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2014年8月16日

2014年08月16日

代々木忠 ~あくなき性の探求~

ビデオカメラを持った白髪の男が、レンズを通して男女の絡みをじっと見つめている。

AV界のカリスマ「ヨヨチュウ」こと代々木忠監督。AV販売本数累計7000万本、監督作品数536本(現在も更新中!)

代々木忠のドキュメンタリー映画『YOYOCHU ~SEXと代々木忠の世界』が、2010年のローマ国際映画祭で上映された。

 

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代々木の人生はまるで劇画のようだ。

1941年、3歳で母親を亡くし、親戚の家を転々とする。終戦後には自宅が売春宿になり、親の愛を知らずに育つ。中高生で札付きの不良として知られるようになると、警察に目を付けられて大阪に逃亡。生活を改め花屋に住み込みで働き始めると、華道の才能を発揮。師範の資格を取って若手華道家として評価される。23歳で結婚するものの、喧嘩で捕まったことをきっかけに離婚。一時、極道の世界に足を踏み入れた後、愛人3人とともに上京する。

ワールド映画の助監督になると女優の真湖道代と出合い、29歳で2度目の結婚。34歳で監督デビューを果たすが、プロデューサーとして携わった「女高生芸者」がわいせつ図画として摘発される。裁判費用を捻出するため制作会社ワタナベプロを設立し作品を量産。その後タレント事務所を設立し、愛染恭子をデビューさせる。40歳の時に東京地裁で無罪になると、43歳で制作会社アテナ映像を設立。一般家庭にビデオが普及し始めた時期に、愛染を主役にしたビデオ作品『本番生撮り淫欲のうずき』を発売して爆発的ヒットとなる。さらに44歳、『ドキュメント・ザ・オナニー』が、一大センセーションを巻き起こす。

(さらに…)

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