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2018年09月20日

シャーマンとは何か?6~松果体と右脳による波動の共鳴によって宇宙と一体化する

「五官」以前の機能で捉えられる波動が「気」であり、それをキャッチする器官が松果体である。
そして、遠隔地に「気」を送る。その土台となるのが右脳の一体化機能である。

以下は、『感謝の心を育むには』「こんなにスゴイ自然治癒力~気は波動である:松果体と右脳の働き」の後半部の要約である。

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女性の神経解剖学者ジル・テイラー博士が脳卒中を経験し左脳の機能を失い、右脳だけの働きとなった状況の記録がある。

「書籍紹介『奇跡の脳』①」 「書籍紹介『奇跡の脳』②」 「書籍紹介『奇跡の脳』③」 「書籍紹介『奇跡の脳』④」

自分が宇宙と一体化していく。脳が作っている自分という働き、それが壊れてしまうのだから、いわば「自分が溶けて液体となり」、世界と自分との間の仕切りが消えてしまう。つまり宇宙と一体化するのである。

右脳の情動(右脳マインド)は言葉のないコミュニケーションに敏感で、感情移入し、感情を正確に読み取ります。宇宙とひとつになる永遠の流れを気持ちよく受け入れます。それは聖なる心、智者、賢人、そして観察者の居場所なのです。直感と高度な意識の源泉です。右脳マインドは常にその時を生きていて、時間を見失います。

右脳マインドは新しい可能性を受け入れて、枠にとらわれず自由に考えます。左脳マインドが決めた枠内の規則や規制なんかには縛られません。右脳マインドは、新しいことにトライしようという意欲があり、とても創造的なのです。それは混乱さえも、創造的なプロセスの第一歩として評価します。運動感覚があり、機敏で、世界の中で流体のように動く体の能力が大好き。細胞が「直観」として伝える微妙なメッセージにも耳を傾けます。右脳マインドは触って体験して学習するのです。

右脳マインドはひたすらに自由な宇宙を求め、過去や未来の不安によって身動きが取れなくなることはありません。わたしの生命と、あらゆる細胞の健康を讃えます。気遣うのは自分のからだだけじゃありません。あなたのからだが健康かどうか、社会の精神的な健康、そして母なる地球とわたしたちの関係までも気にするのです。

右脳マインドは、宇宙が織物のように複雑にからみあい、お互いに結びついていることを理解しています。

境界についての知覚が全くないので、右脳マインドはこんなふうに言います。「わたしは全ての一部。わたしたちは、この惑星上の兄弟姉妹。わたしたちは、この世界をもっと平和で温かい場所にするのを手伝っている」。右脳マインドは、生きとし生けるものがひとつに調和することを思い描きます。

右脳は、長い波長の光を知覚します。ですから右脳マインドの視覚的な知覚はやや溶けて柔らかい感じになります。知覚が鈍いことで、右脳マインドは事物がどんなふうに関係しているかという、より大きな絵に集中できるのです。同様に、右脳マインドは低周波の音に同調しますが、それはわたしたちのからだや自然の 中で普通に発生するものです。そのために右脳
マインドは、生理機能にすぐに耳を傾けるよう、生物学的に設計されているのです。

「「自分が溶けて液体となり」、世界と自分との間の仕切りが消えてしまう。つまり宇宙と一体化する」ということ、そして、「わたしたちのからだや自然の 中で普通に発生するものです。そのために右脳マインドは、生理機能にすぐに耳を傾けるよう、生物学的に設計されている」
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この「宇宙や自然、周りの人、自身の身体との一体感」という感覚は、アボリジニやアメリカのヘヤインディアンなどの文献に必ず登場する。また、シャーマンや気功師に共通する感覚であるが、この右脳の機能は現代人の誰にも備わっている。実際、気功師たちは「気功は誰にでもできる」と言う。

誰にも備わっている松果体の受信(発信)機能と右脳の働きを再生すれば、遠く離れた対象とも一体化することができる。それが「気を送る」ということである。

松果体が五官では捉えられない波動をキャッチする。そして、右脳の低周波波動(長い波長の光)が相互に共振し合う。
この松果体と右脳による、五官を超えた波動の共鳴(共振)。それが宇宙との一体化である。それによって遠く離れた相手でも、自身のことのように相手の状態を把握することができる。

実際、幼い頃から松果体を使い続けている超能力者からは電磁波が発生している。超能力を持たない普通の人でも「準電界」といわれる生体電位が発生している。それを「気配」として感じる。
「人間の秘められた能力‐4~共振周波数に同調すると、治癒が促進される」 「人間の不思議能力(気配)の正体」

このように、五官では捉えられないが、松果体が捉えることができる周波数の波動を、原始人類や未開部族、乳幼少期の子供や超能力者や気功師たちは感じ取ることができる。その波動情報を「気」と呼んでいるであろう。

