2011年12月29日
日本の婚姻史に学ぶ共同体のカタチ~祭りにみる日本人の最大期待とは?~
前回のテーマは、「夜這い婚を支える学びと導き」でした。
夜這い婚のあった戦前まで、性の充足を得ることは、集団の充足課題でした。そして若衆宿・娘宿・筆下ろしといった慣習の中に、夜這い婚を支える学びと導きの基盤があったことを展開しました。
今回は、性と集団課題の結び付きが強かった「祭り」にスポットをあててみたいと思います。
さて皆さん、ここで質問です。
Q.貴女は、祭りの本当の充足を知っていますか?
祭りの充足と言えば、現代では踊りや歌を通じて、みんなと一体になれる充足をあげる人も多いでしょう。
あるいは、男であれば女の浴衣姿やうなじに、普段とは違う女らしさに充たされたり、女であれば、神輿や山車を担ぐ男の力強い姿にうっとりする方もいらっしゃると思います。
では、昔はどうだったのか?祭りの代表である「盆踊り」を例に、追求してみたいと思います。
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- posted by matuhide at : 2011年12月29日 | コメント (783件)| トラックバック (0)