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2016年12月15日

学校教育~労働体験に加え、能力評価軸を変える必要がある

前回の投稿(無圧力空間から脱し、半学校・半労働の教育制度にしたら?)では、学校教育における労働体験のすすめを書いた。

職場体験は文科省がすすめている政策であり、あらためて文科省の考えを調べてみた。(下記)
文科省自身は、「学ぶことの意義」という教育の根幹の部分が問われている、ということをはっきりと明記している。
そして、そのための一つの政策として小中高と連続する職場体験を推奨している。
現に、全国の公立中学校における職場体験の実施率は、平成16年度ですでに90%に達している。
しかい、平成12年に政策化され、約15年。「仕方なく生きている」という子どもの増大は何を意味しているのだろうか?

職場体験が一般化してくれば、能力評価も変わってくるはず。
テストの点のいい子が職場でも成果を上げるとは限らない。関係づくりのうまい子、追求肌の子、サービス精神旺盛な子、、、
いろんなタイプの子がいて、職場ではそれぞれの能力が発揮されることになる。

つまり、いくら職場体験を実施しても、学校内での評価が相変わらず学力=テストの点数であれば、何も変わらないということ。
テストが出来ても社会では通用しない、社会で通用するには○○の能力が必要と、必要な能力~評価軸・評価指標を変える必要がある。
学校における評価軸が変わっていくことで、それでも探究心旺盛で本当の学力が身につけば、意味も無く勉強圧力をかけるしかない母親の意識も変わっていくのではないか。

その意味で、今回は「テストのない学校」について調べてみた。
どのような成果が生まれているのかは、また調べてみたい。

 

◆テストのない学校
入試も定期試験もない学校?都立高校の新たな仕組み
中間・期末テストなし! 約半数が国公立大現役合格する高校
テストも時間割もない、自由な学校。「八ヶ岳サドベリースクール」
成績で評価しない!インターンシップで単位が出るテスト無しの学校がアメリカにあった!

一方で、こんな学校もあった!
「静岡県で全国学力テスト下位の学校は、校長の名前を公表…」どう思う?

 

◆文科省:職場体験の基本的な方考え方
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1.職場体験が求められる背景

 職場体験が求められる背景として、子どもたちの生活や意識の変容、学校から社会への移行をめぐる様々な課題、そして、何よりも望ましい勤労観、職業観を育む体験活動等の不足が指摘されています。

物質的な豊かさや生活の利便性の向上、都市化・少子化等の進展に伴って、子どもたちの生活や意識も大きく変容している。また、これまでの子どもたちには見られなかった柔軟な感性や遊び心、ボランティア活動等への高い参加意欲を持っているなどの積極性は見られるものの、社会性の不足、規範意識の低下、人間関係や連帯感の希薄化、集団や社会の一員としての自覚や責任感の低下などが指摘されている。そして、変化の激しい先行き不透明な社会を背景として、若者の世界に漠然とした閉塞感や無力感、あるいは、職業について考えたり、職業の選択・決定を先送りにするモラトリアム傾向やフリーター志向の広がり、高水準で推移する若年者の失業率やいわゆる「753」といわれる就職後の早期離職、また最近ではニートの問題が指摘される中で、生徒の進路意識や目的意識の低下が懸念されている。
一方、このようなことから、学校段階では、従来から課題となっている不登校や中途退学についても、将来の社会的自立に向けた支援の視点から「進路の問題」として捉えることの重要性が指摘されている。
何よりも、各種報告等によると、日本の子どもたちは、将来に向けて、なぜ、学ばなければならないのか、学び続けなければならないのか、何のために学校で学ぶのか等、学ぶことへの関心や意欲が低下傾向にある等、様々な課題が指摘されている。
まさに、「学ぶことの意義」という教育の根幹の部分で問われているのである。
こうした課題の背景には、子どもたちを取り巻く環境の変化等に起因する様々な要因が考えられるが、特に、子どもたちの生活の中で、疑似体験や間接体験が多くなる一方、社会体験や自然体験等の直接体験が著しく不足していることが大きく影響しているとの指摘がある。
自己の将来に夢や希望を抱き、その実現をめざし、職業生活に必要な基礎的な知識や技術・技能の習得への理解や関心、望ましい勤労観、職業観の育成はすべての子どもたちに必要なものである。また、技術革新の進展や経済・産業の変化や構造転換などが急速に進む中で、学校教育を終えた後も、若年者に対して、新たな知識や技術・技能を身に付け、生涯にわたって自己の職業生活をたくましく切り拓いていこうとする意欲や態度、目的意識などを培うことがこれまで以上に大切になってきている。

2.職場体験の必要性

 職場体験には、生徒が直接働く人と接することにより、また、実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義や働くことの意義を理解し、生きることの尊さを実感させることが求められています。また、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことのできる教育活動として、重要な意味を持っています。

望ましい勤労観、職業観の育成や、自己の将来に夢や希望を抱き、その実現を目指す意欲の高揚を図る教育は、これまでも行われてきたところであるが、より一層大切になってきている。
職場体験は、こうした課題の解決に向けて、体験を重視した教育の改善・充実を図る取組の一環として大きな役割を担うものである。特に、生徒の進路意識の未成熟や勤労観、職業観の未発達が大きな課題となっている今日、生徒が実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義を理解し主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など、培うことのできる教育活動として重要な意味を持っている。
このような職業にかかわる体験は、ともすれば「働くこと」と疎遠になりがちであった学校教育の在り方を見直し、今、教育に求められている学ぶことや働くこと、生きることの尊さを実感させる具体的な実践の場である。
特に、中学校における職場体験は、小学校での街探検、職場見学等から、高等学校でのインターンシップ等へと体験活動を系統的につなげていく意味において、重要な役割を持っている。
このため職場体験は、各学校において、事業所や地域との深い連携・協力関係のもとに、生きた学びの場を構築していくという観点に立って、幅広く導入していくことが強く望まれている。あわせて、小学校・中学校・高等学校等の連携を図っていくことも重要である。
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