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2014年1月9日

2014年01月09日

家族って何? シリーズ4.江戸時代~市場化の波に対し、村落共同体を守る民衆~

こんにちは!
本年も宜しくお願い致します。
シリーズで追求しています「家族って何?」 今回はシリーズ4です。
江戸時代、農村では家屋ごとに分かれて暮らしているものの、人々が帰属しているのはムラであった。現代的に言うなら「ムラが家族(かつ職場)」であるという事。性関係も開放的で、父親が特定できないという意味で母系を継続していました。
商家も、家業の信用継承の必要から血縁の母系家族であったが、これらに対し、武家のみが「血縁の父子関係」を基本とした家族であった。
前回記事では以上のような内容を検証してきました。
シリーズ3.江戸時代~武家だけが血縁父子相続であった~
江戸時代においては貨幣経済が飛躍的に発展し、町民文化も栄えましたが、このような変化が農村にどのような影響を及ぼしたのか、村落共同体の運営に支障をきたすことは無かったのか、今回はこのあたりを検証してみたいと思います。

(さらに…)

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