い伝え通り、処女でない自分はここから落ちて死ぬかも』と言う信仰心から来る思い込みの強さは相当なものだったようです。 :shock: 

それはともかく、この地方では「いざいほう」と言う行事を通って初めて神に仕える資格が出来、一人前の女性として認められたわけですね。 :m102: 

『いざいほう』の意味は以下のような意味らしいです。
<blockquote><span style="color:#009933;">沖縄県久高(くだか)島で、午年(うまどし)に行われる神女加入儀礼。島出身の女性あるいは島の男性に嫁した女性が三〇歳になると参加する。</span></blockquote>
（<a href="http://dictionary.goo.ne.jp/search/0087430-0000/jn/5/">リンク</a>）

このように年齢も含めて一人前とみなす機会として、神聖な場所に「有資格者｣である女性たちが集められ、みなの前でその資格があることを披露する風習だったようです。
また神に仕えることが出来るのは一般に<span style="font-size:130%;"><span style="color:#CC6600;">女性のみ</span></span>であったようで、そのことは当時の建物にも現れています。
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%B9%85%E9%AB%98%E5%B3%B602.jpg"><img alt="%E4%B9%85%E9%AB%98%E5%B3%B602.jpg" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%B9%85%E9%AB%98%E5%B3%B602-thumb.jpg" width="174" height="160" /></a>

以下、折口信夫著　『<a href="http://mobile.seisyun.net/cgi/bgate/000933__18391_22335/344/">琉球の宗教</a>』より引用。
<blockquote><span style="color:#009933;">御嶽は、神人（カミンチユ）の外は入れない地方と、女ならば出入を自由にしてあるところとがある。女には、神人となる事の出来る資格を認めるからと思はれる。どの地方でも、男は絶対に禁止である。島尻の斎場（サイフア）御嶽でも、近年までは、女装を学ばねば這入れぬ事になつてゐた。
大きな御嶽（オタケ）なら、其中に、別に歌舞（アソビ）をする場処がある。久高の仲の御嶽（オタケ）の如きが其である。併し多くは、其為に神あしゃげがある。神あしゃげ多くは、神あさぎと言ふ。神あしあげの音転である。建て物の様式から出た名であらう。</span></blockquote>
(引用終わり）

このように神に仕える神聖な場所へは<span style="font-size:130%;"><span style="color:#CC6600;">男性は立ち入り禁止</span></span>であり、神に仕えることの出来る女性のみが入ることを許されたと言う場所、それが先に出てきた『かみあしゃげ』だったようですね。

しかしいつの時代にも出てくる、<span style="background:#FFE3E3">『処女』の神秘性</span>はどこから来るのでしょうか？
処女でない女性は橋から落ちるからと、事前に身を隠してしまうなどという出来事はだいぶ後になってからではないかと思いますが、そもそもこの行事が定着した頃の処女であることの理由とはなんだったのでしょうか？

]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>初期人類は骨を食べていた！vol.４</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000412.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.412</id>
   
   <published>2008-07-12T01:51:05Z</published>
   <updated>2008-07-13T07:00:29Z</updated>
   
   <summary>＜初期人類は骨を食べていた vol.1  vol.2　vol.3＞に続き、初期人...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[＜初期人類は骨を食べていた <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">vol.1</a>  <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000409.html">vol.3</a>＞に続き、<span style="color:#6666ff;">初期人類の食性</span>に関して、『人はなぜ立ったのか？』『親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－』島泰三著より紹介させて頂こうと思います。

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">vol.1</a>で、<strong>初期人類が生存していたアフリカのサバンナでは、<span style="color:#ff3300;">昼の炎天下</span> :m005: の中で行動すれば、比較的に大型獣に襲われる危険から回避でき、栄養価の高く、競合相手のいない自然界のニッチとしての骨を採取できることがわかったと思います。</strong>

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a>では、<strong>霊長類の中でも人類は、硬くて靭性の優れた分厚いエナメル質の<span style="color:#ff3300;">特殊な歯</span> :m251: を持っていることがわかったと思います。</strong>

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000409.html">vol.3</a>では、<strong>犬歯が大きくない代わりに、上下、左右、前後、回転といった感じに<span style="color:#ff3300;">自在に動かせるあご </span>:m252: を人類は獲得し、骨をすり潰すことができるようになり、骨食が可能になったとこがわかったと思います。</strong>

しかし、骨を砕かないと口に入れることができません。
いよいよ手の登場です。今日は<span style="color:#ff3300;">手の秘密</span>に迫ってみようと思います。

続きを読む前にぽちっとして、500万年の旅に出発してください。
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a><a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
      <![CDATA[大型の肉食獣でさえ見捨てた骨、これを口に入れるためには、骨を砕く必要が出てきます :m051: 
便利な包丁はありません。どうしましょう :m052: 

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E7%9F%B3%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E7%9F%B3%E6%89%8B.html','popup','width=544,height=460,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E7%9F%B3%E6%89%8B-thumb.jpg" width="180" height="152" alt=""Align="right" /></a>
<span style="background:#C8FFFF"><strong>■骨を砕く道具はあるのか？</strong></span>

その手の基本的な機能は、その手のもっともリラックスした形がつくる空間に入れる物体を想像すれば見えてきます。親指と人差し指は近くにあります。親指の付け根はすこし盛り上がって小指と向かい合っていますよね。
この空間にピタッと入るものはなんでしょう :m052: 

そうです。<span style="color:#6666ff;">下に向かって大きくなる石</span>です。
そういう石だったら重心が下にあるので振り下ろすとき力をかけやすいですよね。このとき<span style="color:#6666ff;">親指は石が手から離れないようにしっかり握る役目、ストッパーの役目</span>を果たしてくれています。そのため人類には強靭な親指が必要になります。
vol.1で書きましたが人類の太い親指は、そんな<span style="color:#ff3300;">秘密</span>があります。

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%89%8B.html','popup','width=154,height=210,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%89%8B-thumb.jpg" width="180" height="245" alt=""Align="right" /></a>
<span style="background:#C8FFFF"><strong>■人類ってそんなに親指太いの？</strong></span>

vol.1で霊長類のさまざまな手の形を紹介しましたが、絵を見ても今ひとつピンと来ない方も多いかもしれません。
どのくらい人類の親指って太いのか検証してみたいと思います。
親指の太さ（親指の付け根の骨の、長さに対する幅の割合）を調べてみると、1位はアイアイで４０％にもなります。
これに続く<span style="color:#6666ff;">2位が人類</span>になります。

人類の中でもっとも太いのはネアンデルタール人で３２％、ホモ・エレクトゥス（原人）や現在の人では３０％となっています。その次がゴリラや初期の人類アウストラロピテクス・アファレンシス、そしてオカキザル（２６％）となります。チンパンジーは意外と細く２３％ほどなのです。

ここには、親指の太い霊長類の食性には共通項が存在します。

なんだと思います :m052: 

実は、食べ物を食べるために、<span style="color:#6666ff;">ひっぱたり、叩きつけたりして食べる霊長類たち</span>なんです。

<span style="background:#C8FFFF"><strong>■「口と手連合仮説」</strong></span>

<span style="color:#6666ff;"><strong>初期人類の手と歯は、骨を主食にする為に必要不可欠の条件をすべて満たしています。</strong>

どんな大きな骨でも砕くことができる石を握りしめる<strong>大きな親指</strong>のある手と、硬度４の骨を砕いてすり潰すことのできる硬度７（水晶と同じ硬さ！）の<strong>エナメル質に厚く覆われた歯</strong>によって、前後左右上下のすり潰し運動を可能にした<strong>平らな歯列</strong>こそが、<span style="color:#ff3300;"><strong>初期人類の主食である骨を開発した道具セット</strong></span>なのです。</span>

