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「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」9.江戸~現代に至る子育て観

Posted By Hikaru On 2010年8月11日 @ 12:23 PM In 未分類 | 1 Comment

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今日の記事では、今まで追求してきた江戸~現代に至る子育て観について、ダイジェストで紹介したいと想います。
現代の子育て問題に対する解決の手がかりになれるよう、今後も追求していきますのでぜひ見てください。
中身に入る前に、応援の一押しお願い致します。
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■現代の子育て観
戦後市場社会の浸透と核家族化に伴う規範の喪失により子育て環境は次第に解体されました。
母親は子供にどう接したらいいのか?といった不安を一人で抱えています。
また、若者の意識には未経験な子育てに対して漠然と不安が拡がり、子育てに充足感がもてないというのが実態のようです。晩婚化、そして自分の人生第一という価値観が拡がっていくのも分かるような気がします。
近年、行政、企業、地域による子育て支援等の動きが見られますが、実際はうまく機能していないという事例も多く、子育て支援は個人課題としての子育てフォローに留まっているというのが現状ではないでしょうか。
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」1.現代社会の子育て問題の実態
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/06/000825.html [2]
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」2.現代社会の子育て問題の実態2
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/07/000835.html [3]
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」3.現代社会をめぐる子育ての意識潮流
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/07/000833.html [4]
■明治から昭和初期の子育て観
農村や商店等の生産の場で子育てをしているという特徴があります。子育て以前に、母親には生産者としての役割があり、生産という課題を中心とした共認充足があります。
子育てが、生産活動を通じて集団・社会と繋がっていたからこそ、子はみんなの子でもあったのです。
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」7.生産課題から切り離された子育ては、異常なのかも知れない
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/07/000849.html [5]
■江戸時代の子育て観
江戸前期では、子育てを地域のみんなで行っていました。江戸時代中期になると都市が発達、また、紀伊国屋文左衛門に代表されるような豪商が発展する時代でもありました。都市における商取引の発達から商人が成長、同時に農村から家督を相続しない次男以下が奉公人として都市に集まってくる。参考 るいネット投稿:江戸時代の人口抑制について
このような中で、農村共同体のような子育て基盤を持たない層が増加し、それが子育て本需要へと繋がっていったと考えられます。このように考えると、やはり子育ては共同体基盤があって初めて安定的に行われるものであり、(どのような時代であれ)共同体基盤が失われると、子育て不安が社会に広がっていく(→子育て本需要が広がる)と考えられそうです。
江戸後期は(地域差はかなりあるものと思われますが)貨幣経済の発達などに伴って、農村にも徐々に私有観念⇒私権観念が拡がり、貧富の差のようなものも生まれ始めました。よって、共同体的思想である「村の子」「地域の子」から、私権的思想である「自分の子」に親の意識が変わりつつあった当時、「子替え」という子育てシステムの導入によって再び共同体的意識を取り戻させようと実践した農民指導者も存在しています。
農村において「子替えの仕組み」は実践され、互いに相手の家の子を預かり育てていたようです。共同体の中では子は、その共同体みんなの子として成長していきました。
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」5.江戸に学ぶ人育て人づくり
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/07/000838.html [6]
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」6.子替えの仕組み
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/07/000843.html [7]
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」8.江戸時代の子育て本ブーム(?)とは?
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/08/000850.html [8]


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