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2018年11月18日

2018年11月18日

シャーマンとは何か14~地球の水磁場の中で生まれた無機生命体ソマチッド

『バウの道中記』【ソマチッド概論2】によると、ソマチッドは、原始宇宙の記憶情報が詰まった原始地球の水磁場の中で登場した、無機生命体らしい。

注目すべきは
【1】有機生命体が登場する以前に、無機生命体が登場したということ。
【2】それは無機物単独で登場したのではなく、宇宙の情報が転写された水磁場との協働で登場したということ。

以下、要約する。

地球は惑星渦系と呼ばれる「平面渦流(渦骨格)」とその渦巻きの角運動が生み出す三次元立方の巨大な「渦磁場」を形成しており、地球磁場圏と呼ばれる回転する天体磁場を有している。
「生命創造作業の記憶」はこの地球磁場圏が握っている。それは超大な大規模宇宙流から渦の連動発生によって継承されて来た古来の記憶である。この天体磁場の「生命創造作業の記憶情報」は地表の原始海洋に添付され、その水磁場の中で実際の創造作業が行われる。

天の情報を受け取るレセプターは水磁場であり、具体的にはサイクル場(分子磁場)を有した水分子が担当する。オキソニウム基OH3と水酸基OHである。
これらは海洋に溶け込んだ金属原子をイオン化(不活性化)し、それを取り囲んで立体的な「含水錯体」を形成する。また、P(燐)やS(イオウ)といった活性元素と化合して、活性基であるPO4(燐酸基)やSO4(硫酸基)へと変貌し、様々な無機生命体を誕生させる。

有機物質(原始大気)が溶け込む以前の沸騰する原始海洋に於いて、無機化合物のスープと化した熱水圏が生命の創造行程の始まりである。
とりわけ、最も物量が優る岩石の主成分であるSi(珪素)である。SiO2(珪酸)に象徴される「珪酸塩」及びそれがAl(アルミニウム)に遷移した「アルミノ珪酸塩」と言う基礎的な塩類の世界が主役となる。

ケイ素と酸素の正四面体
画像はこちらからお借りしました。
生体分子の生成
画像はこちらからお借りしました。

これらは、無機世界の有機体と呼ばれる「含水粘土鉱物」の中心母体になる。その後の有機世界のお手本となった。
ちなみに、カオリナイト、パイロフィライト(葉蝋石)、モンモリロナイト(緑泥石)あるいはセピオライト(海泡石)といった粘土鉱物は、水中に於いてイオン交換力に優れ、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する。まるで植物の光合成のような機能を持つ。中にはその含水構造がDNAのような二重螺旋構造を持つものの存在する。

多数派の「珪酸塩鉱物」や「アルミノ珪酸塩鉱物」が水磁場の誘導により進化を続けて、「粘土鉱物」という有機体模様の高度な無機生命体に成長する。同時期に形成された少数派の「燐酸塩鉱物」は独自の進化を続けて、「含水燐酸塩鉱物錯体」へ成長する。

この鉱物錯体が無機と有機を繋ぐ「架け橋」的な役割を担い、未来の「有機世界」の骨格基盤を根底から支える。珪酸塩鉱物が陰の基礎土台になり、燐酸塩鉱物は陽の本質(運動)を司る。

ソマチッドは燐酸塩鉱物であり、原始的な無機生命体である。無水状態では鉱物として存在するが、水に触れると「含水燐酸塩鉱物錯体」へ変貌し、燐酸基に由来する様々な作用を呈する。
それが生物の体内に存在する場合は、基本的な生命代謝機能に係る作用を発揮し、それ自体が「命の場」からエネルギーや情報を受け取る「電磁場レセプター」となる。また、血中の金属イオン同定や血中燐酸基供与体、電子の授受体として種々の働きを行う。

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