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2015年04月17日

日本人の家族観(4) ~いつのまにか母系社会の日本~

妊婦さん&夫100組に聞いたアンケート結果があります。(リンク

Q1.「男の子と女の子、どっちがほしい?」

⇒【妊婦さん】:(1)男の子 17% (2)女の子 46% (3)どっちでもいい 37%
⇒【 夫  】:(1)男の子 39% (2)女の子 23% (3)どっちでもいい 38%

Q2.男の子/女の子がほしいワケは?

★男の子がほしい派

⇒【妊婦さん】
・男の子はママっ子が多く、単純にかわいい。
・将来、息子がいると何かと頼りになると思う。
・夫が「サッカー教える!」と、熱望しているので。
・女の子はシビアで、ママに冷たそう。

⇒【 夫  】
・将来、サッカーやドライブなど趣味を共有したい。
・女の子は大人っぽくて接するのがむずかしそう。
・自分がなれなかった、理想のカッコイイ男に育てたい!

★女の子がほしい派

⇒【妊婦さん】
・将来、一緒に買い物や旅行に行きたい。
・服選びが楽しい。
・上が男の子で、両方の性別の子どもを育てたい。
・男の子は少年犯罪などがこわいし、どう育てていいかわからない。

⇒【 夫  】
・かわいい娘と一緒に出かけるのが夢です。
・「パパをいじめないで!」なんて、妻からかばってほしい~。
・老後、面倒を見てくれるのは娘だと思う。

アンケートの結果は、自分と同性の赤ちゃんをほしがっている妊婦さん&夫が多く、特に妊婦さんの半数近くは女の子を希望。ただ、赤ちゃんが第1子の場合、「どっちでもいい」と答えた人も多数いる。いずれにしても、妊婦さん・夫の趣味や嗜好に基づく理由がほとんどです。

ここで、息子or娘をめぐる意識潮流について、ある記事を紹介したいと思います。

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『シンプル道の日々』(リンク)より

「いつのまにか母系社会の日本」

私の両親も含めて、娘と暮らしている老親が最近は目につく。娘の形態は、シングル、シングルマザー、結婚して子供がいる、など様々であるが、どの形態の娘でも、たいていうまくいっていて、親も子(娘)も楽しそうである。
私が子供の頃、日本は父系社会だと言われ、つまり、家の跡を継ぐのは男で、親の面倒を見るのも男(特に長男)で、息子の生まれない家庭はかわいそうだと思われたものだ。

あれから半世紀、日本もすっかり様変わりして、「娘が多い」ことは、いつのまにか「価値あること」になってしまった。今では私の高齢の両親は、親戚にも、近所にも、病院でもたいていこう言われる。「お宅は、娘さんが多くていいいですね」。つまり、世話や介護をする人員がたくさんいて、いいですね、という意味だ。

しかし、また今から数十年後はどうなるかは、誰にもわからない。「人生、万事塞翁が馬」、つまり、いつだって、不利なことは有利なことに代わり、有利なことは不利に代わり、また不利なことが有利にかわる、のである。未来の展開など誰にも本当は予測もつかないので、だから人は、ただ自分が今もっているもの(家族であれ、仕事であれ、その他何であれ、そして特に一番大事なものは、「私は在る」という「気づき」である)を喜び、縁のある者同士が、お互いを助け合って生きるのが、一番平和で楽しいことなのである。

「お宅は娘さんが多くていいですね。」という言葉は、現代の意識潮流を端的に表していると思います。
半世紀前、つまり1960年代は男の子(長男)を望む声が多かったと思います。しかし70年代、日本社会から貧困が消え、私権を維持・発展させる意識(「家を継ぐのは男」「親の面倒を見るのも男(長男)」)が消滅したことで、「男の子・女の子どちらでもよい」や、むしろ「女の子がよい」というアンケート結果に繋がっているのだと思います。

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