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

これで<strong>手と口が、つまり指の形と歯の形が主食を決定している</strong>事がわかったと思います。

・・・・まだ納得いかない :m052: ・・・・わかりました :-) 。

次に、この<strong>骨食と直立二足歩行の関係</strong>にいよいよ迫ろうと思っていましたが、（番外編）として、vol.5では他の霊長類の口と手の関係が、いかに食性と関係しているか、紹介させていただこうと思います。

サルって外敵のいない樹上生活を手に入れたと思われていますよね。
実は<strong>樹上でも生存をめぐり、ニッチを見つけ出し、生存競争が繰り広げられている</strong>んです。

次回は、そんな霊長類の可能性収束を紹介させていただこうと思います。
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>アフリカという【逆境】の地が人類進化の源泉</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000413.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.413</id>
   
   <published>2008-07-10T14:07:42Z</published>
   <updated>2008-07-11T02:42:36Z</updated>
   
   <summary>これまでの投稿では、人類登場～進化系統～地球上各地への拡散までの大きな流れを追っ...</summary>
   <author>
      <name>nandeyanen</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[これまでの投稿では、人類登場～進化系統～地球上各地への拡散までの大きな流れを追ってきました。　大きなポイントは以下の４点です。

①700万年前～猿人;ｱｳｽﾄﾗﾛﾋﾟﾃｸｽ～ｱﾌﾘｶを出た形跡なし～150万年前頃に絶滅

②200万年前～原人;ﾎﾓ･ﾊﾋﾞﾘｽなど　　　　　　　　　～ｱﾌﾘｶでは数十万年前に絶滅
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ～ｱｼﾞｱ･ｽﾝﾀﾞﾗﾝﾄﾞまで拡散～数万年前に絶滅

③ 70万年前～旧人;ﾎﾓ･ﾈｱﾝﾃﾞﾙﾀｰﾚﾝｼｽなど　　　～ｱﾌﾘｶでは十数万年前に絶滅
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ～ｱｼﾞｱ+ﾖｰﾛｯﾊﾟに拡散～数万年前に絶滅

④ 20万年前～新人;ﾎﾓ･ｻﾋﾟｴﾝｽ～１万年前に世界中に拡散～現在世界中に生存

詳しくは<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2007/09/000251.html">『「人類＝カタワのサル」再考』</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2007/12/000311.html">『ミッシングリンクの意味＝奇跡的に生き延びた人類』</a>　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/03/000366.html">『人類拡散の謎～なぜ原人・旧人は死に絶えたか？』</a>を参照してください。

今回は<span style="background:#FFDBA4">「各地に散らばった原人や旧人は死に絶え、アフリカだけで新人に進化できたのはなんで？」</span>に迫ります。

↓現代型サピエンス化石の主な発掘・発見地と拡散の軌跡
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E7%A7%BB%E5%8B%95.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E7%A7%BB%E5%8B%95.html','popup','width=668,height=366,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E7%A7%BB%E5%8B%95.bmp" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E7%A7%BB%E5%8B%95.bmp" width="450" height="250" /></a>
　（九州大学インターネット博物館より借用しました）]]>
      <![CDATA[まず、アフリカ以外に拡散した原人や旧人が死に絶えてしまった原因としては、移動先各地の気候や、食物事情、外敵の存在などの外圧状況や、その変化に適応できなかったということが考えられます。

人類は誕生地アフリカですら、本能不全を抱えたまま奇跡的に生き延びた訳ですから、アフリカとは異なる移動先の外圧状況に、そう簡単に適応できるわけがないでしょう。（アフリカの気候に比較的近かったと思われるスンダランドまで辿り着けたジャワ原人は、数万年前まで生き延びていたようだが、このような幸運？は例外的だったのだろう）

次に、なぜアフリカでは新人に進化でき、さらに新人は各地で適応できたのか？
昨年のなんでや劇場で追求した成果＝仮説を紹介します。

●人類進化の地＝アフリカは、雨季／乾季の差など気候変動が大きい。

→①季節ごとの移動距離が長く外敵も多い→途中で外敵に遭遇する確率が高い
　⇒集団での移動能力と、移動中の外敵防衛力を高める道具進化

→②気候変動により新種のウィルスが次々生まれやすい
　⇒抵抗する免疫力を高める方向に肉体も進化

要は、アフリカが「逆境＝外圧が高い⇒進化可能性収束が強く、進化スピードも速かった」からこそ、各地に散らばった旧人に先駆けて、20万年前には地球上各地に適応できる各種先端機能を備えた「新人」に進化できた。　（私見ですが、移動方向や気候変動を予測～共認するのに必要な、天文や気候、暦などに関わる観念機能が当時の最先端機能だと考えています）

■人類においても生物同様<span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">【逆境こそが進化の源泉】</span></span>ということだと思います。


]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>初期人類は骨を食べていた！vol.３</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000409.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.409</id>
   
   <published>2008-07-09T01:05:01Z</published>
   <updated>2008-07-12T13:33:59Z</updated>
   
   <summary>＜初期人類は骨を食べていた vol.1  vol.2＞に続き、初期人類の食性に関...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[＜<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">初期人類は骨を食べていた vol.1</a>  <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a>＞に続き、<span style="color:#6666ff;">初期人類の食性</span>に関して、『人はなぜ立ったのか？』『親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－』島泰三著より紹介させて頂こうと思います。

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">vol.1</a><strong>で、初期人類が生存していたアフリカのサバンナでは、<span style="color:#ff3300;">昼の炎天下</span> :m005: の中で行動すれば、比較的に大型獣に襲われる危険から回避でき、栄養価の高く、競合相手のいない自然界のニッチとしての骨を採取できることがわかったと思います。</strong>

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a><strong>では、霊長類の中でも人類は、硬くて靭性の優れた分厚いエナメル質の<span style="color:#ff3300;">特殊な歯</span> :m251: を持っていることがわかったと思います。</strong>

骨って食べられるのかな :m049:  って、気がしてきましたよね。
そこで今日は人類の<span style="color:#ff3300;">あごの秘密</span>を交えながら、骨を食べていた初期人類に同化してみたいと思います。

続きを読む前にぽちっとして、500万年の旅に出発してください。
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> 
]]>
      <![CDATA[<span style="background:#C8FFFF"><strong>■骨ってどうやって食べるの？</strong></span>

この点は著者の島泰三さんが実際試みておられます。

<blockquote>愛犬リリーにやろうと買ってきた牛の骨を食べることにした。骨はとても硬いので、包丁の背で何度も叩いて割った。口に入れるほどの大きさに砕くのが大変なのだ。

<span style="color:#6666ff;">骨を歯の間でころがせるほどの大きさにするのが、第一のコツ</span>だ。一度に噛もうとしても、それは難しい。なにしろ骨だから、煮てあっても硬い。

<span style="color:#6666ff;">臼歯の間でコロコロと転がすように砕くのが、第二のコツ</span>だ。こうすると、あれほど硬かった骨も粉々になる。

<span style="color:#6666ff;">第三のコツは、こなごなになった骨を、臼歯をこすりあわせてすりつぶすことである。</span>こうすると、<span style="color:#6666ff;">骨はノリのようにどろどろになる。骨もこうなると喉にひっかかることもなく、楽に飲み込むことができる。</span></blockquote>

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%B8%8B%E6%AD%AF%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%B8%8B%E6%AD%AF%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.html','popup','width=539,height=445,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E4%B8%8B%E6%AD%AF%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC-thumb.jpg" width="269" height="222" alt=""Align="right" /></a>

