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2022年08月26日

集団の中心にあった“自然の摂理≒精霊観”とは?①~生命の根源にある摂理は「循環」

前回までの記事で、
・縄文時代の集団には、リーダー的存在はいなかった
・縄文時代は、現代のように、人(リーダー)が集団の統合軸ではなく、生死など自然の摂理そのものが統合軸であったと追求してきました。

 

では、縄文人の“自然の摂理≒精霊観”とは、どのようなものなのでしょうか?
捉えた摂理は様々あると思われますが、中心になるようなものはあったのでしょうか?

 

■縄文人の“自然の摂理≒精霊観”とは?

縄文時代の思想を現していると考えられるものから捉えてみたいと思います。
例えば…

・土偶

女性や妊婦を模っているように見えるものが多く、安産や豊穣への祈りが込められて作られていたのではないか。また、何らかの女神信仰があり、それを具現化したものではないかと考えられています。女性は生命を宿し産み出す存在であり、生命エネルギーの塊のように捉えていたのかもしれません。なお、土偶は、飾られるためというより、壊され配布されていた可能性が高いようです。

 

・土器

画像はこちらからお借りしました。

縄文土器の特徴は、縄文後期などが明確ですが、日常用とは思えない、男や女、妊婦、蛇や梟、縄や渦巻きなどの繊細なモチーフが装飾されていることです。男と女はもちろん、蛇や梟、縄、渦巻きなどは性や生命エネルギーを現すモチーフ。単なる器ではなく、生命の誕生や再生への祈りを表現したものと考えられています。

 

・月・蛇
月と蛇は、生命力と生命の源である水を司るもの。また、28日ごとに消滅し、再び新月として蘇る月と、脱皮と冬眠を繰り返しながら甦る蛇を再生の象徴と捉えていたようです。同じく女性の子宮は生命の源であり、月から与えられる水は、蛇によって子宮に運ばれ、生命を育むとも考えられていました。

 

・縄
縄目が土器の表面を飾っていることからも、縄文時代にはすでに発明されていたと考えられており、とめどない生死の交替の中で、死は終わりではない、生死は縄目のように終わりなく循環するという考えがあったようです。また、男女の性的結合の象徴としても祀られていました。
出雲大社などのように縄が祀られている場所や、木や岩などの信仰物に対してしめ縄(七五三縄)が掛けられたりと、今もなお残っています。

 

・ストーンサークル・ウッドサークル

画像はこちらからお借りしました。

縄文後期の遺跡からは、細長い石または木柱を横に放射状に並べられた広場が多く発見されており、集団規模が大きくなった縄文人たちの生死を中心とした祭りの場であったのではないかと考えられています。なお、中心部にある石柱は男女の性的結合の象徴とも言われています。環状集落などの構造もあわせて考えると、縄文人の世界観は、北/南、山/海のような直線的な二元論ではなく、螺旋を彷彿とさせる円環的で同心円状だったといえます。

 

土偶、土器、月・蛇、縄、円形…など様々な具象物の奥に「生や死」「男女の性」、そして、生死は縄目のように終わりなく循環するといった「命はめぐる」という摂理を感じていたようです。
あらゆるものの生命が、自分たちにとって恵みを与えてくれるものでもあり、また、畏れをもたらすものでもあり、自分たちを超えた存在。

そして、「自分たちもそれら全ての中の一部」「与えてもらった自分たちの命もまた、めぐっていく」ということも、縄文人にとって自然の理だったうです。

 

「循環」が、生命の根源にある摂理であると認識していたことは、出土物からも分かるんです。次の記事では発見された物から迫ってみたいと思います!

