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2014年08月15日

高齢者が先導する新たな共同体!~事例編:社会問題に高齢者が動き始めている

実は、世間を広くみていくと、高齢者の中にも活力を持った活動を展開しているグループが、幾つも存在しています。

老人ホームに代表されるように、福祉政策に基づいた施設に入り、何も仕事をせずに余生を過ごすということに対して、これだけ事例があると、どうも高齢者が様々な活動に動き出しているという感覚があります。

今回は、そのような事例を俯瞰しながら、なぜ今高齢者の活動が創出されているか。考えてみたいと思います。

高齢者元気

【核家族化で失われた役割を復活】                   

以前から、子育て支援政策はありますが、問題を解決に導くような有効な政策はなかなか見えていません。そのような中で、子育てや家事代行業務などで高齢者が活躍しています。核家族化により、母親1人で子育てしなければいけない状況や、共働きで家のことができないような状況に対して、子育て経験豊富,信頼がおける“おばぁちゃん”の活躍の場があるようです。

子育て

★【高齢者活用子育て支援事業】の事例紹介:親の居場所をつくる

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=292951

いずれも、行政と地域が一体となって行っている育児の取り組みです。

☆東かがわ市:にこにこクラブ~地域組織活動育成

・公的支援のない土日に活動,廃園施設を有効活用しながら活動。

☆須坂市:NPO法人へそのお~ふれあいサロン運営

・自宅開放からのスタートし、,ネットワークも広がりをみせている。

★高齢者組織化に近いビジネスの事例・・・かじワン

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=292862

「社会を変え、国を変え、世界を変えたいという志を抱いて経営を行っており社員一同この精神を充分に理解し最高のサービスのご提供を追求しております。」という結集軸で、家事代行サービス事業を展開。引退した高齢者層が、働く女性をサポートしている。

【市場化・都市集中化→活力を失った地域を活性化】

首都圏から離れた地域において、高齢者人口の比率が高くなり、地域が過疎化している事例はよく聞かれると思います。そのような中でも、経営的にも自立し地道に活動している集団があります。

地域活性化

★老人共同体の実現に向けて その萌芽となる事例紹介~地域を伝承するおふくろの味「ファームまぁま喜ね舎」

http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2014/07/2798.html

「福井の母ちゃんの味」「地域の食文化」を伝承するという目的の元に結集。「高年齢者の高年齢者による高年齢者のための企業組合」高齢者でも働ける業務体制をつくり、仲間同士の繋がりも深めている。

★【高齢者活躍の事例】八王子市清川町「きよぴー&とまと」地域の高齢者が皆でつくりあげてきた集団

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291274

地域高齢者のための配食サービスや様々なイベント開催をするなど、小規模だが継続的に活動。

【学校・家庭教育機能の喪失により失われた教育の復活】

「学級崩壊」「家庭教育の喪失」の言葉に代表されるように、教育機能が破綻しつつあります。それに代わり、江戸時代の“寺子屋”や人生経験豊富な高齢者の役割が見直されている潮流があるようです。

寺子屋

★高齢者が知恵や技能を教える「寺子屋事業」の取り組み

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291661

地元のシルバー人材センターが事業母体。高齢者が培ってきた知恵や技能を地域社会に還元していこうという取組み。

★高齢者の役割~文化・知識・技術の伝承者および子育て~

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=279861

高齢者の最大の役割は子育て。現代、高齢者は仕事を剥奪された。

【限界を迎えた福祉政策→高齢者相互の介護・共同体の復活】

社会保障政策が限界を迎える中で、福祉の世界では、元気な高齢者による介護事業を立ち上げ、人材不足をカバー。また昨今のシェアハウスの流行は、若者だけでなく、高齢者間でも事例があります。

グループリビング

★【高齢者活躍の事例】若者に介護はさせない~元気高齢者による高齢者支援~

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291232

「高・介併進策」と名付けた介護の人手不足解消。高齢者の生涯雇用のステージの確保。補助金なしで社会に負担をかけず自立。知識や経験を持つ元気高齢者の力を活かしている。

★高齢者生活共同運営住宅(高齢者生き活きグループリビング)とは?

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291125

一人暮らしで生活に不安や不便を抱える高齢者が、比較的低廉な料金で、地域でお互いの自主性を尊重した共同生活を営むことにより、生涯自己実現を図りつつ健やかに老いることを目的とする、小規模在宅型共同住宅。地域住民へ住宅の開放や、地域活動への参加など、社会的役割も積極的に果たしていく開かれた共同住宅を目指している。

【新たな役割創出・追求・可能性】

このような高齢者の本来の役割が見直される一方で、新たに、高齢者自らが起業し、チャレンジしていく潮流もあります。起業動機

★高齢者の仕事がない?全員参加型起業の事例~ワーカーズ・コープ~

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291339

仲間で資金と労働力を持ち寄り、参加者全員が経営者として働く「ワーカーズ・コープ」

★高齢者の起業が急増、理由は経験を生かす・社会の役に立ちたい

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291120

急増しているという高齢者起業家の「動機」を調べると、自らの主収入の確保といった人は少数派で、「社会の役に立つ」「今までの経験を生かす」といったように、対象が社会へと向っている傾向が読み取れる。

核家族化,地域活力の衰弱,学校・教育機能の喪失,限界の福祉政策・・・・どの事例も、現代社会の根本問題を解決のために、高齢者が自立して生きてこうとする事例ばかりです。

そして、起業という形で新たな役割の追求していく事例まで登場している。

現代社会は、様々な問題を自ら追求していく「自給期待」が顕在化している時代です。http://blog.nihon-syakai.net/blog/2013/10/002638.html

紹介した事例は、今後、高齢者が先導する新たな共同体=老人共同体が創出されていく。高齢者がどんどん動き始める時代に入ったことを示しているのではないでしょうか。

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