<span style="background:#C8FFFF"><strong>■骨をすり潰すあごの秘密？</strong></span>

人類のあごの関節には関節を守る包みに遊びがあります。
<span style="color:#6666ff;">あごは上下、左右、前後、そして片側だけを動かして回転させることができます。これこそ人類のあごの特徴なのです。</span>
そういう自由な動きができるためには、歯の並びが平らな面をつくっていなければならないのです。

<span style="color:#ff3300;"><strong>人類にはどうしてそういう道具になる犬歯が必要なかったのでしょう</strong></span>:m052:  <a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html">vol.2</a> 

そうです :m049: <span style="color:#6666ff;">人類にとって犬歯は、必要な道具ではなく、むしろ骨を食べるために邪魔になったのです。</span> :m051: 




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



だんだん骨を食べられる実感がわいてきたと思います。

でも骨を割るための便利な包丁なんて、初期人類にはないですよね。 :-) 

次回は骨を割るための、<strong>人類の手の秘密</strong>に迫ってみたいと思います。
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>東洋と西洋の「遊び」観の違い～日本人の勤勉性について～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000408.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.408</id>
   
   <published>2008-07-08T13:44:27Z</published>
   <updated>2008-07-08T15:58:55Z</updated>
   
   <summary>東洋と西洋。 以前当ブログの記事「日本人：：勤勉性の源泉は何か！？」で、「日本人...</summary>
   <author>
      <name>echo</name>
      
   </author>
         <category term="Ｄ　東洋と西洋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[<span style="color:black"><b>東洋と西洋。</b></span>

以前当ブログの記事<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/01/000336.html"target="_blank">「日本人：：勤勉性の源泉は何か！？」</a>で、「日本人の勤勉性の源泉」について紹介されています。

＞勤勉な性格が１万年かけて形成されたのだとすれば縄文時代まで遡るわけであり、「本源的共同体社会⇒同化能力」を下敷きに「地形的環境⇒生産様式」が複合して、日本人の勤勉性が形成されているのでないでしょうか！＜

今回は、引き続き「日本人の勤勉性の源泉」を探る上で、「遊び」に対する東洋（日本）・西洋の捉え方の違いについて参考になる記事を紹介したいと思います。

↓いつものをヨロシクお願いします。
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキング"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> 
<a href="http://history.blogmura.com/in/073662.html" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ"src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
      <![CDATA[<a href="http://i-debut.org/journal/j_disp.asp?code=129"target="_blank">「あそびのすすめ」（ブログ：[BALL] JOURNAL）</a>より、以下引用させて頂きます。

<blockquote>　旧訳聖書において、人類の祖先アダムとイブが、禁断の実を食べたためにエデンの園という「遊び」の楽園を追い出された。人間はこの罪のために、「労働」をしなければならなかった。「労働」とは人間にとっての罰だったのだ。したがって、一週間に一回の安息日に遊ぶのは当然のことである。（日本文化デザイン会議編「遊びの再発見」紀尾井書房）。

　西洋では、「遊び」と「労働」というように対立したものの考え方（二元論）をする。東洋では、対立したものの考え方よりもすべてを丸く収める考え方（一元論）を好む（尾崎茂雄「アメリカ人と日本人」講談社現代新書）。この考え方の違いが、日本の「遊び」の思想に影響を与えている。たとえば、古代日本には「神遊び」という儀式があった。これは神と人間が「遊び」を通して交流し、五穀豊饒を祈願し、健康や幸福・繁栄を感謝する。「祭り」の原点であり､｢労働」「文化」「生活」の根源が「遊び」に集約されているのだ（樋口清之「遊びと日本人」講談社）。

　また仏教用語に「衆生所遊楽」という言葉がある。これは、人間は遊び楽しむために生まれてきたという思想である。「遊び楽しむ」とは、どんな苦難にあっても生き生きと人生を楽しむように生きるという意味だ(｢仏教哲学大辞典」）。つまり、東洋思想では「遊び」は生き方そのものであって、決して「労働」と対立するものではなかった。ここに明確な一元論が読み取れるのだ。（岩田慶治「人間・遊び・自然」ＮＨＫブックス）

　やがて、日本人は西洋文化とともに、「労働」と「遊び」は対立するものだという二元論を知った。しかも「遊び」は単独行動であり、他人との和を邪魔するという考えが「遊び」の価値を低めてしまった。つまり、西洋の「二元論」で分けられた「遊び」と「労働」が、さらに東洋思想固有の「一元論」のために､｢遊び」は罪悪だとの考えの元に切り捨てられてしまったのである。

　このように東洋の「遊び」観と西洋の「遊び」観は本質的に違う。現代の「遊び」観は、主に「労働」から逃げるための「西洋的な遊び」観である。しかし、現代日本人に望まれる本当の「遊び」とは、流行に乗って商品化されたトレンディーな「遊び」ではなく、自分の人生を生かすための「東洋的な遊び」だと思うのである。</blockquote>


元々、日本人には「労働」と「遊び」は一体のものであった（対立するもではなかった）ようです。ところが、近代化（西洋化）により、「労働」と「遊び」は別物という感覚に変化していきました。これはまさに、村落共同体（農業生産）において「生産」と「消費」の場が一体であったものが、近代化（工業生産への以降）に伴い、都市化→核家族化（村落共同体の解体）によって、生産（企業）と消費（家庭）の場が分断されていった過程と重なります。

元来、日本人にとって「労働」は決して罰などではなく、「労働」は「遊び⇒祭り」とともに一連の活動であり、みんなの期待に応える充足過程そのものだったのではないでしょうか。だからこそ、ひたすら「労働（生産活動）」に収束していったのではないかと考えられます。

このように、「日本人の勤勉な性格」は、遙か縄文時代から本源的な共同体社会における生産活動（充足過程）を通じて育まれてきたのではないでしょうか。

（読んでくれてありがとう。） :-) ]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>初期人類は骨を食べていた！vol.２</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000407.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.407</id>
   
   <published>2008-07-06T13:07:35Z</published>
   <updated>2008-07-12T14:07:37Z</updated>
   
   <summary>＜初期人類は骨を食べていたvol.1＞に続き、初期人類の食性に関して、『人はなぜ...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[＜<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">初期人類は骨を食べていたvol.1</a>＞に続き、<span style="color:#6666ff;">初期人類の食性</span>に関して、『人はなぜ立ったのか？』『親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－』島泰三著より、紹介させて頂こうと思います。

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html">vol.1</a>で、<strong>初期人類が生存していたアフリカのサバンナでは、<span style="color:#ff3300;">昼の炎天下</span> :m005: の中で行動すれば、比較的に大型獣に襲われる危険から回避でき、栄養価の高く、競合相手のいない自然界のニッチとしての骨を採取できる</strong>ことがわかったと思います。

しかし、骨って見るからに硬そうだし、食べれるのかな :m052: という疑問がわいてきますよね。
今日はその辺りを見ていこうと思います。人類の歯って以外と凄いんです。

続きを読む前にぱちっとして、500万年の旅に出発してください。
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> 
]]>
      <![CDATA[<span style="background:#C8FFFF"><strong>■人類の歯って、どんな特徴があるの？</strong></span>

<span style="background:#A4FFA4">○ゾウの歯</span>
ゾウは草木を引き抜いて食べますが、一緒に土も食べてしまうので、歯はどんどん磨り減ります。しかし磨り減った歯の後ろにある新しい歯が大きくなり、前の歯は押されて抜けて<span style="color:#6666ff;">新しい歯と入れ替わる</span>らしいです。それに比べると人類の歯は一見何の変哲もないように見えますよね。でも人類の歯も良く見ると、特化した特長があるんです。