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2022年08月21日

縄文時代はどのようにして集団が統合されていたのか?②

(画像はコチラからお借りしました)

 

 

前回のブログでは、縄文時代には現代に見られるようなリーダーとしての役割存在はいなかったのではないか?について扱ってきました。

今回も引き続き、同じテーマについて深めていきたいと思います。

 

役割があったかどうかの視点に続き、縄文時代の集落における生活の様子から何か抽出できるポイントがあるでしょうか。

 

前回引用した岡村さんの記事の別の記述を見てみます。


>旧石器時代に遊動生活をしていた人間たちは、地球環境の変化にともなって、次第に定住生活へと移行し、縄文時代のころには数多くの村が生まれました。縄文時代のモデル村、通常の村の形は円形、環状の村です。

集落の真ん中には広場があり、その中心には墓地がありました。広場を囲むようにして、縄文人の住処である竪穴住居が配置され、そのさらに外側にゴミ捨て場や、食べ物を貯蔵する穴がつくられていたんです。

縄文時代の墓地というのは、共同体における精神的な拠りどころだったんです。

縄文人の生活が現代人の生活と違って特徴的なのは、霊的な存在を共同体の中心に据えつつも、ムラとして組織化された実社会のなかでは、中心となるようなボスや偶像を置かなかったという点です。

共同体の真ん中に権力を置かないことで、みんなが等距離にある状態をあえてつくりだしていたと考えられます。心理学的にいうと『中空の原理』ですね。


 

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2022年08月20日

縄文時代はどのようにして集団が統合されていたのか①

(画像はコチラからお借りしました)

 

近年、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産に登録されたりと、世の中的に縄文文化が注目されているようです。

 

本ブログでも、前回から縄文を題材に追求テーマを発掘していますが、今回はその中で、

●縄文人の精霊感とは?

⇒原始集団の集団統合って?縄文にリーダーはいたのか?

について掘り下げてみたいと思います。

 

現代社会と当時で集団構造はどう違ったのか?1万年以上も続いた社会性から、我々は何を学び取ることができるでしょうか。

 

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2022年08月10日

縄文人から本源社会の原基構造を読み解く。婚姻史ブログの今後の追求テーマ

前回の記事では、これからのブログ記事で縄文時代に着目する理由を書きましたが、あらためて、縄文時代の可能性を、いくつかに分類して整理しておきたいと思います。

 

画像はこちらからお借りしました

 

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2022年08月09日

なぜ縄文に焦点をあてるのか?人類の人類としての本質を追求し、活力再生の突破口を見出そう

今回の記事から、いよいよ、縄文時代の追求に入っていきたいと思います。前回も少し触れましたが、なぜ縄文に照準をあてるかには理由があります。

それは、「人類の人類としての本質は、有史以前(サル時代~始原人類が生き抜いた極限時代~縄文時代)にある」と考えられるからです。

 

画像はこちらからお借りしました

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2022年08月03日

人類の特性や本質は有史以前にあり!


※画像はこちらからお借りしました。

 

哺乳類~人類までの進化を「外圧の変遷」「適応戦略と雄雌役割分化」という視点で整理してきました。

■人類の外圧構造の変遷① ~哺乳類からオランウータンまで
■人類の外圧構造の変遷② ~始原人類から新人まで
■人類の外圧構造の変遷③ ~略奪時代から現代人まで
■サル・人類史 ~適応戦略と雌雄役割分化〔メス編〕~
■サル・人類史 ~適応戦略と雌雄役割分化〔オス編〕~

 

このように歴史を遡って追求しているのも、進化は塗り重ねであり、今日の私たちはそれらの進化の上で成り立っているからです。

>人類も、単細胞の時代から今日まで外圧適応態として必要であった全てのDNA配列=諸機能or 諸本能は、今も現在形において(しかも最基底部から上部へと段階的に塗り重ねられて)その全てが作動しているのであって、単細胞や動物たちの摂理を人間とは無関係な摂理と見なす様な価値観は、人類の傲慢であり、かつ大きな誤りである。(実現論第一部:前史『イ.可能性への収束=統合』より)

 

しかも、私たちが意外と見落としがちなのが、例えば人類史だけ見ても、現生人類に繋がると思われる原人以降の200万年間のうち、洞窟に隠れ住み単一集団で辛うじて生き延びてきた極限時代が人類史の99%を占めているということ!