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2018年09月13日

シャーマンとは何か?5~右脳の潜在意識を活性化させる松果体

シャーマン能力を生み出す機能として、松果体という器官があり、それが潜在意識と繋がる右脳の働きを活性化するらしい。
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『アンチエイジングで幸運ハッピーライフ』「天才脳のメカニズム~間脳と右脳の密接な関係」の要約。

人間の大脳は、大脳辺縁系(哺乳類の脳)、脳幹(爬虫類の脳)、脳梁に分かれる。脳幹は、間脳、中脳、脳橋、延髄から出来ている。脳の中心には脳幹があり、その回りに、大脳辺縁系が取り巻き、更にその周囲を大脳新皮質が取り巻いている。
大脳の右半球と左半球をつないでいるのが脳梁。間脳の中には、視床、視床下部、脳下垂体、松果体がある。

人間の脳は受精後、爬虫類の脳である脳幹、哺乳類の脳の大脳辺縁系、霊長類の脳の大脳新皮質へと、外側に向かって発達してゆく。最深部にある脳幹は、テレパシーを媒体とするチャンネルが働き、大脳辺縁系はイメージを媒体としたチャンネルが働く。

大脳新皮質の左脳には言語回路の機能しかないが、右脳は下位層のイメージ回路やテレパシー回路とつながっている。乳児期には、大脳辺縁系(哺乳類の脳)と脳幹(爬虫類の脳)と連結している右脳のみで、テレパシーやイメージが使える。その後、左脳の発達に従って、右脳の働きが出にくくなる。左脳は下位層の機能とはパイプがないため、左脳の顕在意識で右脳の働きや、下位層の脳の働き(テレパシーやイメージ)を抑えこんでしまうので、大人は潜在能力が発揮しにくくなる。

現代人は、顕在意識の言語と論理認識の左脳偏重で生きている。教育も、言語と顕在意識の左脳教育に偏重している。イメージやテレパシーを媒体とした潜在意識を引き出す右脳教育がなされない。
しかし、この潜在意識(無意識)にこそ、天才的能力が眠っている。この右脳のイメージ情報系とテレパシー情報系と左脳の言語情報系の3つをまとめているのが、間脳である。そして、間脳こそ最も深い所での人間意識と記憶を受け持っている。

一方、人間の身体をコントロールする情報系統に、神経系と内分泌ホルモン系の二種類がある。60兆個もの細胞に伝えるためには神経系だけでは間に合わない。内分泌ホルモンを血液中に放出し、全身の器官へ伝達し、各器官からそれぞれのホルモンを分泌し、全細胞をコントロールしている。

脳下垂体のホルモン分泌の調整をしているのが視床下部。そして、視床下部を活性化させる重要な器官が松果体である。
松果体は、脳の一番深い場所に位置した0.1~ 0.2gの小豆大ほどのクリスタル構造をした特別なホルモン分泌腺。人体の中で最初に完成する器官。
松果体は、生命力や若さ、免疫を強化するメラトニン、リラックスのセロトニン、やる気と快楽ホルモンのドーパミン、アセチルコリン、βーエンドルフィン等の脳内ホルモンを活性化させる。
松果体が目覚めると、第3の眼といわれるイメージ力やテレパシー能力、直感力、宇宙情報のインスピレーション、透視能力などが働き出す。
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『感謝の心を育むには』「こんなにスゴイ自然治癒力~気は波動である:松果体と右脳の働き」の要約。

「五官」以前の機能で捉えられる波動が「気」であり、それをキャッチする器官が松果体である
松果体とは第3の目といわれる受信機能だが、進化史上は、実は最初にできた第1の目である。

松果体は、ナメクジウオや、カマキリ等の一部の昆虫では表面に露出している。ハナカマキリやコノハムシ、木の枝に酷似したナナフシ等、露出している松果体は、外界の(主に光の)情報をキャッチし、それに刺激されホルモンが分泌されることで、擬態という躯体の形態までをも変化させることが可能になったと思われる。つまり、松果体は、身体の機能に直結する受信機能である。それに対して、人間の松果体は、脳の中央付近:小脳と視床下部の間にあり、視覚優位や大脳進化の過程で、脳の中央部に押しやられていったと考えられる。

最初は主に光を受信する機能だったが、人間の場合は電磁波の受信・発信機能もある。松果体は右脳との連関が特に強く、松果体への刺激により右脳が活性化する。右脳優位となると、松果体の機能が活性化し、松果体が受信した情報に鋭敏となり、「気を感じる」。

アイヌやユタや潮来、アボリジニのナンガリ・女の癒し手等、巫女やシャーマンは、幼い頃からその教育を受ける。それは、松果体が幼少期にもっとも活性化しており、その機能を使わないと徐々に石灰化してしまうためである。逆に、常に使っていると幼少期の活性状態「気を感じ取る」機能が保たれる。

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2018年09月11日

人間とチンパンジーのDNAは99%一致するというのは本当なのか?

