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2023年4月23日

2023年04月23日

【古代西アジアの文明史④】現代の新しい「世界観の共有」 : 集団や古い制度を超えて直接つながる関係が、むしろ、個人と「集団や社会」の距離を縮めプラス感覚を醸成している。

前回は、土器の紋様の変化に、「共有された世界観」の変化が表れているのを見てきました。人類は長い間、自分たちは世界の一部であり、自分たちも含めて世界の循環の一部と考えて自然の恵みを糧に生きてきました。

しかし人口が増え、集団同士が接触し同類圧力が高まってくると集団の課題は、それに対応するために人口を増やすこと、農耕など自然に手を付けて生産力を高めることへと傾斜していき、自然との一体化、循環の世界観は少しづつ弱くなっていったと思われます。それで土器も世界観を表したものと言うよりは機能的なものへと変化した。 (さらに…)

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