つまり、人類の人類としての特性や本質は、私たちが学校の歴史の大半の時間を使って学ぶ文明以降の近5000年間にあるのではなく、教科書の最初の数ページでしか扱われていない「有史以前」にこそあるのです!

 

だから、人類の本源部分を解明するには、有史以前の時代を追求する必要があります!!

そこからは、

〇本能とは異なる集団の在り様(作り方)

〇本能にはない観念による進化の可能性と危険性

〇本能を超えた男女や親子の関係性(築き方)

等、今後の生き方や社会の指針となる構造やヒントがたくさん発掘できるはずです。

 

その上で、

〇約5000年前以降の略奪時代(武力戦争・経済戦争時代)に、人類社会の在り様がどのように一変したのか。

〇豊かさを実現した21世紀以降、活力も能力もドン底になってしまった人類の進むべき方向性・新たな可能性はどこにあり、どうすれば実現できるのか。

等の答えも見つかるのではないでしょうか。

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2022年08月01日

サル・人類史 ~適応戦略と雌雄役割分化〔オス編〕~

哺乳類~人類の進化の中で、その時々の適応戦略に即して、オスとメスはどのような役割を磨いてきたかを見ています。

前回のサル・人類史 ~適応戦略と雌雄役割分化〔メス編〕~に引き続き、今回は~適応戦略と雌雄役割分化〔オス編〕~ です。

 

適応戦略と雌雄役割分化(クリックして拡大)

【オス】

●原モグラ(哺乳類)時代

胎内保育・授乳により、種としての淘汰圧力が低下。
オスの性闘争本能を強化することで、淘汰を促進。

 

●原猿時代

樹上適応により、同類との闘いが第一義になった原猿は、繁殖期以外も常時、縄張り闘争(防衛と侵犯)を繰り返すようになる。
また、相手が同類であるがゆえに、僅差の闘い、かつ頭脳戦となる。

 

●真猿時代

オナガザル系は、オスの闘争集団を形成。
オスへの闘争期待はますます高まる
一方で、オス同士のスキンシップも発達し、その親和関係が闘争集団の基盤となっている。

 

●オランウータン時代

集団猿(真猿)に対抗するために、大型化。
また、母子密着期間の延長で発情メスが減少し、オスの性闘争は熾烈になる。
加えて、母親下の庇護期間が長くなることによる軟弱化を補うため、さらにオスの性闘争を劇化させる。

 

●始原人類時代

同類との一体化を促進するため、同期回路を強化。
同期行動によって闘争活力や闘争能力を上昇させていったと思われる。
※一方、一体化を妨げる性闘争本能は封印もしくは無効化。

 

●原人時代

万物との一体化で捉えた対象世界と、本能・共認回路で捉えた対象との矛盾を突破すべく、個々の対象を超えた本質(摂理や原理や構造)を見出す。
この万物の背後にある本質を見出す力こそが、人類の観念力の源泉であり核心となっている。

 

画像はこちらからお借りしました。

 

このように、オスはもっぱら、闘争圧力の中で変異を重ねつつ闘争能力を高めてきた存在であることが分かります。

ただし、その「闘争能力」の中心が、DNA変異による身体的進化から、本質追求による観念的進化になったことは注目すべき点だと思います。

その点については、今後もさらに追求していきたいテーマです。

 

さて、ここまでメスとオスの役割分化を適応戦略から追ってきましたが、みなさんお気づきのように、原人以降どうなったのかについては、年表でもまだ追求ポイントだらけです。
私たちも引き続き追求していきますが、ぜひみなさんも考えてみてくださいicon_surprised.gif

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2022年07月27日

サル・人類史 ~適応戦略と雌雄役割分化〔メス編〕~

3回にわたって、人類の外圧変遷史を扱ってきました。

今回は、その時々の適応戦略に即して、オスとメスはどのような役割を磨いてきたかを見ていきたいと思います。

 