『GIGZIN』(リンク)の記事より

「人間とチンパンジーではDNAの違いはわずかに1%しかない」という「99%一致説」が世間に浸透しています。しかし、本当に遺伝子配列の99%が一致するかというと、そうではないことが指摘されています。人間とチンパンジーのDNAの違いはどの程度のものなのか、DNAの違いを調べることに意味はあるのかなどが、分かりやすく解説されたムービー「Are We Really 99% Chimp?」が(リンク)公開されています。

よく言われるのは人間とバナナの遺伝子(DNA)は50%が一致するということ。同様に、人間と犬では80%が、チンパンジーにいたっては99%のDNAが共通だと言われます。この場合、体内の細胞を取り出してみると、染色体に代表されるDNAの遺伝子情報のごく一部のみが異なるように受け取れます。

しかし、実際には人間とチンパンジーでは、DNAの遺伝子情報はかなり違っています。人間とチンパンジーが別の種に別れたのは600万年前から800万年前。別の種になってからも、ともに進化を続けて遺伝子情報がそれぞれ変化してきました。人間の染色体は23対なのに対してチンパンジーは24対と、それぞれ独自の進化を遂げてきました。

遺伝子情報を文字に書き起こして比べてみます。
人間にあるけれど、チンパンジーにはない遺伝子情報やその逆もあり。それ以外の部分は、塩基配列はごく一部が違うだけでほとんど同じ。これらの違いを科学者がどう捉えるのかが、99%一致説の鍵を握ります。

塩基配列のわずかな違いは一つずつ数え上げることは可能。では、まったく違う部分はどう扱えばよいのでしょうか?
例えば、人間とチンパンジーとで記述自体は共通しているけれど、人間では2回繰り返す場合はどうでしょう。
これらをすべて1文字ずつ違うものとして数え上げるべきか……それともパラグラフ全体を「1つ」の違いとして数えるべきか。
同じパラグラフでも異なる場所に現れている場合はどう考えるべきか?
文字列の順序が反対の場合は?
文を区切れば一致する場合はどうか?……など判断が難しい場合がたくさんあります。

この難問に対する科学者の回答は……なんと、「大きく異なる部分は切り捨てる」という大胆な方法。
その数、なんと13億文字。
一方、残った24億文字だけを考えて……比較した結果が「98.77%の一致」というわけです。つまり、人間の25%のゲノムとチンパンジーの18%のゲノムを無視して、残りの部分だけを比較して出されたのが「人間とチンパンジーはDNAが99%一致している」という99%一致説なのです。

さらに、根本的な問題としてDNA情報の異なる「程度」は単純な文字列の違いでは計れないというものがあります。
わずかなDNA情報の違いで、姿かたちがまったく異なることがあったり……他方でDNA情報がかなり違うのに、ほとんど同じ形の場合もあったりします。
つまりは、DNAの情報がほとんど同じであることをもって、生物学的に「近い」とは言えないということ。

しかし、DNA情報を調べることに意味がないかと言えばそうでもありません。DNA情報はその動物が進化してきた「歴史」を記録している情報として非常に大きな意味を持っています。

進化する度に異なる枝に分かれてきたそれぞれの進化の過程を示すのがDNA情報。その進化の過程を考えれば比較的近い段階で分かれた人間とチンパンジーが非常に近い種であるのは確実だと分かります。もちろんバナナと大きく異なるのも確実と言えるのです。

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2018年09月04日

日本社会は、父性原理よりも母性原理の強い母性社会

世界のいくつかの母系社会について紹介してきましたが、日本も平安時代まで妻問婚(通い婚)や招婿婚が行われていた母系社会でした。
武士の時代になって父系性社会に転換したと言われますが。その時代も商家では娘が婿をもらい家業を継いだり、農村では夜這いが行われていたりと母系社会の名残があったようです。
歴史を遡ってみると、母性原理の優れているところが印象的です。
以下、リンク リンク より紹介します。

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日本社会は、父性原理よりも母性原理の強い母性社会だ。
つまり、社会的には父性よりも母性のほうが優位になっている。
豊かな自然で海に囲まれた島国、歴史的に母子密着、稲作農耕中心の社会。
集団主義(みんな一緒)、情緒的思考、受動的、共感・協調性・コミュニケーションの重視、安全第一、相互監視、近視眼的、場の空気の論理(空気を読む、察する)、恥の文化などといった母性・女性性が社会に基づいている。
さらに、年功序列、終身雇用制といった母性的システムによって競争力を低下させている。

母性社会だけではなく、母権社会の面も大きいのではないか。
日本では、夫の財布は妻が握って家計を管理し、夫が妻からお小遣いを貰うという家庭が多い。
その家庭は少なくとも6、7割ある。
財布は夫が握り、妻は夫からお小遣いを貰うという、欧米などの専業主婦家庭事情とは違う。
欧米型主婦は家政婦・メイドに近いが、日本型主婦は官僚・管理職に近い。
妻が家計を管理するのは、江戸時代の武士家庭でもそうだったようで、世界的にも珍しい。

