2011年10月27日
『日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ』シリーズ ~夜這い婚を支える【学び】と【導き】~
『日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ』シリーズ 第二回は、「夜這い婚を支える学びと導き」です。
この女性達の画像はこちらからお借りしました。
前回の記事では、「夜這い婚って何?」を扱いました。
その答えとして、「現代とは違い、性について語ることはタブーではなく、開かれた性がみんなの共認充足であり、村落共同体内の活力の上昇に繋がっていた」ことを示しました。
夜這い婚のあった当時、活力の根底にある性充足をどの様に学び、深めていったのでしょうか?
現代との違いを明らかにするために、女性の方に質問です。
Q 貴女は、どうやって性の充足を学びましたか?
現代であれば、友達から体験談を聞く、アダルトビデオやネットで知る、彼氏に教えてもらう。という答えがほとんどを占めると思います。初めての性体験が苦いものであれば、性に対する充足が感じられず、嫌になる場合もあります。
1970年以前であれば、「性は学ぶものではなく、捧げるものです。」という処女規範のもと、初体験の人と生涯を共にするという風潮でした。性を語ることがタブーであり、密室の中での限定的なやりとりだったのです。
では、性充足が村の活力であった夜這い婚の時代において、女達は性の充足をどのように学び、深めていったのでしょうか。当時の様子を見てみましょう。
応援よろしくお願いします♪
- posted by OGUMA at : 2011年10月27日 | コメント (3件)| トラックバック (0)