<span style="background:#A4FFA4">○サルの歯</span>
まずサルとくらべると犬歯がないですよね。人に近いといわれるチンパンジーでも、犬歯はとがって大きい。<span style="color:#6666ff;">人類の犬歯はちょっととがってるけど、他の歯から飛びぬけて大きいわけではない</span>ですよね。

<span style="color:#6666ff;">サルたちの大きな犬歯には大切な役目があるんです。果実の皮をむくときや、木の皮をはがすときににはなくてはならない道具になるんです。</span>
<span style="color:#ff3300;"><strong>人類にはどうしてそういう道具になる犬歯が必要なかったのでしょう</strong></span> :m052: 

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%AD%AF%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%AD%AF%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0.html','popup','width=567,height=499,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%AD%AF%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0-thumb.jpg" width="283" height="249" alt=""Align="right" /></a>
<span style="background:#A4FFA4">○人類の歯</span>
人類の歯において、もっとも特徴的といえる部分は、右図のような<span style="color:#6666ff;">エナメル質</span>にあります。<span style="color:#6666ff;">人類の歯は、他のサルよりはるかに厚い</span>のです。
人類の歯のエナメル質は2mm以上ありますが、サルたちの歯は1mm以下の者が多く、一番エナメル質が厚いオラウータンでも1.5mm、ゴリラでも1.1mm、チンパンジーでは１ｍｍもないのです。

<span style="background:#A4FFA4">○エナメル質は宝石！！</span>
歯をつくっているぞうげ質、セメント質、エナメル質は、どれも骨と同じヒロドキシアパタイトという物質でできています。しかし、エナメル質だけはこの物質の割合が９６％もあって、しかもその結晶は大きいようです。そのため<span style="color:#6666ff;">エナメル質の硬さは、硬度６～７で水晶と同じほど硬い</span>んです。つまりガラスより硬いんです。

そして、エナメル質の凄さは硬さだけではなく、エナメル質の底から表面まで、直径千分の６ミリというエナメル小柱のごく小さな繊維が束になってSの字のようによれてつらぬいています。結晶でありながら、<span style="color:#6666ff;">繊維質をもつ物質は、ただ硬いだけではなく、割れにくいという粘り強さ（靭性）をもっている</span>んです。
たとえば、硬さではダイヤモンドが一番（硬度１０）ですが、靭性ではヒスイ（硬度６．５）が一番で、ダイヤモンドより割れにくいのですが、それはヒスイがエナメル質と同じように結晶の束がねじれた繊維のような構造をもっているからなんです。

この特別な構造のために、厚いエナメル質でできた歯は、硬い食べ物をかんでも割れないんです。
<span style="color:#6666ff;">人類は、そんな最高級の宝石のような分厚いエナメル質で覆われた歯をもっているんです。</span>

<strong><span style="color:#ff3300;">なぜそんな特殊な歯が必要だったのか </span></strong>:m052: 

<span style="color:#6666ff;">この疑問 :m052: に、骨髄の脂肪を主食としていたという説では、説明できないのです。</span>

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

だんだん人類が骨を食べるための必要条件の土台ができてきましたね。

次回は<strong>どうやって骨をたべたのか</strong> :m052: <strong>手との関係性は</strong> :m052: など見ていこうと思います


]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>初期人類は骨を食べていた！vol.１</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/07/000406.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.406</id>
   
   <published>2008-07-04T14:25:11Z</published>
   <updated>2008-07-12T14:05:24Z</updated>
   
   <summary>　＜初期人類の生息環境は、豊か？or劣悪？＞に続き、初期人類の食性に関して、『人...</summary>
   <author>
      <name>yidaki</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[　＜<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000400.html">初期人類の生息環境は、豊か？or劣悪？</a>＞に続き、<span style="color:#6666ff;">初期人類の食性</span>に関して、『人はなぜ立ったのか？』『親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－』島泰三著に、初期人類の食性<strong>＜初期人類は骨を食べていた＞</strong>という非常に興味深い見解があったので、連作で紹介させて頂こうと思います。

島泰三さんは、特殊な手をもつアイアイの研究から、サルの口と手の形、移動方法は、その主食によって決定されていることに注目し<span style="color:#6666ff;">、「口と手連合仮説」</span>として、霊長類の手と歯の関連性に着目し研究されている方です。

みなさん、ちょっとご自分の手のひらをを見てください。そして手の力を抜いてみてください。すると霊長類の特徴である「拇指対向性」ゆえの指と手のひらのあいだに立体的な空間が現れると思います。実はここにも<span style="color:#ff3300;">秘密</span>が隠されています。
しかし、霊長類は一様に対抗しているわけではないのです。下の図を見ていただくとわかりますが、人差し指や中指が特殊な形をした者や、親指が退化したものもいます。
人類においては太い親指を持っています。人類ほど「親」と言われるほど太い親指を持った霊長類は少ないのです。
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%89%8B.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%89%8B.html','popup','width=693,height=564,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E6%89%8B-thumb.jpg" width="450" height="360" alt="" /></a>
【親指はなぜ太いのか－直立二足歩行の起源に迫る－】島泰三著より転用

上図のように霊長類においても、様々な手の形をしていることがわかると思います。
<strong>「口と手連合仮説」によって初期人類が、なにを主食にしていたのか :m052: 500万年の過去へ旅をしてみたいと思います</strong> :m051: 
まずは旅を始める前に、ぽちっと下のスイッチを押してから、先にお進みください。
 :m118:  :m118:  :m118:  :m118: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
      <![CDATA[<strong>初期人類は骨を食べていた </strong>:m051:  :m052: 
<strong>やはり、骨って食べれるの </strong>:m052: <strong>栄養あるの </strong>:m052: <strong>主食になるの</strong> :m052: と疑問を持ちますよね 。

現在初期人類は骨の中の骨髄を食べていたのではないかという説がありますが、島泰三さんの仮説によると、骨髄ではなく骨を食べていたのではないかと考えられているようです。その根拠を、いろんな観点から検証されているので、紹介させて頂こうと思います。

<span style="background:#C8FFFF"><strong>■ニッチを形成できるほど骨の量が、サバンナにあるのだろうか？</strong></span>
ケニアのアンボセリ国立公園で沼地や草原や林など6つの環境に分け、骨の集まった場所を調べた研究者達がいたそうですが、その調査結果のよると、<span style="color:#6666ff;">1平方キロメートルあたりの骨の集積場所は、沼地で６２１０ヶ所、林で１０４０ヶ所、各植生の平均で２２９０ヶ所と驚くほどの量があるようです。</span>ライオンが食べ、ハイエナが横取りし、ハゲワシが残りをあさって・・・・、アフリカのサバンナでは、ボーン・ハンティングは十分成り立つ生業のようです。

<span style="background:#C8FFFF"><strong>■肉食獣との競合は避けられるのか？</strong></span>
骨猟者としての初期人類（アウストラロピテクス）は、肉に執着しているわけではないので、ライオンたちが満腹した後に骨を拾い集めればいいので、<span style="color:#6666ff;">大型獣が狩りをする夜や明け方や夕方を避けて、日中 :m005: に活動したのだとすれば、危険の大部分は避ける事ができたのでしょう。</span>
こうして、ライオンと競い合うハイエナたちとはちがって、競合のいない安定したニッチとしての、ボーン・ハンティングが成立したようです。

<span style="background:#C8FFFF"><strong>■骨には充分な栄養があるのか？</strong></span>
下図のように、牛や豚や鶏の骨と豚肩肉を比較すると、<span style="color:#6666ff;">肉より骨の方が栄養価が高い</span>ことがわかると思います。
鉄分が多いと言われるほうれん草でも１００ｇあたり３．７ｍｇしかないそうなので、骨がいかに栄養的に優れている事がわかると思います。
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%AA%A8%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%B4%A0.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%AA%A8%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%B4%A0.html','popup','width=715,height=259,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%AA%A8%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%B4%A0-thumb.jpg" width="367" height="129" alt="" /></a>

