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2021年8月11日

2021年08月11日

先祖への感謝、子孫への期待 -2

引き続き、共同体社会の再生にとって重要な意識と捉えて展開したい。 過去、このブログで掲載された記事でも「祭り」に焦点を当てている。

・「まつり」は本来、目に見えない神や精霊の世界とつながる場だ。 ・ヒトは太古からシャーマニズムの文化を発達させ、変性意識状態になることで目に見えない精霊(スピリット)の世界とのつきあいを保ってきた。 ・シャーマンと呼ばれる人たちは規則的な音や幻覚性植物の力などによってある種の変性意識状態(シャーマン的意識状態とも呼ばれる)に入り、自然界の精霊や祖先の霊などと交流する。 ・太鼓の音やドラッグなどで変性意識に入ることによってその枠組みが 一時的に外れると、日常の世界の思考や行動をまるで違う視点から眺めることができたりする。 太古のヒトにとって、自然界の精霊と交流することは特別なことではなかった。 その入口は、踊りやうたによる「まつり」によって生まれる変性意識状態にあり、現代人は身に付けてきた様々なコトバや枠組みにより、自然界の精霊と交流するような自由な思考を失ってしまった。 現代人も「踊り」によって得られる変性意識状態により、様々な枠組みから自由になれるのだろうか、、、

とある。現代的に捉え返せば、この祭りでの変性意識は、我々が普段封鎖している右脳を開放することではなかろうか。 対象との一体化欠乏が生起することで時空を超えて、思考が無限に広がっていく。逆に言えば、右脳を開放すれば、だれでもシャーマンのように目に見えないものとの交流に達するのではないだろうか?その入口として先祖への感謝、子孫への期待感がある。 現代では、左脳的思考の自分発の屁理屈だけではもはや成果がでない状況にある。これからは、日常のあらゆる活動にとって右脳を開放した思考=対象と一体化したいという欠乏が原点となり思考していくことで共同体社会を創っていく時代となる。そのためには、この祭りにおける意識状態が日常化することが近道なのかもしれない。 そのうえで参考となる記事を紹介したい。 (さらに…)

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