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2022年1月14日

2022年01月14日

人類はどのように観念機能を獲得していったのか ~波動をとらえて自然と一体化

みなさん、こんにちは。

人類は観念回路をどうやって獲得していったのか。今回は第2回です。

画像は(こちら)(こちら)からお借りしました

前回は、オスメス間でのチャネリングとオス同士のトランスは、波動の共鳴(同一視)であること。波動の共鳴が観念機能に繋がる観念原回路そのものであった、と仮説をたてました。原始人類が宇宙や自然から感じ取った『何か』とは、波動なのではないか

 

今回は、どのように「自然と一体化」していったのかを追求してみたいと思います。本来、五感で捉えている世界は本能で生きることができる世界。本能を超えた共認回路をもった人類だから獲得できた「自然と一体化する」という感覚はどこからくるのでしょうか。

 

縄文体質を残す日本人には、虫や鳥の鳴き声を左脳で「言語」として捉える。これも「生きとし生けるもの」として等しく声や思いをもつ日本人の自然観がでています。自然や万物への同化が、そうさせているのでしょう。俳句の季語では「山笑う(春)・山滴る(夏)・山粧う(秋)・山眠る(冬)」のように擬人化された表現が多いのもそのひとつです。

 

建築としては「庭屋一如」。「庭と建物は一つの如し」と言う意味で庭と建物の調和がとれた生活をあらわしています。自然とヒトは分かち難くつながっているという日本人の心情のあらわれです。縁側、濡れ縁、通庭といった内外曖昧な空間も季節を肌で感じる暮しを続けてきました。

 

また、ヒトは自然の森に入ると気持ち良いと感じます。樹々の葉擦れ、小川のせせらぎ、虫の声には、人の聴覚では感知できない超高周波音が含まれていて、それを全身で感じて、ストレスを軽減、心を穏やかにし、免疫系を活性化させることが分かっています。私たちは森のリズムに同調して生きてきたのです。

 

(さらに…)

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