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2018年12月25日

シャーマンとは何か15~生命現象とは天体磁場によって磁化された水が生み出す「命の場」

前回、紹介した論点は、次の通り。
【1】ソマチッドは燐酸塩鉱物という原始的な無機生命体である。無水状態では鉱物として存在するばかりか、水に触れるとたちまち「含水燐酸塩鉱物錯体」へと変貌し、燐酸基に由来する様々な作用を示す。

【2】特にそれが生物の体内、つまり“命の場”に存在する場合は、最も基本的な生命代謝機能に係る作用を発揮し、それ自体が「命の場」からエネルギーや情報を受け取る「電磁場レセプター」となるばかりか、血中の金属イオン同定や、貴重な血中燐酸基供与体として、あるいは電子の授受体として種々の働きを行う。

今回は、ソマチッドの働きの仕組みを紹介する。
『バウの道中記』【ソマチッド概論2】を要約したもの。
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生物の体(有機体)を支えているものは、無機元素や無機化合物に象徴される無機基盤であり、生物種が下等になればなる程、無機に対する依存度が増加する。

中でも「燐酸塩鉱物」は火山や温泉で育成されており、海底火山の噴出孔や温泉内部に大量に発生する。
「燐酸塩鉱物」の構造は、基本的には「珪酸塩鉱物」と同じ。中心核の金属元素(FeやMgやCuやPbなど)を中心に、複数の燐酸基(PO4)が配位結合したもの。
無機生命体(ソマチッド)と呼ばれる「含水錯体塩」の場合は、中心核元素に燐酸基が2分子~4分子配位したもので、主にMg系とFe系の両系統に分かれる。
水分子が燐酸基を取り囲む様にクラスター結合を起して電磁皮膜を形成する。
ソマチッドの推進駆動力の源は、各種の生体酵素やコロイド分子と一緒で、燐酸基の旺盛な電磁気力であって、疎水性(反撥力)に基づくものである。
無論、彼等が自己の意思で動いている訳では無く、彼等の司令塔(心)である外磁場がその運動を統括し、目的の行動を起させている。
電荷(分子磁場)を備えたソマチッド分子は、無機骨格であっても最も原始的で基礎的な生体分子である。

灼熱のマントル地獄、新生元素の放射線の嵐の中で、水は直ぐに蒸発すると言う原始大気の下で、最初に組み立てられた地上の無機生命体とは金属元素を基盤にした簡単な化合物であったと考えられる。
やがて誕生する熱水圏では、水分子と化合した無機生命体がソマチッドの様な「含水錯体塩」へと変貌し、次第に「ポルフィリン錯体」の様な巨大な複合塩を形成して行った。

その組み立て手順は同じで、基本は天体情報のレセプターである水分子の五員環サークルや六員環サークルである。
水の中に金属元素を入れると、水磁場が本能的に反応して、元素の手足である最外殻軌道電子を剥ぎ取ってイオン化し、その元素を無反応でネガティブな状態に拘束する。その状態は水分子クラスターが金属イオンを抱き込んだかの様に見える。

水分子の六員環サークル・クラスターは、原子磁束が回転する球体状の電磁場を囲っており、その電磁場の中に捕獲された鉄イオンは磁化されて、もはや鉄では無く、ただの水分子へと変じてしまう。
一方、燐(P)の様な活性した猛毒の非金属元素には、水の遊離基である水酸基(OH)が対応し、四つの水酸基と化合して燐酸基(PO4)へと変貌させ、その強い反応力を奪い取る。

実際には、燐酸基は水のオキソニウム基と反応し、オルト燐酸(H3PO4)の形態となる。
水分子クラスターが鉄イオンを抱いた六員環鉄が存在すると仮定すると、オキソニウム基は燐酸基を六員環鉄の中に運び入れて、Fe系の「燐酸塩錯体」を造り出してしまう。

水は常に外磁場である天体磁場に磁化されており、生命創造の為の必需品を組み立てている。
生命を創造した実際の作業者は、天の組み立て情報を受け取り、手足となって動く水であり、水こそが生命の本源的な物質である。
地上の生物とは「水の化身」であり、特に血液の様な「生体水」は「命の場」に磁化された特殊な水であって、目に見えない命を反映する「命の象徴」とも呼べるものである。
肉体磁場(命)と血液の関係は、地球磁場圏と海洋の関係と同じである。海が空の色を忠実に反映する様に、水は磁場の正確な情報レセプターなのである。
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天体磁場によって磁化された水分子と結合した燐酸基の電磁気力がソマチッドの駆動力であるということだ。
つまり、ソマチッドとは、水分子を介して、宇宙(天体磁場)のベクトルをその身に宿しているのである。生命現象とは天体磁場によって磁化された水が生み出す「命の場」である。

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