2018年02月22日
結婚できないのは「恋愛至上主義」社会の弊害
前回の記事「ベーシックインカムで男女関係も本源収束へと転換する」では、
ついに自我私権の性関係も終焉を迎え、男女関係の価値観が変わり、本源の性へと転換していくと書いた。
これまでの男女関係について、あれこれ振り返ってみたい。
まずは、恋愛至上主義について。
(リンク)より
■3組に1組の夫婦が離婚していると言われる今の日本。また、未婚率も年々上がり、社会問題になっていますよね。
こうした未婚率や離婚率の高さの原因は何でしょうか?
現代社会における恋愛と結婚のあり方、両者の違い、“恋愛至上主義”社会と結婚の関係などについて検証していきます。
■未婚率や離婚率が高い原因は?
お見合い結婚が一般的だった時代は、自分の感情に関係なく夫婦になるのが当たり前。ふたりの間に愛がなくても、周りの人たちのお世話や紹介で出会って即結婚というケースは珍しくなかったようです。
中には、男尊女卑的な考えを持つ男性や浮気性の男性と結婚しても、文句を言うことすら許されず、生涯、耐え続けた女性もいるでしょう。
一方、現代は「結婚相手=愛する人」と捉える“恋愛至上主義”社会。出会った後に一定期間の交際を経てプロポーズ、そして結婚という流れが一般的ですよね。
魅力的に思えますが、ひとたび恋愛感情がなくなってしまうと一緒にいる理由がなくなり、交際をやめたり離婚を考えたり。
日本の未婚率や離婚率の上昇の一因は、この恋愛至上主義かもしれません。
なお、恋愛結婚では約4割の夫婦が離婚している一方、お見合い結婚したカップルの離婚率は1割程度というデータもあります。
(参考)
■ 恋愛至上主義ゆえに結婚制度が壊れ、家族が消失する(リンク)
■ 恋愛至上主義や個人主義が進んだ結果、ついに結婚制度が崩壊へ(リンク)
■ 恋愛至上主義の時代は終わった(リンク)
恋愛関係だと、何故うまくいかないのか、長続きしないのか、
次回から掘り下げてみよう。
- posted by TOKIO at : 2018年02月22日 | コメント (0件)| トラックバック (0)