明治時代には家父長制が確立された。
家父長制とは、父親が家庭内の長として家族員を支配する家族形態のことだが、日本の家父長制は本当に家父長だろうか。
ルース・ベネディクトの著書『菊と刀』によれば、戦前でも、家庭では一家の金銭管理は姑(母親)がやっていた。
家風に合わぬ嫁を一方的に離縁させるのも姑である。
育児権限も母親にある。父子の紐帯よりも母子の紐帯のほうが強い。現代でも親権は母親にある。
これは家父長制としての機能がなく、見かけだけである。家父長制の中の姑中心社会、実質上母権社会と言える。

平安時代までの日本は妻問婚(通い婚)や招婿婚が行われていた母系社会だった。
鎌倉以降の武士の時代になっても、女性の地頭は少なくはなく、財産は夫婦別々、相続権は女性にもあった。
武士の時代は父系の象徴だが、その時代でも夜這いが行われていた。処女性が重んじられないと「父の子」を問う父系社会としては困るはずである。これは古代の母系社会の名残なのではないかと思える。

日本には、老舗企業や古い名家が多く残っている。
なぜこんなに老舗があるのかという理由は、『養子』制度があったからこそである。
跡継ぎには実子ではなく、婿養子・娘婿を迎え入れて家業を継がせていたところが多かった。
そのため、商家では女児が生まれることを望んでいた。有能な婿養子を選んで継がせることができるからである。
武家でも血統には拘らず、婿養子を取ることは盛んだった。
現代でも、経営者家族が婿養子・娘婿を迎えることは少なくはない。

妻が夫の姓に変える、夫の実家に入るのが一般的だが(今は核家族が多いが)、近年では、夫の親とは同居したくないというのが結婚の条件になったり、ネットの普及や交通の発達などにより、母と娘の絆が保持されるようになった。
夫婦共働きの家庭が増え、子供を預ける保育所が少ないことが問題になっている。そこで頼りにされるのが妻の母(か実家)である。姑夫より母娘が社会的に優勢になり、これからは女系社会化していくと思われる。

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2018年09月03日

シャーマンとは何か?4~扁桃体と共感回路(ミラーニューロン)

「【仮説】扁桃体の「危機察知」「仲間認識」回路に、ミラーニューロンによる「同一視」回路が塗り重ねられ、「共感回路(共認原回路)」が形成されたのでは?」から転載します。

危機察知、共同体環境での能力の発揮、認知できない情報のキャッチ、幻覚・幻聴現象に近い予知予言、巫病現象、意識と無意識の線、記憶の構造等々、多くの部分がこの「扁桃体」に由来すると考えられる。

扁桃体の歴史は古く、魚類の段階で扁桃体に相当する領域が形成されている。その機能は多々あるが、その中心機能は「危機察知→逃避行動の発令」と「仲間認識」にある。

危機に面した時、扁桃体(扁桃核)は過去の記憶との照合を行い、自らに危機を与えるものと判断が行われると、神経伝達物質の分泌によって、脳と身体を危機に備えるように指令する。
一方で、扁桃体は仲間認識や社会性の形成にも関わっており、魚類段階でも扁桃体に相当する領域が仲間を認識し、群れを形成する動因となっていることが解っている。
これらのことから、「危機察知」と「仲間認識」は一体であり、脊椎動物の進化過程で、「仲間認識」によってより高度な「危機察知→逃避」回路が形成されたと言うことが解る。

なお、この「危機察知」と「仲間認識」を行うのは、主要に右脳の扁桃体であることが解っている。
右脳・左脳の機能分化の中で、特に右脳は危機察知・危機対処と仲間認識の機能を分担して進化してきたことが解っており、扁桃体をその中心核として、右脳が危機察知・仲間認識脳として進化してきたと言える。
また、扁桃体は、危機察知・仲間認識を行う上で、快・不快、有益・有害などの情動判断を行っており、情動反応に基づいて多様な神経伝達物質を分泌、脳の興奮と抑制を制御する。

ところで「仲間認識」に深く関わる脳内機能としては、この扁桃体の他にものまねニューロンとも呼ばれる「ミラーニューロン」の存在が知られている。
このミラーニューロンは、現在のところサル~人類にのみ存在が確認されており、ものまねニューロン・ミラーニューロンの名称通り、相手の行動を自分の行動に置き換えることを可能にし、共感の原点ともなっている。

このミラーニューロンと扁桃体は、実は強い結びつきがあり、神経回路のリンクによって同時に活性化することが証明された。(2003年 UCLA マルコ・イアコボーニ)
相手との共感を可能にするには、相手と自分を重ね合わせた(同一視した)上で、情動反応を起こすことが必須となるが、扁桃体による情動反応とミラーニューロンによる相手への同化・同一視が、「共感」を生み出していると考えられる。

