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2021年9月2日

2021年09月02日

婚姻史を追求する理由とは

 

縄文の婚姻

このブログでは、これまで日本や世界の歴史を遡り、村落共同体を初め様々な部族の集団・婚姻形態や、男女の性関係などを追求してきました。

何故このような追求をしてきたか。

その動機は、このままでは人類が滅亡してしまうのではないか、という危機感が根本にあります。

 

現代社会は様々な問題を抱えていますが、精神破壊、肉体破壊、環境破壊と大きく括ることができます。これら諸問題は、直接的には家庭環境や学校教育、企業活動、市場経済などに起因しており、夫々がこれまで様々な政策や取組みを行っています。が一向に解決しない、むしろ破壊は進行中という現実を見ると、根本的には家族や学校、企業、市場の存在構造そのものの問題として捉える必要があるのではないかという思いがあります。

 

現在の家族、学校、企業、市場などあらゆる集団の存在を規定しているものは何か。それは婚姻制度であり、さらにその制度を規定しているのは男女の性関係です。そしてその婚姻や性関係をさらに規定しているのは、外圧に対する生殖(子育て)と闘争(生産)の適応戦略です。

 

この次元で、現代の様々な問題の根本的な突破口はどこにあるのかを見つける。それがこのブログで追求している理由です。

 

人類の婚姻史を追求し、男女の性関係や、生殖と生産の適応戦略の実現構造を掴む。それを現代固有の時代状況に重ねて、新たな男女の関係、子育てや生産の在り方、婚姻の在り方を模索し、現代の諸問題を突破する大きな道筋を見つけていく。そんなことを考えています。

(さらに…)

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