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2007年02月28日

アイヌ人は、妻を借りていた?

「アイヌ民族はシサム(和人)が渡来するより古くから日本列島に住んでいた先住民だよ、とエカシ(長老)・フチ(媼(オウナ))より伝えられています。  祖先は、この地をアイヌモシリ(人間の静かなる大地)と呼び、自然界をカムイ(神々)として謙虚に祈り、自然の恵みに感謝をし、「カムイありて我あり、我ありてカムイあり」との互助精神で、自然を改造・破壊・汚染することなく生活してきた民族です。」

アイヌ人は、縄文文化を維持して生きて来たと言われています。主に漁労や狩猟によって生きてきたようです。ですから自然への同化がアイヌ文化そのものです。自分さえ良ければいいといった自我性・わがままさは殆どなかったと思われます。私有財産も大した物はなく、質素で、自然に対しても感謝に満ちた生活です。
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2007年02月27日

アイヌから学んだ文字の力

001.jpg アイヌの老人 アイヌ民族博物館 

「アイヌ民族がなぜ文字を使わなかったかということはむずかしい問題ですが、その理由として考えられることを、ここではふたつばかり挙げてみましょう。・・・」 続く・・・
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2007年02月25日

アメリカ先住民:イロクォイ族の母系社会

『アメリカ原住民の対偶婚』『狩猟部族の勇士婚はアメリカ原住民に見られる』そして『母系・父系の継承について』で紹介されている、母系婿入り婚のアメリカインディアン、イロクォイ族について調べてみました。

 彼らは「イロクォイ族」と呼ばれますが正確には「イロクォイ部族連合」というべきで、カユーダ、オナイダ、オノンガータ、セネカ、モホークの5部族(後にタスカローナが加盟)から構成されされています。この部族連合という形態は、アメリカ合衆国建国時にその連邦制度のモデルとして大きな影響を与えたともいわれています。

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2007年02月24日

母系・父系の継承について

あらためて母系社会父系社会の出自規則 の構造を押さえたいと思います。(※出自規則=文化人類学で、個人が出生と同時に組み込まれる、特定の祖先を共通にする集団を決定する原理)

以下、出自の規則 Rule of Descent 蛭川立著より。
>出自規則の基本形は母系父系である。そのどちらでもないものに双系選系などがある。また母系、父系の両方の出自集団が共存している場合は、重系、二重単系などと呼ぶ。

>父系社会と母系社会は、完全に対称な概念ではない。多くの社会で富や権力は男性側に偏在するという非対称性があるため、ほとんどの父系社会は父権社会でもあるが、ほとんどの母系社会は母権社会ではない。母系社会では、成員権や財産は、ある男性からその姉妹の息子に受け継がれるのが普通です。

>母系と父系の継承を図式として見ると以下のようになります。↓↓↓
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2007年02月21日

サン(ブッシュマン)の社会・婚姻・子育て

tanaka.jpgカラハリ砂漠のサン(ブッシュマン)サン(ブッシュマン)の分配・共有制に続いて、サン人の社会組織や婚姻、子育てをレポートします。最近当ブログを賑わしている“双系制”の原初形態でもあります。

●社会組織
夫と妻と子供たちからなる家族がいくつか集まってバンドを構成し、一緒に移動する。バンドの平均人数は25人。
バンドのメンバーは非常に近い関係にあるので、未亡人となった女が亡夫の兄弟と結婚する(レヴィレート婚)とか、妻を亡くした男が死んだ妻の姉妹と結婚する(ソロレート婚)といった場合をのぞいて、バンド内での結婚を禁止するインセスト回避のルールが働いている。
バンド間の通婚は、血縁者や婚族の集まりとして認識される組織を形成する。ある地域では約1000人規模になる。親族や結婚といった手段以外にこの組織を形成するための政治的な基盤はない。

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2007年02月20日

インドネシアの「双系社会」は稲作と関係がある?

インドネシアに関する生きた情報が網羅された大槻重之氏のサイト「インドネシア専科」は読んでいても楽しいサイトですが、その中での「双系」という婚姻関係と稲作の関係性について考えて見ました。

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2007年02月15日

ダニ族は、狭い盆地で部族間闘争を2万年以上続けてきたらしい

m134 性器を包むペニスケース(ダニ語ではキオ)で有名なダニ族は、ニューギニア島中央のジャヤウイジャヤ山脈にあり、周りは3000m級の山に囲まれた幅15km、長さ60kmのバリエム盆地に住んでいる。

irian128.jpg

ダニ族はペニス・ケース以外は素裸で鉄を知らない石器時代の人であった。石器と木材の道具だけであるにもかかわらず、ダニ族は農業に優れており耕作地は整然としている。 土地が肥えており、主要作物は根菜である。特にサツマイモの栽培に適していたこと、1600mの高地でマラリア蚊がいないことから、盆地の人口は当時で5万人(現在は10万人)で人口密度は驚くほど高い。

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2007年02月14日

イバン族って首狩族!?

minene71さんと一緒にイバン族のことを調べてみたら、なんとイバン族ってかつては”首狩族”だったそうな・・・!! Shocked
イバン族に限らず、この地域には結構同じような首狩族がいる様です。
海のダヤク族といわれるイバン族、陸のダヤク族といわれるビダユ族etc.