誰もが実感するように、相手との同一視による共感は、深い充足感を生み出すが、これを脳回路的分析すると「ミラーニューロンによる同一視が、扁桃体の同時活性化を起こす。扁桃体の活性化によって引き起こされる情動反応が快感物質(βエンドルフィン)や親和物質(オキシトシン)を分泌させ、深い充足感を生み出す」と整理することができる。

興味深いのは、このミラーニューロンによる共感回路が、魚類時代から形成された扁桃体による危機回路との結びつきで形成されている点である。
実現論で展開されているように、共感回路(共認原回路)は(原)猿時代に、縄張り闘争に敗れた弱オス達の(本能次元を超えた)極限的な不全感によって、適応欠乏が刺激される中で形成された。
このことから考えると、魚類段階で本能レベルの危機察知回路として形成された扁桃体に、同時に存在していた「仲間認識」機能を土台として、(本能不全を超える為に形成された)ミラーニューロンによる同一視回路が上塗りされることで、「共感回路(共認原回路)」が生み出されたと仮説立てが出来、具体的な脳回路構造として、本能・共認の塗重ね構造を見出すことが出来る。

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2018年08月30日

シャーマンとは何か?3~高度・高速な統合機能を担う扁桃体

『生物史から、自然の摂理を読み解く』「扁桃体がシャーマン脳の鍵を握る」の後半を要約します。

●扁桃体の機能とシャーマンの能力との関係扁桃体とシャーマンの比較表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・扁桃体は側頭葉の内側、海馬のやや内前方に位置し、長さ15-20mm程度のアーモンド(扁桃)型をしている。
・扁桃体は最も古い「旧皮質」に位置し、「古皮質」に位置する海馬などよりも古い。扁桃体は嗅脳とともに脳が形成される魚類から存在するが、海馬などは両生類以降。

・扁桃体は、多数の核(神経細胞の集まり)から成る複雑な構造を持つが、大きくは「外側核」と「内側核」に大別され、この二つは相反する働きを持つ。たとえば、摂食行動を一方は抑制し、他方は促進するなど。
・扁桃体の神経細胞は、錐体細胞と星状細胞という二種類から成っており、錐体細胞は長い突起で外部との連絡を行い、星状細胞は扁桃体内部の回路と考えられている。

・扁桃体が複雑な機能をもつ理由の一つに神経伝達物質の多さがある。ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、アセチルコリンなど20種類以上。
・扁桃体には、五感のすべての情報が集中する神経回路網が連絡しており、快感回路=ドーパミン神経回路網なども含まれている。視床下部との連絡回路も発達しており、視床下部の様々な活動をコントロールしている。
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扁桃体が魚類(脊椎動物)から登場した。つまり、脊椎という中枢神経スピードを上げる機能と同時に、扁桃体も登場した。下図は、扁桃体を中心とした神経回路の概要図(上:外側面、下:内側面)であるが、その下のチャート図にあるように、
脊椎→脳幹→扁桃体は直結しており、視聴覚だけではなく全身でキャッチした外圧情報が脊椎を高速で伝わり、扁桃体に集約される。扁桃体では多種多様な神経伝達物質を使って、瞬時に複雑な価値判断をして、行動方針を全身に伝達する。このような高度・高速の統合機能を担っているのが扁桃体ではないだろうか。

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2018年08月23日

シャーマンとは何か2~シャーマン脳の中核をなす扁桃体

『生物史から、自然の摂理を読み解く』「扁桃体がシャーマン脳の鍵を握る」によれば、魚類以降、シャーマンに通じる危機察知や仲間認識は「扁桃体」が担っているとのことである。以下、それを要約したもの。

【1】扁桃体の進化過程

【魚 類】 魚類の扁桃体は、後の扁桃体に相当する機能をもつ「領域」として存在する。この領域が仲間を認識し、群れ行動を司っている。なお、危機に対する反射行動は延髄のマウスナー細胞等が司るが、より多様な外部環境に対する高度な適応機能を扁桃体領域が担っている。

【両生類】 反射行動を司る延髄のマウスナー細胞は、水中の幼生期には存在するが、生体になると消滅する。このことから、地上における外界の多様な変化(危機)に適応する機能が扁桃体に集約されたと考えられる。

【爬虫類】 扁桃体が形成される。危機に対しては扁桃体と青斑核が携わっており、逃走or攻撃の判断を行う。危機に対する適応様式に「攻撃行動」が加わる。

【ほ乳類~人類】 扁桃体は、危機に対するあらゆる情報処理の起点となっており、脳の各部と密接に連係して様々な危機に対応(反応)する。外敵におよばず、同類に対する反応(表情からの感情の察知や共感)も扁桃体が司ると考えられる。快不快等の情動も扁桃体が司る。

陸上での環境と外圧の変化はすさまじく、水中での単純な反射行動では対処出来ない。それ故に、危機察知と逃避行動の神経回路をより高度で多様な判断が可能な扁桃体に集約したと考えられる。

