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2016年10月6日

2016年10月06日

生後6ヶ月までの乳児には、大人にはない認知能力がある

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>ハーバード大学教授のハワード・ガードナー博士は、プロジェクト・ゼロで、赤ん坊の知能の発達と年長者の知能水準を調べてみた。すると空間能力、運動感覚能力、音楽能力、対人能力、論理数学能力、内省的能力等で4歳までの子どもはほぼ天才的な水準にあった。けれども20歳ではその割合は10%、20歳以上では2%にまで低下した。<

 

赤ん坊は、実は驚くべき才能を身につけているらしい。

 

生後6ヶ月までの乳児には、大人にはない認知能力がある
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生後6ヶ月までの乳児はぼんやりしているように見えても、実はさまざまな能力を持っていることが研究によりわかってきた。
“infant”(乳幼児)とは、ラテン語で「話せない」ことを意味するが、子供は生まれる前からおしゃべりや発話の準備を始めていて、羊水を通って聞こえるくぐもった音に反応している。そのため、生まれたばかりの赤ん坊もすでに洗練された鋭敏な感覚を持ち、動物には見えるが大人や大きな子供には見えないような世界の細部を見ることができる。

サイエンス誌によると、最近乳児に関して以下のようなことが明らかになった。
● 生後数日で、外国語の中から母国語を聞き分けることができる
● 生後4、5ヶ月で読唇術が使え、ビデオに映った顔を音声なしで見ながら、「イー」や「アー」の音を当てることができる
● 乳児はすべての言語の子音と母音を聞き分け、大人が聞き逃してしまうような外国語の音の 違いを聞き分けることができる
● 生後6ヶ月の乳児は、大人なら同じにしか見えない2匹のサルの顔を見分け、またサルの顔写真を見ながらその鳴き声を当てることができる
● 乳児はリズムの達人であり、自分の国とほかの国の音楽の拍子の違いを聞き分けることができる
これらの能力はすべて、生後6ヶ月頃には低下する。
つまり現在の環境下ではあまり影響しないような情報は無視することを学ぶようになるのだ。

さらに最新の研究によると、生後4ヶ月の乳児は音声なしの映像を見ながら、その人が母国語を話しているかどうかを区別できることがわかった。この能力は生後8ヶ月には消えるが、バイリンガルな環境にいる場合は必要な能力であるため、そのまま残る。

また別の実験では、36人の赤ん坊に3人の英・仏語バイリンガルのスピーカーが文章を暗誦している様子を映したビデオを見せた。スピーカーはなめらかに暗誦できるまで十分に練習したが、生後4ヶ月から6ヶ月の乳児は、スピーカーが外国語の文章を暗誦しているときにより長時間画面を見つめていた。何かが違う、ということだ。
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子どもの脳は低周波で潜在意識が作られやすい 
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リーマ・レイバウ博士の『脳波の定量とニューロフィードバック』によれば、生誕から2歳までの子どもの脳は、主に0.5~4ヘルツの低周波のデルタ波が優位である。2~6歳では4~8ヘルツのシータ波が増える。そして、歳を取るにつれて、8~12ヘルツのアルファ波が増え、外部からのプログラミングの影響を受けにくくなる。12歳ごろからは、12~35ヘルツのベータ波が持続的にあらわれ始める。さらに、飛行機が着陸態勢に入るときのパイロットやプロのテニス選手では、さらに高い35ヘルツ以上のガンマ波もみられる。

アルファ波はリラックスした覚醒状態で現れる脳波だが、催眠療法では脳波をデータ波からシータ波に落とす。低周波数の脳波がでると暗示を受けやすくなる。そして、 この低周波の状態にある脳波は、取り巻く環境の情報を信じられないほど大量に取り込むことができる。子どもが親が提供する情報を潜在意識に記憶していくのはこの力による。京都大学霊長類研究所の研究によれば、チンパンジーの子どもも母親を観察するだけで学習することができるが、人間も同じで、基本的な行動や信念は両親を観察することを通じて潜在意識に組み込まれていく。
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さほど新しい情報ではないが、どちらの事例も驚くべき内容だった。
赤ん坊は、人類の最先端機能である観念機能をいち早く獲得するべく、お腹のなかから準備を始めているという。
しかも、聞いたり、見たりするだけで、様々な情報判断をしている。
これはやはり、生きる欠乏(どうする?)から生まれてくるところの、一体化欠乏の強さなのだろうか。
そして、母国語を見分けるという実験の状況が分からないが、仲間を見分ける、ということなのかもしれない。
生きるために、必死で仲間を見分ける=敵か味方かを見極める、至極当たり前のように思える。

世の中の最も危機的なことは、思考停止状況にあること。
思考停止である以上、何もなくても人類は滅亡する。
思考革命、思考解放の視点から、この間あれこれ調べてきたが、まだまだ赤ん坊に学ぶことがありそうだ。

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