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%AA%A8%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0.html" onclick="window.open('http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%AA%A8%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0.html','popup','width=471,height=635,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%AA%A8%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0-thumb.jpg" width="235" height="317" alt=""Align="right" /></a>

<span style="background:#C8FFFF"><strong>■骨の構造ってどうなってるの？</strong></span>
右図をように骨はなっています。
骨の中の骨髄を食べていたという説はありますが、骨自体を食べていたとは考えられていませんでした。
しかし上図で見ていただいたように骨は栄養の宝庫です。
右図のように骨は骨膜に包まれた表面のすぐ下に緻密質があり、その内側に海綿質があります。
<span style="color:#6666ff;">手足の長い骨などの管状骨ではその中心の空洞に骨髄がありますが、骨髄は中心の空洞だけでなく、海綿質や骨柱のあいだにも満たせれています。</span>つまり<span style="color:#6666ff;">骨髄は骨の構造物質</span>なので、骨を煮て脂肪だけを取り出すならともかく、食物として骨と骨髄を分けることは現実的ではないのです。






＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

<strong>骨は自然界のニッチとも言える食べ物で、骨をめぐる外敵はいない上、自然界に無数に存在し、栄養価が高いことがわかると思います。</strong>

<strong>しかし骨って堅いし食べれるの</strong> :m052: って、やっぱり思ってしまいますよね。

次回は人類の歯の構造を見ながらその辺を検証してみたいと思います。 :D 




]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>カヌーの民が渡ったサンゴ礁の島々 タヒチ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000405.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.405</id>
   
   <published>2008-06-28T12:54:29Z</published>
   <updated>2008-06-28T23:56:47Z</updated>
   
   <summary>　今から遡ること二千数百年前、紀元前の時代に、古代ポリネシア人はなぜ、死の危険を...</summary>
   <author>
      <name>tama</name>
      
   </author>
         <category term="Ｅ 9　オセアニア" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[　<strong>今から遡ること二千数百年前、紀元前の時代に、古代ポリネシア人はなぜ、死の危険を冒してまで、カヌーで、数千キロにも及ぶ太平洋の大航海へと出かけていったのか。
　また、海図も磁石もない時代に、なぜこのような大航海が可能だったのでしょうか。</strong>
<BR>
ナショナルジオグラフィックの6月号に興味深い記事があったので紹介します。
　
<img alt="%E3%82%BF%E3%83%92%E3%83%813.JPG" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E3%82%BF%E3%83%92%E3%83%813.JPG" width="450" height="297" />

<BR>
　記者は最初、『南太平洋に浮かぶ、このような美しすぎるさんご礁に囲まれた島々が、古代ポリネシア人をも深く魅了し、同時に水平線の遥か彼方に存在するであろう道の島々への強い憧れを抱かせ、そして実際に彼らは危険を冒してまで、数千キロ単位の大航海へと旅立っていったのだと確信した。』と書いていますが、実際に人々が命がけの危険を犯すのは好奇心や憧れといった曖昧な理由ではなく、止むに止まれぬ理由があったようです。

古代ポリネシアの人々が命がけの大航海を行なった理由に興味をもたれた方は、
↓↓応援もよろしくお願いします  
  
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a>  
 <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a>  
]]>
      <![CDATA[　<blockquote>古代ポリネシア人の航海史に詳しい「タヒチ博物館」の保存修復研究員 ヴェロニック・ム・リップマン氏は、紀元前の時代に古代ポリネシア人が広大な太平洋の海を渡っていった理由について、「<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">人口の増加や台風の直撃などによって、食糧が足りなくなった</span></span>、あるいは<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">村同士の争いに負け、島にいられなくなった</span></span>、といった理由で、新たな島をめざし、カヌーで航海に旅立っていったと考えられています。。そして、紀元前700年頃に、サモアやトンガからタヒチの島々に辿り着いた古代ポリネシア人は、色とりどりのサンゴ礁が群生する海を無数の魚が悠々と泳ぎ、島に足を踏み入れればココナッツなどが生い茂るこの地を、楽園だと思い、住み着いたのでしょう」と語る。

　当時の航海の実態について、推測の部分が多いがと断ったうえで、リップマン氏は「星座や風、海鳥などを参考にして、最終的に航海を決断していたのではないでしょうか。また、当時の人々はとても目が良かったらしく、遥か彼方に浮かぶ白い雲にサンゴ礁が微かに反射しているのを見つけ、あそこにサンゴ礁の島が存在すると判断することもあったようです。</blockquote>
<BR>
　命がけの大航海を支えたのは、現代人が失った自然と同化する優れた身体能力と洞察力だったのですね。

]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>家族・婚姻に関する人類学の系譜２（モルガン社会進化主義）</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000404.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.404</id>
   
   <published>2008-06-26T12:43:25Z</published>
   <updated>2008-06-28T12:02:44Z</updated>
   
   <summary>今回から、 『家族・婚姻に関する人類学の系譜１』で取上げた各時代の人類学説につい...</summary>
   <author>
      <name>matuhide</name>
      
   </author>
         <category term="Ｅ 1　全般" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[今回から、<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000402.html#more"> 『家族・婚姻に関する人類学の系譜１』</a>で取上げた各時代の人類学説について、その主要な論点を整理していきたいと思います。最初は、19Cの進化主義人類学を体系化したアメリカの人類学者 <strong>L・H・モルガン</strong>（1918-1881）を扱います。


<strong><span style="color:#fcfcfc"><span style="background:#3f3f3f">１．モルガンの業績</span><span style="color:#3f3f3f"><span style="background:#3f3f3f">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</span></span></span></strong>

<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/Morgan.jpg"><img alt="Morgan.jpg" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/Morgan-thumb.jpg" width="140" height="180"/Align="left"></a>モルガンの過ごした19Cのアメリカは、農業国から工業国へ転換していくと同時に、西部開拓（≒先住民の迫害）が進行していく時代と重なります。青年期のモルガンは、弁護士業として活動するかたわら、郷里の近くのインディアン（イロクォイ先住民）の生活と文化に関心をもち、彼等の保護を目的とする運動→政治活動を展開します。
先住民の社会に深く関わる中で<strong>親族組織を中心とした社会・歴史構造を研究し</strong>、晩年にはその集大成としての<strong>『古代社会』</strong>（1977）を刊行します。
　<span style="font-size:70%;"><span style="color:#7f7f7f;">Ｌ．Ｈ．モルガン（画像元：ｳｨｷﾍﾟﾃﾞｨｱ）</span> </span>

モルガンについて特筆すべきは、大学や研究機関に所属することなく、生涯民間の研究者として研究活動を行ったことです。この<strong>“素人として立場”</strong>が、自在な発想→追求→創造に繋がったと考えられます。その結果、主著『古代社会』は、特定の領域を扱うのではなく、人類の歴史構造や社会構造を総合的に分析した<strong>“グランド・セオリー”</strong>としての性格を帯びています。]]>
      <![CDATA[
<strong><span style="color:#fcfcfc"><span style="background:#3f3f3f">２．親族組織の研究</span><span style="color:#3f3f3f"><span style="background:#3f3f3f">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</span></span></span></strong>