適応戦略と雌雄役割分化(クリックして拡大)

時代ごとではなく、メス・オスに区切ってその役割の変遷(原モグラ~原人)を追ってみましょう。

 

【メス】

●原モグラ(哺乳類)時代

胎内保育・授乳でメスの生殖負担が増。
知能進化を促進する皮膚感覚の発達も、結果的にメスのスキンシップに委ねられることになる。

 

●原猿時代

樹上を占領したことにより、同類との闘いが第一義になった結果、オスに敵わないメスは、ボスに対する依存を強める。
ボスに依存したメスは、オスに親和を与える親和役割に収束する。
※オスの鼻を舐めるなどの親和様式を開発。

 

●真猿時代

オナガザル系は、オスの闘争集団を形成。
集団同士の闘争で戦力にならないメスは、より親和役割に傾倒
ただし、オス同士のスキンシップも発達する中、メスは性的役割⇒挑発機能を磨いていった。
※発情期に性器を肥大・変色させる等。

 

●オランウータン時代

樹冠に適応すべくさらに体性感覚を鍛える必要から、授乳期間を延長。子育て負担はかなり増大。
また、母子密着時代の身体的一体感が原点となって、交尾(オス・メス間)でも一体化を求めるようになり、それに応えて性充足回路を形成。
※対面位でも交尾する、気持ちよさそうな鳴き声、交尾時間が長い(短くても数分以上、長いと30分くらい)等。

 

●始原人類時代

同類欠損→全面受容から、同類との完全一体化回路を形成。
同類との一体充足に可能性収束した人類のメスは、皮膚感覚と性快感機能をとことん磨いてゆく。
※無毛化、オーガズムの境地等。

 

●原人時代

同類との完全一体化回路を強化した結果、ついにメスは万物とも一体化できる地平に到達する
この万物の波動を受け入れ、増幅する能力は、性だけでなくメスの柔軟性や包容力や直感力の基盤となっている。
※オーガズムにおける宇宙との一体化等。

 

画像はこちらからお借りしました。

以上、原モグラ~原人までのメスの役割の変遷を見てきました。

こう見ると、身体的な適応のための子育て進化と、同類間の適応のための性進化を、メスの役割(特性)の軸になっていることがはっきり分かります。

つまり、メスの能力の中心は、子育て力と性的能力にあると言えるでしょう。

次回は、オスの役割を見ていきます。

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2022年07月24日

人類の外圧構造の変遷③ ~略奪時代から現代人まで

前回は始原人類から旧人・新人までの外圧を振り返りました。

今回は、出洞窟以降、略奪時代から現代人までを見ていきます。

 

外圧構造の変遷(クリックして拡大)

 

【略奪時代】

写真はこちらからお借りしました

5000年前に略奪闘争が勃発します。本源集団が解体された私権統合社会では、観念内容は略奪を正当化する観念(守護神、神、自由、個人など)に収束し、自分のことしか考えられない人間をつくり出しました。自分第一は一体化と正反対のベクトル、一体化追求は封鎖されていきます。先端外圧は、観念内容(私権の共認・略奪の正当化)です。

観念機能はDNA組み替えを超えた新たな進化機能であるということは、その観念内容によって進化も退化もする可能性があるということ。表を見ると、人類の進化の源泉である「同類や万物との一体化追求」と観念機能は切り離されており、脳容量が小さくなっている理由もここにありそうです。

 

【現代人】

写真はこちらからお借りしました

現在の先端外圧は何なのでしょうか?やはりそれは観念内容(個人主義や近代科学)です。現代人は観念によって統合されています。政治も、経済も、環境破壊や肉体破壊も、「自分には関係ない」という言葉で外圧が捨象され、本能も共認も封鎖されたままです。さらにこれまで活力を支えていた私権圧力が貧困の克服で無効になり、あらゆる意欲や活力がドン底という状況にあります。

 

