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2018年9月27日

2018年09月27日

シャーマンとは何か?7~金縛り中に見えるもの、聞えるものは全て幻覚

シャーマンが観る超越的な世界と重なる、「脳が見る幻覚体験」を紹介する。
以下は「楽しい体外離脱」の前半を要約したもので、金縛り中に見えるもの、聞こえるものは全て幻覚とのことである。

●私は数百回もの体外離脱体験をした。その結果、体外離脱現象の正体は「幻覚」であることがわかった。体外離脱体験者がよく「断じて夢や幻覚ではなかった」と言うが、そのように錯覚するぐらい超リアルな「幻覚」である。私は、何度も体外離脱体験をして、初めてそれが「幻覚」であると気付いた。その超リアルな「幻覚」である体外離脱現象は、睡眠中の「夢」と同質のモノで、その差は睡眠の深さによる覚醒度の違いだけである。

では、何度も体験しなければ自覚できないほどリアルな「幻覚」であり、しかも「夢」と同質のモノであるという体外離脱体験とはどんな体験なのか?

●私は中学生になってからよく金縛りに遭うようになったが、「金縛り」が私の体外離脱の土台にある。初めて金縛りに遭った時は恐怖したが、何度も経験するうちに慣れて恐怖も感じなくなり、金縛りの最中でも明日の予定を考えたり、電源を切り忘れたラジオの笑い話に耳を傾け、心の中で爆笑するという余裕さえ出てきた。
次に金縛りを解くために、自発的な深呼吸や暗算や『枕草子』を心の中で暗唱するなど、いろんなことを試してみたが、金縛りは解けなかった。
金縛り中は、寝ぼけていたとかそんなレベルではなく、かなりハッキリ物事を考えることができるほど覚醒しているのだが、それでもカラダはまったく動かないのだった。
当時は体外離脱できなかったので、ひたすら金縛りが解けるのを待ち続けるしかなかった。

●ある晩、金縛りが解けるのを待っている間、寝室の壁に掛かったカレンダーの日付を見ながら、その週の予定などを考えていた。ところが、金縛りが解けた後、再び寝室の壁を見て私は驚いた。金縛り中は確かに壁に掛かっていたカレンダーが忽然と消えてしまったのである。
実は、そこに掛かっていたカレンダーを、2~3日前に取り外して別の部屋に移していたのである。つまり、私が見たカレンダーは、カレンダーを取り外す以前の私の記憶を元にして現れた「幻覚」だったのである。

その時点ではカレンダーだけが幻覚だと思っていたのだが、その後、金縛り中に見えるモノすべてが「幻覚」であるとわかった。
金縛り中に寝室の様子を眺めていた私が、金縛りから開放された時、本当は寝室を眺めることができない「うつ伏せ寝状態」だったということがあった。金縛り中は実際には眼は閉じていて、眼を動かしているつもりになって、幻覚の情景を眺めているにすぎなかったのである。

私が見た「幻覚」は、カレンダーの数字が一文字一文字きちんと読み取れたし、寝室もタンスの形状から天井の木目まで、何ら現実と変わる所はなかった。金縛りが解けた後で現実との相違点を発見することがなければ、それが「幻覚」であると自覚するのは極めて困難なことなのだ。

時には人間の姿をした「幻覚」も現れた。
ある時、金縛り中に眼を開けると(実際は眼を閉じていて、開けたと錯覚しているにすぎない)、仰向けに寝ていた私のカラダの上に、私と向き合うような格好で、うつ伏せに寝ている浴衣姿の見たこともない老人の姿があった。ハゲた頭に白い眉毛と白いあご髭、シワとシミだらけの顔の老人は、ほとんど歯の抜けた口に薄ら笑いを浮かべながら、気味の悪い眼で私を見つめ
ていた。不精ヒゲの1本1本までよく見えるこの不気味な老人が「幻覚」であるとは自覚できず、私は「幽霊が現れた」と思った。私の安眠のジャマをした幽霊に対する怒りで、私は右拳で老人の顔面をブン殴ってやった。すると老人の姿も消えた。
実際は、金縛りで動かなかった身体をムリヤリ動かして殴ったと思った瞬間、右手は布団を高く跳ね上げ、夢から覚めた時のように金縛りも解け、老人も消えていたのである。

「幻覚」はなにも「幻視」だけではない。金縛り体験には、しばしば聴覚の幻覚である「幻聴」が伴う。
幻聴の音の種類は様々。よく聞くのは扉の開閉音や、廊下を歩く音、階段の昇降音など日常の音。「ドンドン」という大きな音や耳鳴りのような「キーン」という音もあれば、「カサカサ」とか「ギシギシ」とかいう音もある。「ウギウギュギュ~」とか何の音なのか形容もできない音も多々ある。また、美しい音色の音楽であることもあるが、何と言っても極めつけの幻聴は人の声である。

友人や肉親の声もあれば知らない人の声もあるし、何語か解らない聞き取り不能の言葉(らしきモノ)を誰かがしゃべっていることもある。人の声の「幻聴」は、人の姿の「幻視」とセットになって現われることが多い。ある日の金縛り中、こんなことがあった。

友人のB氏が「よっ!久しぶり~」と現われ、私が「いま金縛りで動けへんのや、助けてくれ」と言うと、B氏は「しゃあないなあ~、助けたろ~」と言って私の腕を掴んだ。B氏が私の腕を掴んだと思った瞬間金縛りは解け、同時にB氏も消えてしまったのだが、就寝中の深夜に友人B氏が我が家を訪れるハズもなく、「幻視」と「幻聴」がセットになった「幻覚」だったのだ。

このような体験を繰り返すうちに、「幻視」の時と同じく、金縛り中に聞こえる音はすべて「幻聴」であることも学んでいった。

金縛り中に、「金星人」と名乗る人物が現われ、話しかけてきたこともあるが、面白いのはその声がテレパシーのように頭の中に直接響くよく通る声であったことである。これは幻聴全般に言えることだが、幻聴は耳で聞いているという感じではなく、頭の中に直接聞こえているという感じなのである。

もし、金縛りも幻覚も初体験という人が同様の体験をすれば、「宇宙人」と接触したとか、「チャネリング」したとか考えてしまってもおかしくはない。

(続く)

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