モルガンはイロクォイ先住民の親族名称（＝親族の呼び方）と親族組織の連関を研究すると共に、彼らの起源と歴史に興味を抱いていきます。やがて、イロクォイ先住民と同様の親族名称類型が、遠く離れたアジア・オセアニアの未開部族にも存在することを知り、<strong>親族名称（→親族組織）を比較研究することで、人類社会の発展過程が解明できるのではないか</strong>と考えます。モルガンが類型化した親族名称体系→親族組織の類系を以下にまとめます。
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/GIF%E8%A6%AA%E6%97%8F%E5%90%8D%E7%A7%B0.GIF"><img alt="GIF%E8%A6%AA%E6%97%8F%E5%90%8D%E7%A7%B0.GIF" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/GIF%E8%A6%AA%E6%97%8F%E5%90%8D%E7%A7%B0-thumb.GIF" width="200" height="470" /Align="right"></a>
<strong><u>●マレー型　【図１】</u></strong>
ハワイで発見された親族名称体系。全てのオジ・オバが父・母と同様に呼ばれ、全ての従兄弟・従姉妹が兄弟・姉妹と同様に呼ばれています。これは、かつて同一世代内で自由な性交渉が行われていた<strong>血族家族（兄妹婚）</strong>の名残りであるとされました。

<strong><u>●トゥラニア・ガノワニア型　【図２】</u></strong>
イロクォイ族の社会で発見された親族名称体系。父方のオジを父と呼び、母方のオバを母と呼ぶと共に、その子供たちを兄弟姉妹と同様に呼んでいます。他方、父方のオバの系列と母方のオジの系列は、別な呼称が使われています。これは、兄弟集団が他氏族の姉妹集団と<strong>プナルア婚（交叉婚）</strong>をしていたことを反映しているとされました。

<strong><u>●アーリア・セム・ウラル型　【図３】</u></strong>
父・母、兄弟・姉妹に対する呼称が、オジ・オバ、従兄弟・従姉妹等に使われることはなく、（欧米と同様）完全に記述的になっています。これは<strong>単婚家族</strong>、または萌芽形態としての<strong>対偶婚家族</strong>を反映しているとされました。


<strong><span style="color:#fcfcfc"><span style="background:#3f3f3f">３．社会進化主義の体系化</span><span style="color:#3f3f3f"><span style="background:#3f3f3f">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</span></span></span></strong>

モルガンは親族組織の比較検討を通して、人類社会の総合的な進化モデルに取組みます。そして、<u>人類社会の進歩を引起す原動力は、「人間の知力→技術・生産形態の進歩」にある考え</u>、火の使用、弓矢、土器、鉄器、牧畜農耕、鉄器等を指標とします。それらを基準にして人類の進化段階を、<strong>野蛮時代</strong>（前・中・後期）、<strong>未開時代</strong>（前・中・後期）、<strong>文明時代</strong>の７つに区分して検証を行います。

親族・社会組織については、群生的乱婚の野蛮前期から氏族組織を経て、文明（国家段階）に至ると展開します。このうち氏族組織については、<u>集団婚状態による「父性の不確定→母子関係の優越」を理由に母系氏族が先行し、未開中期以降の私有財産の発展によって父系氏族に変化していった</u>と考えました。

<strong>●モルガンの社会進化図式</strong>
<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%80%B2%E5%8C%96%E5%9B%B3%E5%BC%8F.GIF"><img alt="%E9%80%B2%E5%8C%96%E5%9B%B3%E5%BC%8F.GIF" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E9%80%B2%E5%8C%96%E5%9B%B3%E5%BC%8F-thumb.GIF" width="450" height="240" /></a>

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【参考資料】
<span style="color:#6f6f6f;">・Ｌ．Ｈ．ﾓﾙｶﾞﾝ著、青山道夫訳『古代社会』（1877年）</span>
<span style="color:#6f6f6f;">・M．S．ｶﾞｰﾊﾞﾘｰﾉ著、木山英明・大平裕司訳『文化人類学の歴史』（1987年）</span>
<span style="color:#6f6f6f;">・綾部恒雄編『文化人類学の名著50』 （1994年）</span>
<a href="http://www.ne.jp/asahi/kiitos/tdms/hp.j.html">・木村忠正の仕事部屋</a>

読んでくれてありがとう :m026: 
モルガンについては、今後更に追求していく予定です!!（マツヒデ）
<strong><span style="color:#6f6f6f;">↓↓</span></strong>応援もよろしくお願いします :m030:  
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>哺乳類の群れ社会の原型は、メス（母親）とその娘を核にした母系的な結びつき</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000403.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.403</id>
   
   <published>2008-06-17T13:37:59Z</published>
   <updated>2008-06-17T15:54:59Z</updated>
   
   <summary>　　『霊長類学の家族の起源』シリーズ 　　『初期人類をとりまく外圧状況下で、父系...</summary>
   <author>
      <name>sachiare</name>
      
   </author>
         <category term="Ａ　人類の起源を探る" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[　　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/04/000382.html" Target="_blank">『霊長類学の家族の起源』シリーズ</a>
　　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000393.html" Target="_blank">『初期人類をとりまく外圧状況下で、父系的な家族は成立しないのでは？』</a>

初期人類は「母系か？父系か？」が話題になっていますが、初期人類の集団を追求するために、まず哺乳類の群れ社会はどのようなもので、それがどのような過程を経て形成されたのか？に迫ってみます。

さすがに歴史を戻して確かめることは出来ないので、現在生息する哺乳類のなるべく小さなグループや群れに焦点をあてて、その構成と個体間の関係に注目して、群れ社会の成立過程を追跡してみます。

哺乳類の群れ社会をみると、一部を除き<span style="color:#ff3300;"><strong>哺乳類の群れ社会の原型は、メス（母親）とその娘を核にした母系的な結びつき</strong></span>であるといえるようです。人の社会の原型が一夫一妻にあると考えがちですが、哺乳類全体の検証からは、<span style="color:#6666ff;"><strong>一夫一妻を原型とした社会進化はかなり特殊な事例</strong></span>であることを示しています。

以下、『哺乳類の生物学４～社会』（三浦慎吾著、東京大学出版会　1998）より抜粋引用して、紹介します。

　↓↓応援もよろしくお願いします :m208:  :m208: 
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a>]]>
      <![CDATA[<span style="color:#000080;"><strong>●げっ歯類の群れ社会</strong></span>
<blockquote>ジリス類、プレーリードック類が典型的な群れ社会をもつ。いずれも昼行性で、ユーラシアと北米のステップやプレーリー、山岳草原などの開放的な環境に巣穴を掘って生活している。その社会的結合の程度にはさまざまな違いが見られる。

ウッドチャックやフランクリンジリスは、オスもメスも単独性でそれぞれが縄張りを持っている。生まれた子どもは巣穴の外で餌をとれるようになると、分散し別になわばりを確立する。この社会は、厳格な単独生活者のそれである。

群れ社会の萌芽はベルディングジリス、リチャードソンジリス、オジロプレイリードッグなどにみられる。<span style="color:#ff3300;">メスは自分の生まれた巣穴に定着するが、オスは成長とともに分散する。このためひとつの巣穴には母親、祖母、姉妹といったメスたちがともに生活する</span>。こうした血縁同士の集団は「クラン」とよばれる。クランのサイズは最大で15頭である。彼女らの結びつきは強く、結束して巣穴とその周辺をなわばりとして、ほかのクランから防衛する。天敵が近づくと警戒音を発し、協同で警戒する。オスは単独で別のなわばりをもち、メスが発情したときにだけメスのなわばりに入るのが許される。

キバラマーモットは、基本的に前者と同じだが、そこに別の群れから移動してきたオスが一頭加わり、協同してなわばりを防衛する。しかし、オスの定着期間は2～3年で、別のオスに入れ替わる。オリンピックマーモットやオグロプレイリードッグでは、さらに2～3頭のオスが加わり、血縁関係にあるメスといっしょになわばりを防衛する。これらのオスも別の群れから移動してくる。<span style="color:#ff3300;">プレーリードッグの群れ（コーテリー）のメンバーの結びつきは強く、協同して巣穴を掘ったり、防衛や警戒行動を行う。メスは共同授乳して、ほかのメスの子どもも分け隔てなく育てる。</span>