【2】扁桃体の機能

①危機察知、仲間認識の右脳扁桃体
扁桃体は、生存に重要な危険や恐怖を呼び起こす対象(外敵や獲物)、愛くるしい対象や仲間に対して反応する。危機等に素早く反応するために、味覚、嗅覚、聴覚、視覚、内臓感覚などのあらゆる生情報が直接的に扁桃体に入ってくる。
また、扁桃体には、大脳皮質で認知し処理された情報も扁桃体に入ってくる。大脳皮質からの入力は、直接情報に対して僅かに遅れて伝達される。
これらの粗と精、原始的と識別的、低次と高次という2種の情報が扁桃体内で遭遇する。反射的な反応は、成体の知恵や経験により、快か不快か、有益か有害かの判断に基づいて環境適応的に補正・修正される。

有益か有害かの判断は、周囲(社会)の情報を処理し、広く動因となるものを選定する。例えば、芸術などに接した場合の精神的に有益な情感の判断や自然の景観、宗教的経験における崇高な感情や超越的感動も扁桃体に根ざしていると考えられる。扁桃体は社会性にも関係が深く、人の顔を区別したり表情を読み取る機能を持ち、扁桃体が傷つくと集団の中で孤立するなど社会生活がうまくいかなくなることが確認されている。

②想像した危機や恐怖に反応する左脳扁桃体
左脳扁桃体は「想像した恐怖」によって活性化する。右脳扁桃体が生の外界刺激に直接反応することに対して、左脳扁桃体は左脳の大脳新皮質が想像した恐怖信号を受けて反応していると考えられる。

③危機や恐怖に対する反応を発令する扁桃体
感覚器を通して入ってきた信号を受けて、扁桃体は過去の記憶をチェックしはじめ、「嫌いなものか?傷つけるものか?こわいものか?」を判断します。答えが危機や恐怖であれば、扁桃体は即座に反応して脳全体に緊急事態を発信します。

「恐怖」と判断したときは、扁桃体は直ちに脳の各部に緊急事態を知らせ、戦ったり逃げたりするのに必要なホルモンの分泌を命じる。脳は興奮状態になり、感覚は鋭敏になる。他の器官は恐怖の対象に注意を集中し、必要に応じて筋肉を動かせるよう準備します。大脳新皮質は思考を一時中断し過去の記憶をめくり、目の前の非常事態に関連する知識を引き出そうとする。

④幼児期に形成される情動反応
扁桃核の情動反応は、生で粗な情報に反応することから不正確さを孕む。また、幼少期の虐待などによって心が深く傷ついた場合などの情動記憶が関わるため、本来不要な恐怖や不安反応を示すことがある。
生後まもない時期の大脳新皮質は発達途上であるのに対して、扁桃体は生後まもなく完成する。幼少期には扁桃体と海馬はそれぞれ独自に記憶するため、扁桃体完成後の幼児体験が後々の情動反応に強く影響を及ぼすと考えられる。

⑤長期記憶に関わる扁桃体
扁桃体は海馬と隣り合わせの位置にあり、相互に情報交換をしており、長期記憶には扁桃体が強く働いている。例えば、好きなことは努力しなくて覚えられ、喜怒哀楽の感情を強く抱いた出来事はいつまでも覚えている。
また、強い恐怖や危機体験も強く記憶されることに扁桃体が関わっている。海馬を電気的に刺激すると過去の記憶が鮮明に呼び起こされる「フラッシュバック」が生じる。

⑥幻聴、幻覚のメカニズム
視覚情報は目→視床→扁桃体→海馬→前頭葉へと流れるのが通常の流れだが、扁桃体など視床下部の下に直結している組織から視覚聴覚情報が逆に入力してくることがある。実際に目に見えている情報ではないが、この情報が視床で映像として再現された視覚情報が前頭葉へと流れる。これが幻覚の仕組みであり、それが言葉や音の情報になると幻聴となる。
幻覚や幻聴は、脳の誤作動とも云える。不安や恐れストレスなどが原因で、扁桃体からの言語情報、視覚情報が視床に伝わり、それが現実の言葉、視覚として前頭葉に伝わり、現実であるかのように脳が捉える。

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2018年08月21日

チャム族の母系社会

中国のモソ族リンクにつづき、今回は、チャム族の母系社会について紹介します。リンク リンクより

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ベトナムにおいて、母系制から父系制に移った少数民族はありますが、チャム族のバラモングループやバニグループなど、母系社会を維持している民族もあります。

エデ族も母系制で、家や財産を守るのは女性の役目です。一方、ザライ族は母系制ですが、女性は民族の神聖な場所とされるロンという集会所へ入ることは許可されません。チャム族の母系社会はそういう特徴があります。

