2011年12月30日
【人類婚姻史を構造化する】5~交叉婚:単位集団から集団外への充足対象の拡大
左上:トロブリアンド島の女性 右上:インディアンの踊り
左下:日本の縄文時代 右下:タヒチの女性
今回は、前回の兄妹婚に続き、更に集団が分割していった後の交叉婚について扱いたいと思います。
交叉婚の事例としては、オーストラリア原住民のカミラロイ族、北米インディアン70部族、日本の縄文時代など、更に南の豊かな採集部族の中でポリネシアのタヒチ島、パプアニューギニアのトロブリアント島に、その事例が見られますが、大抵は南方系の部族において発生した婚姻様式です。
ここでは交叉婚の内容と、なぜ交叉婚に変化する必要があったのか、当時の外圧状況や集団の期待とはなんだったのかを見ていきます。
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- posted by saah at : 2011年12月30日 | コメント (766件)| トラックバック (0)