ジリスやマーモット類の社会を概観すると、<span style="color:#ff3300;">その安定性や持続性、共通性からみて、単独性社会から群れ社会への移行がメスの血縁的な関係を基礎に出発していることがわかる。</span>オスが加入する群れもあるが、基本的にはオスは一時的な訪問者であり、定着期間は短い。オスは群れの形成者とはなりえていない。</blockquote>

<span style="color:#000080;"><strong>●有蹄類の群れ社会</strong></span>
<blockquote>森林性の小型有蹄類は単独性社会をもつ。かれらのなかには、ディクディクやダイカー類、ニホンカモシカのように、オスとメスがほぼ同じなわばりをもち、繁殖期にペアを形成するものがいる。しかし、オスとメスの結びつきは繁殖期だけにかぎられ、このペアは群れ社会の基礎とはならない。

偶蹄類のなかで、群れ社会への移行段階として注目できるのはノロジカである。ノロジカはユーラシアの低木地帯に広くみられる体重15～30Kgの中型のシカである。オスは実際になわばりをもつことが行動の観察から明らかにされている。いっぽう、メスのホームレンジ（生活領域、行動圏）は大幅に重なり合い、同所的に複数の個体が共存していることがわかる。オスのなわばりはメスのホームレンジを囲うように形成されている。このことはかれらが一夫多妻型の配偶システムを持つことを示唆しているが、単独性社会と同様に、オスとメスの結びつきは恒常的なものではない。

さて、注目すべきはホームレンジを重ねあう複数のメスの存在である。よく注意すると、彼女らは地域ごとにまとまってクラスターをつくっていることがわかる。そして、クラスターどうしはたがいに分離する傾向がある。ひとつひとつのクラスターはオトナメスとその娘たちによって構成され、彼女らは日常的に群れをつくることが観察されている。<span style="color:#ff3300;">クラスターをつくるオトナメス相互の排除的な関係は維持されつつも、血縁関係にあるメスたちは同所的に共存し、血縁群をつくる。</span>その輪郭は群れ社会への移行段階にあるジリス類とまったく同じで、有蹄類の群れ社会の萌芽もここにみてとれる。

大型の有蹄類のほとんどは群れ社会をもつ。群れの構成やサイズはさまざまであるが、大きく分けると2つのタイプがある。ひとつは、メスとオスは別々の群れをつくり、繁殖期に合流するもの。もうひとつは、年間を通じて複数のメスと少数（１頭のことが多い）のオスからなるハレム型の混群をつくるものである。前者にはシカ類やアンテロープ類が属し、後者にはウマ類やビクーニャなどがあてはまる。いずれのタイプにしても、メスは安定した統合性の高い群れをつくる。これに対し、オスは独自の群れをつくるか、単独で行動するか、メスの群れに加わるかのいずれかであるが、どの場合でも離合集散は激しく、帰属は安定しない。こうしてみると<span style="color:#ff3300;">有蹄類の群れ社会はメスの群れを基盤に成立していることがわかる。そして、その骨格は結局、母系的な血縁群（クラン）にあると考えられる。</span></blockquote>

<span style="color:#000080;"><strong>●食肉類の群れ社会</strong></span>
<blockquote>食肉類の多くは単独性社会をもち、群れ社会をもつものはわずか10～15％である。群れはいずれも複数のメスと少数のオスによって構成される。そして、そのほとんどでは、メスには血縁的なつながりがあり、オスは一時的な滞在者に過ぎないことで共通している。

その代表がライオンのプライドである。プライドは複数の血縁的なメスと子ども、少数のオスたち（「連合」とよばれる）によって構成されるが、オスの連合はメスの群れの所有をめぐって別の連合と激しく闘う。この結果、オスは2～3年で別のオスたちと入れ替わる。<span style="color:#ff3300;">食肉類の群れ社会もまた、メスの血縁を基盤に成立しているといえよう。</span>

ただし、これには例外がある。イヌ科である。キツネ、オオカミ、ジャッカルなどでは特定のオスとメスが安定したペアをつくり、毎年繰り返して繁殖を行う、ペアの結びつきは強く、協同でハンティングを行う。そこで生まれた子どもは分散せずに、比較的長い時間群れに居残る。<span style="color:#6666ff;">かれらは明らかに一夫一妻を基礎とした群れ社会をつくる。ただし、哺乳類全体でいえば、きわめてまれな社会である。</span></blockquote>

<span style="color:#000080;"><strong>●メスとオスの生活原理と群れ社会</strong></span>
<blockquote>これまでに、げっ歯類、有蹄類、食肉類の群れ社会を駆け足でスケッチしてきたが、これらをもとめると、<span style="color:#ff3300;"><strong>哺乳類の群れ社会の原型は、メス（母親）とその娘を核にした母系的な結びつき</strong></span>であるといえるだろう。このことは、霊長類やクジラ類など、その他の動物群でも基本的に共通している。

ただ、<span style="color:#6666ff;"><strong>イヌ科（や一部の霊長類）に見られるように、オスとメスのペアを基礎に子どもが結びつく場合もあるが、これは全体からみればほとんど例外に近い。</strong></span>ペア型は子どもの分散をを前提に成立する社会であり、それ自体がひとつの完結系であるので、集団化の諸端にはなりにくい。哺乳類の群れ社会の主流は、メスの血縁的な結びつきから出発し、餌の量や分布、天敵の圧力といったさまざまな生態的条件と結びついて複数のメス群が合流し、その上に高い繁殖成功度を求めてオスが加わり、多様で複雑な群れ社会が構築されていったと考えられる。

ところで、私たちは、ヒトの社会の原型が一夫一妻にあると考えがちである。しかし、はたしてそうだろうか。哺乳類全体の検証は、一夫一妻を原型とした社会進化がかなり特殊な事例であることを示している。<span style="color:#ff3300;"><strong>私は、ヒトの社会の進化も哺乳類の一般的な筋道、つまりメスの集団化を軸に展開されたにちがいないと考えている。</strong></span>

ヒト社会の原型については、人類学や民族学の立場からさまざまな見解が提出されているが、血縁どうしのメスの結合による母系社会がまず成立し、その中に父系社会が胚始したとする「進化主義」の親族理論が有力である（江守）。また、霊長類学の立場からは、伊谷、河合や山極がメスの集団化の重要性を指摘している。なかでも河合は、草原性ヒヒ類をモデルとして、複数オスが入り込む母系的な集団を核とした重層的な地域社会の成立を人類社会の原型としてとらえている。

　※上の文中で紹介されている著者と書籍
　　　　・江守：江守五夫「母権と父権」
　　　　・伊谷：伊谷純一郎「霊長類の社会構造」「霊長類社会の進化」
　　　　・河合：河合雅雄「人間の由来」
　　　　・山極：山極寿一「家族の起源」</blockquote>

<Hr Width="80%"> 

紹介した中にはありませんが、哺乳類で例外的に父系（息子残留、娘移籍）を採っているのが、リカオンやチンパンジー等です。いずれも大型集団を形成できるところまで進化した種で、リカオンはライオンなどの外敵闘争圧力、チンパンジーは同種他集団との縄張り闘争圧力に晒されています。それらの高い外圧に適応するため、群れの戦闘力を高めることが出来る息子残留という様式を採ったのだと考えられます。

一方、初期人類が極度の自然外圧や外敵圧力という<span style="color:#ff3300;"><strong>【逆境】</strong></span>に晒された弱者だとすれば、大多数の哺乳類のように母系的な集団であったように思います。みなさんはどう思われますか？