ベトナム民族学博物館・文化研究収集室のレ・ズイ・ダイ室長は次のように語りました。

「チャム族の母系制度の特徴は第1、子供が母の名字を付けられること。第2に娘たちは母と一緒に住むこと。また、末の娘が財産を受け継ぎます。財産は娘たちに分けられますが、末娘は他より多く受けられます。息子は何ももらえません。」
また、チャム族の母系制度は婚姻風習によく示されています。娘が結婚年齢に達したら、両親は相応しいお婿を探し始めます。結婚の仲介は極秘で、仲人に頼みます。女性は結婚を要求する権利があり、花婿は花嫁のアレンジに従い、結婚後は夫が妻方の住居に入ります。さらに、チャム族の母系制度は日常生活にも表れています。

チャム族にはいくつかの伝統的な工芸品があって、それは、素焼すやきの壺つぼと 手織りの布です。素焼きの壺の生産において女性は重要な工程を担いますが、男性は簡単な工程しかに携われません。
チャム族の言い伝えによりますと、素焼き の壺づくり職業の創始者は女性にしか伝えなかったとしています。ところでチャム族は母系的社会でありながらも、母権制度ではありません。
さきほどのベトナ ム民族学博物館・文化研究収集室のレ・ズイ・ダイ室長は次のように語りました。
「チャム族は男を尊重する諺があります。女性は家の役目ですが、決定権は男性にあります。家族の家長は男性です。つまり、その一家の女主人の夫そのものが家長なのです。」

ニントゥアン省にあるポ・イヌ・ヌガ神殿の督者ハン・バン・ザウ氏は「家事は夫婦二人で具体的に分配される。二人は共同で責任を負う」と明らかにし、次のように語りました。
「男性は畑仕事に従事し、女性は家庭内の運営を担います。また、二人は家庭の問題を共同で決定します。夫婦が力を合わせれば、何でも出来ます。」
チャム族の女性は男性と同じように、力を必要とする仕事ができますが、主婦として活躍しています。しかし、礼拝に関しては責任が明確に分配され、女性は家庭内での礼拝、男性は神殿での礼拝を担います。さきほどのザウ氏は次のように話しました。
「男性は礼拝を司ります。神様に宛てたお祈りの文書を作るのは男性しかできません。男性は女性より重い責任を負います。女性は主婦、つまり、家事やお金の預けなどを担います。」

チャム族には「男性は戦闘、女性は出産という諺があります。これはシンプルな言葉ですが、チャム族コミュニティの労働の分担を示します。女性は家庭、男性は社会を管理するのです。

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2018年08月17日

シャーマンとは何か?1~人間の脳の4層構造/追求機能は小脳の運動機能(行動・スピード)が下敷き

採集・狩猟部族の統合の要を成したのはシャーマンの予知・予言であった。
にもかかわらず、シャーマンの研究例は少ない。
シャーマンとは何か?その脳構造や集団・社会構造から明らかにしたい。

まず、前提となる脳の構造を整理する。

『生物史から自然の摂理を読み解く』「君もシャーマンになれるシリーズ13~脳は「生命維持」「運動」「情動」「思考」の4層から成る」を要約した。

脳は、①脳幹→②小脳→③大脳辺縁系→④大脳新皮質の順に作られ、塗り重ねられている。
1.脳幹-生命維持の脳
最も古いのは、脊髄の上端をとり巻く脳幹。呼吸や代謝など生命維持の基本にかかわる機能を調節する。あらかじめ決まっている反応や動作をコントロールする。生命を維持し命を守るのに必要な機能をあらかじめ決められたプログラムに従って調節するのが、脳幹の役割(考えたり学習したりする機能をもたない)。爬虫類の時代には、この脳幹が主役

2.小脳―運動機能の脳
運動機能の中枢(運動の統合機能)。 単なる運動機能だけではなく、言語やイメージなどの高度な思考モデルも写し取る。サルやヒヒまでは小脳の機能は運動に限定されているが、チンパンジーなどの類人猿~人間では小脳が外側に大きく広がり、この領域は高度な情報処理や思考をつかさどる大脳の連合野とつながる。

3.大脳辺縁系-情動の脳
情動の脳の原点は、においを認識する嗅葉と呼ばれる部分。初めは嗅葉はニューロンが2~3層重なった程度の簡単な構造だった。一段目のニューロンでにおいを感じ取り(食べられるか否か、性行動の対象か、敵か獲物か)、二段目のニューロンが神経系を通じて全身にメッセージを伝え、反射行動(食べる、近づく、逃げる等)を命じている。嗅葉から情動を支配する脳が拡大し、脳幹の上端をとり巻く大きさになった。

原始哺乳類の登場とともに、情動を支配する新しい脳が登場。新しい脳は脳幹をとり巻くドーナッツ状で、下の方に脳幹の先端が入り込む格好。脳幹の周囲を縁どる形状から「大脳辺縁系」。大脳辺縁系によって、脳は独自の感情機能を持つようになった。さらに大脳辺縁系は「学習」と「記憶」の能力を進化させる。哺乳類は、周囲の変化に対していつも決まった反応ではなく、少しずつ対応を工夫して適応できるようになった。

