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民衆の踊り「盆踊り」「田楽」

Posted By yama33 On 2007年11月28日 @ 11:14 PM In 未分類 | 3 Comments

こんばんは。
「共同体と踊り」の2回目!
今日は民衆達の踊りについてみてみましょう!
民間の祭礼などで演じられる舞としては「盆踊り」がに有名ですね。
誰でも一度はお祭りや学園祭で踊ったことがあるのでは?
また農村では、豊作を祈る「田楽」という踊りが今も息づいています。
この「盆踊り」と「田楽」、その起源を追求して行くと幾つかの共通点があり、ここから民衆が「踊り」に託した想いが読み取れそうです。
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■田楽

楽は七世紀ごろから、農民の間に芽生えたものとされています。
その由来は、田植えの前に豊作を祈り、神に感謝することを目的とていたもので、
田の神をまつるため笛・太鼓を鳴らして田の畔で歌い舞った田舞に始まるのだそうです。
やがてこの舞を専門とする人達が現れます。
田楽法師です。
彼らは腰鼓・笛・銅拍子(どびょうし)・簓(ささら)等の楽器を用いた群舞と、高足(たかあし・竹馬みたいなものですね・・)に乗り、品玉(しなだま)を使い、刀剣を投げ渡しなどする曲芸とを本芸としました。
ちなみに
今も私達が口にする味噌田楽は、この「高足の舞」をまう田楽法師の姿から来ているそうです

田楽はやがて大衆芸能として発展し、果ては天皇が鑑貧されるまでに盛大となって行きます。
しかし、その根っ子に息づいているのは「豊作への祈り」と「田の神への感謝」です。

■盆踊り
koukeiさん [1]
の記事にもありますが、民間の踊りでもっともポピュラーなものが盆踊り!
全国各地に様々な節があり、しかもそれらを知らなくても見様見真似で輪に入れてしまうのが凄いところですが、その起源にも「自然への感謝」を見て取ることが出来ます。
盆踊り、その起源は鎌倉時代の念仏踊りに遡るのだそうです。
法然上人が讃岐の国(今の香川県ですね。)で村人達の踊りを見て、セリフとして「念仏」を唱えさせたことがその始まり。
で、その村人達の踊りというのが・・・・
「雨乞いの踊り」!
菅原道真が886年から889年の4年間、讃岐の国司を勤めた時に行った「雨乞いの踊り」。
これを翌年から村人達が感謝の意味で踊ったのだそうです。
降雨量の少ない讃岐の国にあっては、「雨」は天の恵みであり感謝の対象だったわけです。

この様に、大衆の踊りは、その根っ子には自然やそれを司る神への「祈り」と「感謝」という想いがありそうです。
そしてそれは共同体の基盤を作っていた生産活動、例えば農業等に代表されています。
当然、農業は共同体全員の課題です。
こうした「踊り」を通じて共同体の成員達は、自然への感謝と、それを通じて共同体の結束を固めていったのだと思います。

ご静聴有難うございました!
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