現代人にしてみれば”こんな野蛮な”と思うような部族が共同生活??

さて、そのあたりのところはいったいどうなんでしょうか・・・・・。
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2007年02月13日

先住民族「イバン族」はロングハウスで共同生活。

『先住民族の居住地域』の世界地図とリストの紹介
m147 さいこうさん m146 から発掘して頂いたリストを元に、今回は<オーストラリアおよび太平洋>エリアの「イバン族」を探索・追求してみました。

Shocked 「イバン族」 Shocked は、マレーシアボルネオ島北側にあるサワラク州の熱帯雨林に暮らし、性格としては人なつこく、ホスピタリティが溢れている民族の様です。
厳しい環境での生活は、その居住形態や生産様式には共同性が生きています。

sarawakchildren.jpg
↑イバンの子供達

m118 宜しくどうぞ
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2007年02月12日

『先住民族の居住地域』の世界地図とリストの紹介

今日は『先住民族の居住地域』の世界地図と地域ごとの先住民族のリストを紹介します。

これは、国連総会が「人権、環境、開発、教育、保健などの分野で先住民族が直面する諸問題の解決のための国際協力」のための「世界の先住民の国際年」(1993)の資料でです。(国際連合広報センターHPより入手)

先住民族を網羅するような完全なリストではないのですが、

・このブログに登場する先住民族が住んでいる場所はどこ?
・先住民族のことを調べたいけど、世界にはどんな場所にどんな先住民族がいるの?

という方には、調べる足がかりになるのではないかと思います。

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2007年02月11日

サン(ブッシュマン)の分配・共有制

カラハリ砂漠のサン(ブッシュマン)に続いて、獲物の分配・共有制の仕組みを紹介します。厳しい自然外圧に適応して生き抜くために、いかに共同性が絶対的であったかが伺えます。

既にアフリカ熱帯雨林地域に生きる狩猟採集民アカ(2)や、“縄文と古代文明を探求しよう!”の「贈り物」の起源?!アカに見る食料分配において、食物の所有⇒分配権として、さらに「贈与」との関連において紹介されていますが、サンではこの分配権(=共有制)を決定する面白い仕組みがとられています。

獲物を仕留めてきた当人だけではなく、矢を作って貸したものも分配権を握りうるというルールがあり、最も価値ある活動である狩猟に全員が参加できる仕組みになっています。

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2007年02月09日

カラハリ砂漠のサン(ブッシュマン)

隔離された避難地カラハリ砂漠で、自分たちの古い狩猟採集文化を守ってきたサン(ブッシュマン)。
アンダマン諸島人(1/251/28)同様、最も原始的なバンド社会で、「先祖伝来の狩猟生活を勝ち取った」に続いて彼らの生活をレポートします。
(エルマン・R・サーヴィス著『民族の世界』原書1958年より)

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2007年02月07日

インドネシアはアメリカ以前の民族のルツボ

「双系」社会と言われるインドネシアには、過去記事(1/16yama33さん,1/17saahさん)で紹介されていた「母系のミナンカバウ族」がいるかと思えば、「食人で有名なバダック族など“父系”民族」も存在しており、実に多種多様≒民族のルツボである。

しかし現在は、「母系⇒父系に転換」というよりも、「母系⇒民族(共同体)解体∴双系」という流れが加速しているようだ。
eggivillage1.jpg
以下echoさんも引用していた「インドネシア専科」より

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2007年02月06日

双系社会って何?(苗字のない社会)

 母系社会についてネットで探索していると、「双系(そうけい)社会」という社会形態があることが分かりました。
 母系制でも父系制でもない「双系制」とは一体どの様な婚姻形態(社会形態)なのか?とても気になるところです。
 「双系制」について詳しく書かれたサイトがありますので一部を紹介します。とても驚きです。 Shocked


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2007年02月02日

ブータンの男女関係は、私達と違う?!

「国民総幸福量」で有名なブータンの婚姻制は,とても示唆に富んでいると思いました。 Rolling Eyes
 Cf)ジグメ・センゲ・ワンチュック国王が主張する、ブータンの国是とも言える概念が「国にとって大切なのはGNP(Gross National Product:国民総生産量)ではなく、GNH(Gross National Happiness:国民総幸福量)である」という宣言。
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写真は「熟年ー旅の達人」より
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2007年02月01日

ブータンでは「結婚」という意識が薄い?

前回、チベットの父系制特殊婚姻形態の紹介がありましたが、チベット自治区より南側の隣国である「ブータン」も多様な婚姻様式を持つ国の様です。
その婚姻様式は母系制「一夫多妻」と「一妻多夫」であり、チベットの婚姻様式に近いパターンもある事が分かります。
Very Happy Very Happy
これから紹介するのは、青年海外協力隊としてプータンで生活をされた方が、色んな項目毎にその様子を記録されたHPであり、その中の「結婚など」という項目に絞って紹介します。「ブータンの生活紹介」

64.jpg

宜しくどうぞ・・・ m118 m118 m118
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