このように外圧構造の変遷を見ていくと現代人の問題も見えてきました。

『貧困の克服という大きな外圧転換にも関わらず、先端の観念内容は変わっていない』 『観念機能が本能や共認課題(同類や万物との一体化追求)と直結していない』 ということです。

 つまり同類や万物と直結した観念を再生するには「本源集団の再生」「自然の摂理追求・事実の追求」が不可欠なのです。

 

人類の外圧構造の変遷はこれで終了です。

次回はオスメス原理の変遷を見ていきます。お楽しみに。

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2022年07月21日

人類の外圧構造の変遷② ~始原人類から新人まで

前回は現モグラからオランウータン(類人猿)までの外圧を振り返りました。今回は、足が先祖返りして樹上機能を失った始原人類(猿人)から新人までを見ていきます。

人類の外圧構造の変遷(クリックして拡大)

 

【始原人類(猿人)】

樹上機能の喪失により、地上に降りたオランウータン。地上では素早い移動ができず大型肉食獣から隠れ住むしかありません。同類欠損は、オランウータンの最先端機能である、共認機能の対象を喪失したことを意味し、主体の喪失=「無」の状態に。主体がなく、対象を全面受容する状態。この状態を起点として、同類を求め、同期行動に強く収束していきます。

 

オランウータンは母子密着の同期や、性による同期が一体化を生み出すことを知っていたと考えられます。初期人類は全面受容回路と同期回路を発達させていき、二足歩行訓練でもある踊りや性といった同期行動に収束してきます。先端外圧は、生存をかけた同類との一体化の追求圧力です。

 

【原人】

全面受容回路と同期回路を長い期間をかけて発達させ、同類のみならず自然(万物)との一体化ができるまでに至ります。メス発の性収束は皮膚感覚を鋭敏化し、快感回路はより増強してゆき、ついには同類の波動だけでなく宇宙や自然の波動をキャッチします。それは一体化回路が掴んだエネルギーの塊。これが、人類が獲得した原観念です。

 

万物のとの一体化回路と本能・共認回路との間に意識の混濁がおこります。意識を再統合するためには、具体対象の背後に、かつ一体化回路が掴んだエネルギーの塊の中に「何か」を措定する必要が生じます。それが「精霊」であり、共認回路から見た「期待応合(対話)の対象」です。

 

措定した精霊とその本質は眼に見えない対象、それを皆で追求しあらわそうとした。そのために身振り手振り、表情、地面にカタチで描くなどの表現方法が発達。その結果、指先や表情筋がより豊かになり微細な表現を可能になり、さらにより本質を抽出した音声言語の獲得に至ります。火や道具を扱い、脳容量の増大とともに急速な外圧適応を果たしていきます。

先端外圧は、万物との一体化の追求圧力です。

 

 

【旧人・新人】

生存課題の全てを本能⇒共認 ⇒観念(精霊信仰=事実認識)へと先端収束させることで観念機能を発達させ、その事実認識の蓄積によって生存様式を進化させていきました。観念機能(特に言葉)は、表情や身振り手振りによる共認よりも、遥かに多様で容易な共認を可能にし、共認内容の無限に組み換えを可能にしました。観念機能がDNA進化に代わる新たな進化機能となります。土器や石器など道具の多様化、石器を使った狩猟器具の発達、投槍による大型動物の狩猟、弓矢の発明による生産力、防衛力の上昇により出洞窟を果たします。地上に進出した人類は、忽ち外敵を駆逐して繁殖していきます。

先端外圧は、観念の自在な組み換え追求です。

 

ちなみに日本の歴史の第1章である縄文時代。自然と共生し、持続的で、人を殺す武器を持たず、女性が中心の母系社会で、縄文土器や木製品に代表される芸術性の高い物づくりに長けた人々の社会が1万年(弥生時代から現代まで2400年でしかない)続いたのです。この縄文時代の解明に、人類再生のヒントが隠されていると思われます。

 

次回は、出洞窟以降の外圧の変化について見ていきます。

お楽しみに。

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