ここをスッキリさせるには、<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000400.html" Target="_blank">『初期人類の生息環境は、豊か？or劣悪？』</a>を追求することが必要なようです。（さいこう）]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>家族・婚姻に関する人類学の系譜１</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/06/000402.html" />
   <id>tag:bbs.jinruisi.net,2008:/blog//1.402</id>
   
   <published>2008-06-12T12:28:21Z</published>
   <updated>2008-06-14T14:24:35Z</updated>
   
   <summary>本ブログでは現在、「家族の起源」について、霊長類学の分野でどのように考えられてい...</summary>
   <author>
      <name>matuhide</name>
      
   </author>
         <category term="Ｅ 1　全般" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://bbs.jinruisi.net/blog/">
      <![CDATA[本ブログでは現在、「家族の起源」について、霊長類学の分野でどのように考えられているのかがテーマになっています。これまでの投稿は、　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/04/000382.html">１</a>、　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000386.html">２</a>、　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000387.html">３</a>、　<a href="http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000397.html">４</a>にまとめられており、現在も追求が継続されています。

今回は霊長類学の議論と平行して、<strong>文化人類学・社会人類学と呼ばれる分野で、家族の問題がどのように考えられてきたのか</strong>、その系譜を整理してみたいと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
<strong>■19C後半：社会進化主義</strong>
1859年に発表された<span style="color:#6666ff;"><strong>ﾀﾞｰｳｨﾝの『種の起源』の影響</strong></span>を受けて、19Cの後半は、人類の社会形態についても、原初の時代から19Cの当時に至るまで連続的な発展段階を経て進化してきたと考えられていました。この考えを<strong>社会進化主義</strong>といいます。
※<strong>J･J･ﾊﾞｯﾊｵｰﾌｪﾝ</strong>の『母権論』(1861)、<strong>L･H･ﾓﾙｶﾞﾝ</strong>の『古代社会』(1977)がこの流れにあります。
ﾓﾙｶﾞﾝは、ｱﾒﾘｶ･ｲﾝﾃﾞｨｱﾝの親族名称が欧米のものとは異なっていることに着目し、親族名称が過去の時代の家族の発展段階を表していると考えて、人類社会の進化モデルに取り組みます。その結果、<span style="color:#6666ff;"><strong>人類社会は原始乱婚の時代から血族婚家族、母系の半血族婚家族（いずれも集団婚）を経て、私有財産制の発展に伴って父系制に転換し、最後に一夫一婦制からなる核家族に到った</strong></span>という立場をとりました。 ]]>
      <![CDATA[<img alt="%E7%9F%A2%E5%8D%B0.bmp" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E7%9F%A2%E5%8D%B0.bmp" width="450" height="30" />
<strong>■20C初頭：機能主義</strong>
20Cに入ると<span style="color:#6666ff;"><strong>近代科学の実証主義の影響</strong></span>から、ﾓﾙｶﾞﾝ社会進化主義（資料の信憑性や実証性）に対して痛烈な批判が加えられ、特に親族名称は学術的根拠足りうるかという点が批判対象となります。その結果、未開部族に対するﾌｨｰﾙﾄﾞﾜｰｸが重要視され、歴史構造を普遍化することよりも、現存する未開部族の文化や社会がどのように機能しているのかを理解すること（＝<strong>機能主義</strong>）が中心テーマとなっていきます。
※<strong>B･K･ﾏﾘﾉﾌｽｷｰ</strong>『西大西洋の遠洋航海者』(1922)や、<strong>ﾗﾄﾞｸﾘﾌ･ﾌﾞﾗｳﾝ</strong>『ｱﾏﾝﾀﾞ島民』(1922)などの説が、機能主義と呼ばれています。
ﾌｨｰﾙﾄﾞﾜｰｸの結果からは、多夫多妻婚の事例が存在せず、実質的に社会進化主義（人類史における集団婚の存在）が否定されていきます。そして、<span style="color:#6666ff;"><strong>一対の夫婦とその子供からなる家族が人類史の古い時代に登場し、未開部族においても普遍的に存在しているという見方</strong></span>が支配的になっていきます。（一夫多妻婚や一妻多夫婚などの事例も、一夫一婦婚の複合的な形態であると見なされました。）
<img alt="%E7%9F%A2%E5%8D%B0.bmp" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E7%9F%A2%E5%8D%B0.bmp" width="450" height="30" />

<strong>■20C中盤：統計的解析、構造主義</strong>
20Cの中盤になると、従前の機能主義の立場を踏襲しつつ、ﾌｨｰﾙﾄﾞﾜｰｸによって収集された民族データを基に、統計化や構造化の試みが行われます。
<strong>G･P･ﾏｰﾄﾞｯｸ</strong>の『社会構造（核家族の社会人類学）』(1949)では、民族データの統計的解析が行われると共に、（統計的な裏付け？の下）<span style="color:#6666ff;"><strong>親族構造の基本単位として、核家族の存在がより強調</strong></span>されていきます。
他方、<strong>ﾚｳﾞｨ･ｽﾄﾛｰｽ</strong>の『親族の基本構造』(1949）では、<span style="color:#6666ff;"><strong>核家族の普遍性に疑問が投げかけられ</strong></span>、単体の家族の「機能」よりも、社会全体の中で家族同士の結び付きがどのような「構造」になっているかが着目されていきます。その上で、父系社会における「嫁入り」＝「女性の交換」という社会統合の視点が導入されます。
<img alt="%E7%9F%A2%E5%8D%B0.bmp" src="http://bbs.jinruisi.net/blog/%E7%9F%A2%E5%8D%B0.bmp" width="450" height="30" />

<strong>■20C後半：人類学の混迷→霊長類学の台頭</strong>
20C後半になると、核家族とは異なる反証事例（インドのナーヤル人の母系社会など）が報告されたことによって、人類学の分野で家族の普遍性への確信や関心が薄れていきます。更に<span style="color:#6666ff;"><strong>市場経済の拡大によって調査対象となる未開部族の社会が破壊</strong></span>され、実証主義→ﾌｨｰﾙﾄﾞﾜｰｸに依拠する追求が事実上不可能になっていきます。
文化・社会人類学で核家族論が混迷期を向かえた頃、霊長類社会と人類社会を比較研究することで家族の問題に言及しようとする動きが登場し、ﾌｨｰﾙﾄﾞﾜｰｸの対象が霊長類（サル）に向けられていきます。こうして、<span style="color:#6666ff;"><strong>家族論のテーマは霊長類学に移行</strong></span>し、欧米に先駆けて霊長類研究を開拓してきた日本が、現在最先端の位置にいます。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【参考文献】
・山際寿一著『家族の起源　父性の登場』（1994年）
・M．S．ｶﾞｰﾊﾞﾘｰﾉ著、木山英明・大平裕司訳『文化人類学の歴史』（1987年）
・蒲生正男・山田隆治・村武精一編『文化人類学を学ぶ』（1979年）
・綾部恒雄編『文化人類学の名著50』 （1994年）

読んでくれてありがとう :m028: 
次回以降、各時代の人類学説を詳細に検証していきたいと思います。（マツヒデ）
↓↓応援もよろしくお願いします :m028:  
<a href="http://blog.with2.net/link.php?556883" target="_blank"><img alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"src="http://bbs.jinruisi.net/blog/banner_04.gif" border="0" /></a> <a href="http://history.blogmura.com/" target="_blank"><img height="15" alt="にほんブログ村 歴史ブログへ" src="http://history.blogmura.com/img/history80_15.gif" width="80" /></a> ]]>
   </content>
</entry>

</feed>
