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2009年03月24日

日本の婚姻制、外圧変化でどう変わってきたか?

「日本婚姻史」(高群逸枝著)を再読しながら、5回の投稿をして来ました。
最後に、まとめとして、日本の婚姻史を俯瞰してみたいと思います。
その為の大切な概念が下記である。
人類は集団形態を外圧に適応して、変化させてきた。」
「集団形態の中核である婚姻制度も、外圧適応態である。」

ならば
  日本の婚姻制度は、どのように外圧により変化してきたのか?
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外圧は、自然圧力から、私権圧力(土地をめぐる闘争/お金をめぐる闘争)に変化していく。
<自然外圧>  ⇒  <土地をめぐる部族間闘争>   ⇒ <お金をめぐる個人間闘争>  
と変化していく。それに伴って     
集団婚(母系)   ⇒  嫁取婚(父系), 集団決定権  ⇒ 寄合婚(個人決定権)
と変化していく。
土地をめぐる部族間闘争に時代は、土地(それを押えている地位)を継承していくことが大切なので、闘争の主体である男の相続が大切と成る。それに適応する為に、父系の嫁取婚として(部族、氏族) の維持が可能な婚姻形態と変化してきた。
土地からお金に変化した闘争では、集団から切り離された「個人」が自由に競い合える性市場を作り、個人間の性闘争活力が一番に活力が出る形態である様に、個人に決定権を持たせた婚姻形態に変化させてきた。
<農民層>鎌倉時代以降の農民は支配層とは違って、一貫として「惣村共同体」によって自然外圧、支配外圧に適応。その為、市場経済が押し寄せてくる昭和初期まで、地域ごとに様々な共同体的母系婚姻制が、残存した。
今までの5投稿は、上表のポイントである(註)を詳細に解説した投稿です。改めてどうぞ。
(註1)「外圧から見る婚姻史1」
(註2)「外圧から見る婚姻史 渡来人と妻問婚」
(註3)「日本婚姻史のターニングポイント:群婚から私有婚へ、そして母系から父系へ」
(註4)「婚姻史のターニングポイント2 農民は母系制を維持できたか?」
(註5)「外圧から見る婚姻史12の復習~一夫一婦制(一対婚)になったのは何で」

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性的にオープンな未開部族で、子供どうしで性行為のまねごとをして、大人もそれに対して咎めたりしないという事例を読んだことがあります。
それにしても、性行為がちゃんと終わるか両親に見守られるというのも、現代の感覚からするとあり得ないくですね(恥ずかしすぎる~><)。
集団によって、「性」の扱い方・考え方が全然違うんだなあと、改めて思いました。

  • まりも☆
  • 2009年6月15日 19:59

性が「秘め事」である現代と、「集団課題」であるイヌイットとの違いは大きいですね。
性の本来の意味を考えさせられました。

  • 鯉太郎
  • 2009年6月16日 10:43

面白い
アフリカの未開の原住民との違いにも言及してほしいですね

  • 2012年4月5日 11:13

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