4.大脳新皮質-思考する脳
約一億年前、哺乳類の脳は一気に成長し、大脳新皮質ができた。大脳新皮質によって逆境を生きのびるための微調整が格段にうまくなると同時に、そうした有利な神経回路を子々孫々に伝達できる可能性が生まれる。大脳新皮質が大きくなるとともに、脳の神経回路の結びつきも幾何級数的に増加し、脳の神経結合が多いほど、選択しうる反応の種類も多くなる。大脳新皮質と辺縁系の連絡は霊長類が最も稠密で、とりわけ人間の脳は他とは比較にならないほど発達している。

5.非常時は情動が思考を支配する

思考する脳が情動の脳の上に塗り重ねられた。つまり、思考する脳が生まれるずっと前から、情動の脳は存在していた。しかし、大脳新皮質はすべての情動を支配しているわけない。情動にかかわる非常に重要な問題が起こったとき、特に緊急事態が起こったときには、辺縁系が新皮質を押さえ込んでしまう。大脳新皮質の多くの部分は、辺縁系から派生したり拡大したりする形で発生しており、情動を支配する大脳辺縁系が決定的な部分を握っている。情動を支配する脳は大脳新皮質の至る所につながる無数の回路を持っており、情動は思考をつかさどる新皮質を含む脳全体の働きに強い影響力をおよぼす。

6.人類の脳は急速に進化しすぎた!?
人類の脳は他の動物と比べて、上部の大脳新皮質が大きい。

脳の原型はプラナリアの段階で見られ、現在の基本構造に整ったのは5億年前。以降、「生命維持」「運動機能」「情動」をベースに脳は構成され・作動していましたが、人類誕生の段階で急速に「思機能」が進化する。急速な進化を遂げた大脳新皮質が脳をコントロールすることで、それ以前の脳(脳幹、小脳、大脳辺縁系)の機能が制御・抑制されている大脳新皮質の思考機能を抑えることで、脳の基底的役割(生命維持、運動機能、情動)を開花させることができるのではないか?
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このブログによると、人類の脳(意識)構造を、①生命維持→②運動→③情動→④思考の4層に分けているが、①生命維持と②運動→③情動は本能機能(領域)である。一方、サル・人類で発達した④思考は、サル時代に形成された共認機能(相手と自分を同一視する同化機能)と、人類固有の追求機能と観念機能(言葉)に分けることができる。

人類の追求機能は、圧倒的な自然外圧に晒された原始人類が明けても暮れても、みんなで「どうなる?⇒どうする?」と追求し続けることで形成された機能。そこでは、先を読むことが決定的に重要であり、採集時代のシャーマンの予知・予言能力は、日々の「みんなで追求」の中から形成されたに違いない。もっと云えば、極限的な生存状況下に置かれた原始人類は、全員が予知・予言能力を備えていた可能性が高い。

シャーマンの予知・予言能力には、もちろん哺乳類以前の本能機能も下敷きになっているが、要を成すのはサル時代に形成された共認機能と、原始時代に形成された追求機能だろう。

従って、シャーマンを解明する上では、人類の脳(意識)構造を①本能⇒②共認⇒③追求⇒④観念と分類した方がよい。

上記ブログで注目すべきは、追求機能が小脳を下敷きにしているらしいことである。類人猿~人間では小脳が発達し、運動機能だけではなく、高度な情報処理や思考をつかさどる大脳の連合野~言語機能とも繋がっている。つまり、人類で発達された小脳の運動機能(行動機能、その中心はスピード)が追求機能の下敷きとなっていると考えて間違いないだろう。

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2018年08月11日

チンパンジーにあって人類にないもの・・・犬歯

チンパンジーと比較した人類の特徴のひとつに「犬歯の縮小」が上げられる。なぜ、人類の犬歯は小さくなったのだろうか? それは、犬歯を使わなくなったからだ。使わなくなったということは、昔は使っていたということだ。

★それでは、犬歯はいったい何使っていたのだろうか。

チンパンジーをを見ると、確かにオスには大きな犬歯がある。いわゆる牙だ。これはオス同士の争いに使われている。口を開けて牙を見せるというディスプレイだけで済むこともあるが、実際にこの牙を使って闘うこともある。
チンパンジーは主に果実を食べるが、年や季節によっては果実が少なくなることがある。そういう不安定な果実をめぐって、群れ同士で争いが起きることがある。

また、チンパンジーは多夫多妻的な群れを作ることが知られている。その際、群れの中でメスをめぐる争いが起きる。群れ同士でも群れの中でも、オス同士の闘いは激しく、ときには相手を殺してしまうこともある。このときに使われるの犬歯、つまり牙である。ところが人類には、この牙がないのである。

人類とサルの骨格

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