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2007年05月06日

無文字社会の思春期(2) 思春期生活を厳しく統制する社会

『無文字社会の思春期』の具体的な事例を紹介します。

アフリカの父系社会、「マサイ語族」と「メンデ族」の事例です。この二つの父系社会では、少年少女の思春期生活にきびしい統制をかけます。

boys.jpg
↑割礼を終えたばかりのマサイ族の少年たち
 傷が完全に癒えると少年から青年のクラスであるモランとなる

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2007年02月21日

サン(ブッシュマン)の社会・婚姻・子育て

tanaka.jpgカラハリ砂漠のサン(ブッシュマン)サン(ブッシュマン)の分配・共有制に続いて、サン人の社会組織や婚姻、子育てをレポートします。最近当ブログを賑わしている“双系制”の原初形態でもあります。

●社会組織
夫と妻と子供たちからなる家族がいくつか集まってバンドを構成し、一緒に移動する。バンドの平均人数は25人。
バンドのメンバーは非常に近い関係にあるので、未亡人となった女が亡夫の兄弟と結婚する(レヴィレート婚)とか、妻を亡くした男が死んだ妻の姉妹と結婚する(ソロレート婚)といった場合をのぞいて、バンド内での結婚を禁止するインセスト回避のルールが働いている。
バンド間の通婚は、血縁者や婚族の集まりとして認識される組織を形成する。ある地域では約1000人規模になる。親族や結婚といった手段以外にこの組織を形成するための政治的な基盤はない。

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2007年02月11日

サン(ブッシュマン)の分配・共有制

カラハリ砂漠のサン(ブッシュマン)に続いて、獲物の分配・共有制の仕組みを紹介します。厳しい自然外圧に適応して生き抜くために、いかに共同性が絶対的であったかが伺えます。

既にアフリカ熱帯雨林地域に生きる狩猟採集民アカ(2)や、“縄文と古代文明を探求しよう!”の「贈り物」の起源?!アカに見る食料分配において、食物の所有⇒分配権として、さらに「贈与」との関連において紹介されていますが、サンではこの分配権(=共有制)を決定する面白い仕組みがとられています。

獲物を仕留めてきた当人だけではなく、矢を作って貸したものも分配権を握りうるというルールがあり、最も価値ある活動である狩猟に全員が参加できる仕組みになっています。

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2007年02月09日

カラハリ砂漠のサン(ブッシュマン)

隔離された避難地カラハリ砂漠で、自分たちの古い狩猟採集文化を守ってきたサン(ブッシュマン)。
アンダマン諸島人(1/251/28)同様、最も原始的なバンド社会で、「先祖伝来の狩猟生活を勝ち取った」に続いて彼らの生活をレポートします。
(エルマン・R・サーヴィス著『民族の世界』原書1958年より)

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2006年12月16日

ブッシュマンが先祖伝来の狩猟生活を勝ち取った

bushman001.jpgアフリカ熱帯雨林地域に生きる狩猟採集民アカ」で紹介された現存する狩猟民については、他にはブッシュマンが有名ですが、彼らは強制移住政策に抵抗して、先祖伝来の地で狩猟生活をする権利を勝ち取ったという、ボツワナの高等裁判所の判決がニュースで報じられました。

ヨーロッパ人の侵略後、人間とさえ見なされず殺害されたり、居住地を強制退去させられたりと迫害され続けてきましたが、国家の定住化政策や市場経済の波に飲み込まれることを拒否し、先祖伝来の狩猟生活をよしとする抵抗運動が実ったわけです。

ブッシュマンとは一体どんな人たちなのだろうか。

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2006年09月02日

キクユ族の婚約から結婚まで

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キクユ族の青年は、直接相手の娘に求婚することは許されない。まず自分の気持ちを、その年齢集団の親友に打ちあけ、共に相手の娘の家を訪問することで、求婚の正式な幕が切って落とされる。
(中略)

青年たちを迎える娘の家では、彼らを母親の小屋に招き入れ、飲み物をすすめると母親は席をはずし、娘は青年たちと対座する。そこで青年の友人は、青年の胸のうちを訴え、結婚を申し込む。そこで娘が承諾すれば、彼女はそのことを両親に申し入れて欲しいと答えるが、なかなか一度だけの申込みではウンとは言わない。

そして二度、三度とこうしたことを繰り返すうちに娘がイエスというと、青年は意気揚々と両親のもとにとんで帰り、今度は両親とともに酒をたずさえ、娘の両親を訪問する。すぐに両親の間に酒宴が始まり、めでたく婚約が成立するわけである。

だが、青年の両親はそれからテンテコ舞いをしなければならない。結納の羊、山羊あるいは牛を容易しなければならないからだ。

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2006年09月01日

キクユ族(アフリカ ケニヤ草原)の「心でセックス」

キクユ族は、原始的な氏族集団で生活を営んでいますが、そのままでは他の氏族との関係がなくなってしまうので、キクユ族全体の連結を緊密にするための年齢制度があります。少年少女がある年齢に達すると割礼を集団で行い、成人として同じ義務を果たさせ、彼らを団結させるのです。

以下は、集団割礼の儀式が終わり、一人前の成年として扱われるようになった男女が、結婚するまでの性関係の様子を、「未開人のエロス」から紹介します。

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