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2016年11月10日

日本の学校は刑務所か軍隊のような場所だ

>義務教育は、「富国強兵」の実現を目指して、上官(教師)の命令に対して絶対逆らわない兵士(生徒)の育成=優秀な軍隊の構築が目的。だから、自ら考えるのは不可。不可というよりも悪だったのでしょう。
現在の義務教育においても、その名残が強く感じられます。(リンク

 

自ら考えるのは悪。教師の命令、教えに従順に従うのが善。
江戸時代の自治の精神、工夫思考、助け合い、、などとは180度異なる一方的な強制教育。
これが明治以降の日本が目指した近代教育の姿。
子どもたちの知りたい欠乏、学びたい欠乏などお構いなし。
しかし大抵の子どもたちは、いつしか強制教育の現場に適応することが良いことだと思い込んでいく。
まさに教師によって洗脳されていく。そして、何ら疑問を持つことも無く過ごしていく。
そう、そしてやたらと聞き分けの良い、いい子たち、思考停止人間の出来上がりだ。

 

日本の学校は刑務所か軍隊のような場所だ
日本の学校って刑務所みたいだなって感じた当時の思い出でも書こうかなと考え、「学校 刑務所」でググってみると、出るわ出るわ。やっぱそう感じてた人って沢山居たんですね。

今からして思えば、僕が学校というものに違和感を覚えたのは、幼稚園から小学校へ上がった時からでしょう。
それまでは、お遊戯やお絵かきなど楽しかった毎日が、授業というものに突然変わったのですから。
今は幼稚園の時から平仮名のお勉強や算数とかする所もありますから、それはいい傾向だと思います。いきなり変わるより徐々に慣れさせた方が、子供も戸惑わずに済みます。で、小学校から中学へ上がった時にも、大きな変化がありました。

真新しい制服に袖を通して、意気揚々と向かった公立中学。
しかし、そこは僕が考えていた場所とはかなり違い、重苦しい空気と閉塞感が漂う施設なのでした。
時代は金八先生の初期の頃。
で、一番最初に「っえ !?」となったのが、幼い頃から遊んでた一学年上の近所の兄ちゃん。僕が小6の頃、彼は中学へ上がってからも時々遊んでくれてたのだけど、校舎で顔を合わせたら、よそよそしく冷たい態度。いつものように「~~ちゃん」ではなく、「~~先輩」と呼ばなければいけないらしい。ところが、学校ではなく近所で会う時は「~~ちゃん」で良いそうで、ここで僕は「序列」と「建前」というものを学びました。「~~先輩と呼ばなければ示しがつかない」と、~~ちゃんは言っておりましたです。はい。

彼の発言に例えられるように、中学からは、私的感情よりも組織内での秩序が重んじられました。
自由や楽しさは出来うる限り抑制し、規律や能力を重視する感じですね。
そして、学ランの詰襟。なんであんな硬いものを首に纏わなきゃならんのでしょう。で、息苦しくてホック外すと、注意されます。
服装の乱れは心の乱れでして、今となっては、その意味は分かりますけど、詰襟の学ランとセーラー服、それって、軍隊じゃん。
今はブレザーが主流になりつつあります。少し改善されたと感じます。当然と言えば、当然です。

学校側は健全な青少年少女の育成なんて言ってますけど、違いますよね。学校は人間を社会に適応・順応させる為の施設。
子供を矯正する為の予備修練所。要は、練兵所みたいなもんです。日本の学校は社会に出て役に立てる兵隊を育成する訓練の場です。
朝礼とか、ミリ単位の拘り。斜めだと担任が発狂します。後ろの方で「きをつけ」してない男子、殴られました。で、校長の話が長いと、「ズドーン」。女子が貧血で倒れる。無理なんだってば、やってる事がさ。

要はね、学ぶ事の楽しさを日本の学校は教えてくれないんですよ。
公文式みたいな学習プログラムもありますけど、義務教育の段階で公立の学校がそれやってりゃ、塾なんて必要無いはずなんです。
この辺り、専門的な知識ある方とか、日本の教育問題に取り組んでおられる方からすれば色々あるんでしょうけど、意味のある事、と言うよりも、意味を教えて下さいよ。で、歴史の授業、近代史から始めません? そういう意見、沢山あるでしょ。でも、それが出来ない。曖昧にしたままだからね。理由は他にもあるのでしょうけど、日教組とか、生徒には直接関係ないでしょ。先生達の都合でしょ? 決めなくていいでしょ。ディスカッションさせましょうよ、生徒達に。欧米式とか、そういう意味じゃなくてね。考える事の楽しさを与えられる哲学、先生達に、ないんでしょ? 確かなものがさ。

「もはや戦後ではない」とか、「欧米に追いつけ追い越せ」なんて言葉、僕の頃にも残っていました。
箱根のホテルで習いましたよ、テーブルマナー。フォークの背にライス乗せろと教わりました。嘘を教えるなよなー。あれはなんだったのか。英国式なの? おフランスは、違うみたいよ。そんな事より、和食大事にしましょう。世界遺産にもなったし。って、そうやって欧米の顔色伺うんだよね。もう「マナー」とか言うの、止めましょうよ。「作法」です。変な和製英語の考え方で「ルール・マーナー・モラル」とか言ってないで、「礼儀・作法・道徳」でしょ。で、一度廃止した道徳の授業、必須科目に返り咲きですか。迷走してますね、日本の教育現場。

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私も学校は、考えない訓練をする装置だと思ってました。でも30年位前に、このことを話しても、何言ってんだという感じで、誰も同意するひとはいませんでした。最近になって、同じことをネットで言っている人が多いことに気がつきました。学校でよい成績のヒトほど、社会に出ると自分では考えなくなります。

  • 匿名
  • 2016年11月11日 23:06
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