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2015年12月24日

10/14実現塾「サル・人類史年表1」~原猿/真猿の定義(共認機能に着目しない学者の定義は無効)

10/14実現塾「サル・人類史年表」の議事録要約版を数回に亘って投稿します。
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原モグラから出発して樹上に逃避の場を求め、6000万年前に樹上機能(後ろ足の指で手と同じ様に枝を掴める)を獲得したのが原猿であるが、どこから(何を以て)原猿と定義すべきか?

樹上機能を獲得し、森林という森林を埋め尽くして(その食糧限界まで)繁殖した原猿たちが、絶えざる縄張り侵犯を繰り広げるのは必然である。これは同類同士で縄張り闘争を繰り広げるという同類闘争であり、同類闘争に対応する本能など存在しない以上、サルたちが本能機能を超えた共認機能を形成するのも必然である。

サルが同類闘争⇒共認機能を生み出したのは、彼らが樹上を埋め尽くしたからであり、それを可能にした機能、すなわち拇指対向性と立体視の獲得を以て原猿と定義すべきである。

ex.カルポレステスは、拇指対向性を獲得し、足の指で枝を掴んで樹上逃避できるようになったが、枝から枝へ飛び移るために必要な立体視機能(両目が顔の正面に並ぶ)を獲得していないので原猿とは云えない。立体視を獲得したショショニアスを以て原猿と定義すべきである。

では、真猿の定義は何か?
原猿と真猿の違いはその共認内容にある。
原猿は、同類闘争の不全感を揚棄するために、相手の課題=期待を自己のそれを重ね合わせ同一視することによって充足を得る回路を形成し、この親和充足共認の機能によって原猿オスたちは不全感を和らげたが、縄張りを確保することはできなかった。
それに対して、縄張り確保という課題共認⇒評価共認⇒役割共認⇒規範共認という一連の闘争共認を形成したのが真猿である。

原猿と真猿の違いは、その集団形態の違いにも現れている。
原猿集団は縄張りを確保した一匹の首雄と数匹のメスとその子供たちによって構成される生殖集団であるが、真猿集団はオスたちが縄張り闘争を闘うべく形成した闘争集団である。

このように、共認機能こそサルのサルたる所以であり、そこに焦点を当てて原猿/真猿の定義も考えるべきである。それに対して学者たちは、身体の形態や大きさだけを取り上げて原猿・真猿を定義し、それを「科学的」と称しているが、その定義はあまりに幼稚である。
例えば、学者たちはプレシアダピスをサルの祖先としているが、プレシアダピスはげっ歯類のリスと変わりがないのであって、そんな定義は無意味である。

そんなことになるのは、学者たちが集団や社会の構造に関心がなく、かつ歴史全体を構造化しようとする視点も全くないからである。学者たちが、サルの脳を解剖してミラーニューロン(同一視機能)まで発見しながら、それを母胎として進化した共認機能を発見できないでいるのも、その所為である。

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