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2023年02月19日

【なぜ追求は6人が一番いいのか?】自然との繋がりから考える

前回の記事では、現代的な感覚から効率よく、全員が活力をもって追求の場に臨める最適人数は現代でも6人程度ではないか?
ということをお伝えしました。

今回は、自然界に存在する”6”という数字との連関から読み解いていきます。

まずは、自然界から見る”6”という数字の不思議についてお伝えします。

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自然界に存在する六角形について調べてみました。

六角形は最小のエネルギーで最大の効果が得られる特別な形と言われています。自然界は六角形が大好きで、最も安定した構造になっています。例えば、、ハチの巣穴・雪の結晶・水の分子・虫の複眼・亀の甲羅・炭素の結合など。

こうして調べてみると、生物から物質に至るまで、あらゆるところで六角形がみられます。

平面を隙間なく埋められるのは、三角形・四角形・六角形しかありませんが、面積が同じ場合、六角形はそのなかでも周の長さが最小です。ハチの巣穴で知られるハニカム構造では最小の材料で巣を作成できます。蜂にとって一番効率が良い巣作りになります。

安定性や強度に関しても、純粋な強度だけなら三角形が上ですが、1つの面から受ける力を他の面に逃がしていく柔軟性は六角形の方が上。サッカーのゴールネットも六角形の穴を開けるネットにすることで、より丈夫になっています。
分子間でも炭素の結合においても六角形の結合からなるカーボンナノチューブは、なんと鉄の100倍ダイヤモンドの2倍の硬度なんだとか!

六角形は自然界にもたくさん存在し、生物のみならず物質にもあらゆるところに存在していることがわかります。

自然のなかにもたくさん見られることから、然法則・物理法則と人の意識との繋がりがあるのではないでしょうか?
そこから改めて本題のなぜ追求は”6人”が1番いいのか?を考えてみます!

①安定性と変異性
前述のように六角形の安定性は自然界が証明してくれています。ただし追求には一定の変異性も必要で、あらゆる視点からの意見・発信が必要になる。6人がそれぞれの意見を出し合っても良いし、2人✖3グループもしくは3人✖2グループに分けてその後それらを持ち寄れば更に追求は変異性を持ち、活性化するでしょう。そういう意味でも6人での追求は安定性と変異性をバランスよく持ち合わせています

②エネルギーの増幅と収束
3・4・6・8人での追求を図に表すと下記のようになります。

各頂点に人がいると考え、それぞれの意見・発信は辺や対角線のようになります。それぞれの意見は中央に集まり、一気に収束するイメージが湧きます。意見が集まる部分に追求のエネルギーが集まっています。もちろん正多角形であれば、一点に集中しますが、4人(正方形)では、少し心許ない感覚になり、8人(正八角形)では、多すぎて収束しない感覚になります。
8人ではエネルギーの集まりが外側にも多数存在しています。図を見てもらうとわかりますが、かなり複雑に入り混じっていて、追求が収束しにくい感覚を受けます。

③視野
人間の視野は両目で120度くらいといわれています。ちょうど、正六角形の一角は120度です。
つまり、隣にいる人がどうなっているのかを確認できる限界になります。8人になると、隣や他の人がどうしているかをすべて把握できなくなります。どこでどんな議論が交わされているかもわかりにくくなり、自分と離れた人との追求や共有が難しく感じます。②の図からも、八角形はかなり複雑に入り組んでいる感覚も受けますよね。

 

以上の点から、6人での追求は、安定と変異のバランスが上手に取れ、追求エネルギーの収束する場所がわかりやすく、更にみんなの様子も把握できるということがわかります。

したがって、前記事の感覚的な部分と併せて、自然界に生きる人間の意識とも繋がっているのだと思います。
自然との繋がりからみても追求は6人が一番良いのではないのでしょうか。

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