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2019年03月26日

生殖細胞(受精卵割)と中心小体4(竹内美継説)

以下は、 『中心小体論~「膜」の存在とその階層性について、意志は記憶のベクトルである。』(竹内美継共著 六方出版社 2000年刊)の一部要約。

始原生命体の進化は第一次生命体である細菌の段階で終わった。
中心小体類が第二次細胞膜を所持することによって、第二次進化が始まった。
真核生物の生殖細胞が独立性と連続性を所持することによって、第三次進化が始まった。
第三次生命体の始まりが受精卵。受精卵の卵割が生命体の形態を決める。
卵割には様々な様式があるが、中心小体が卵割の様式を決め、卵割の様式によって動物界の進化の方向が決定される。

以下※は動物の発生① 卵割より引用。
※卵黄は発生に必要な成分を含むが、卵割においては分裂を阻害する。つまり、卵黄の少ないところで卵割が進行するため、卵中に含まれる卵黄の量によって卵割の種類が異なる。また、卵黄の分布のしかたで、卵割の様式が異なる。
※人類やウニの卵は卵黄が均一に分布する等黄卵であるため、割球の大きさがほぼ均等である等割を行う。カエルなど両生類の卵は卵黄が多く、偏って分布する端黄卵であり、第三卵割(緯割)は卵黄が少ない側で起こる。その結果、割球は不等割となる。

③ 卵の種類と卵割の様式
【卵の型】 【卵割型】【卵割様式】 【代表的動物群】

少黄等黄卵  全卵割  放射卵割   棘皮動物(ウニ、ヒトデ)
少黄等黄卵  全卵割  ラセン卵割  軟体動物、環形動物
少黄等黄卵  全卵割  回転卵割   哺乳類
中黄卵    全卵割   放射卵割   両生類、ヤツメウナギ、肺魚類
端黄卵    部分卵割 盤状卵割   大部分の魚類、爬虫類、鳥類
心黄卵    部分卵割 表層卵割   昆虫類、節足動物

卵割には対称性がある。放射相称(←放射分割)、らせん状(←らせん全割)、左右対称(←左右対称全割)、回転対称(←回転卵割)。
これは全て中心小体の位置によって決まるが、自然外圧による淘汰の結果、現在の対称性だけが生き残った。初期卵割の方向性が対称性に大きく関与している。例えば、哺乳類~人類は90°回転卵割するが、これは中心小体が90°回転移動するため。

卵の形と卵黄の量、分布が進化の方向を決めた。進化の方向を決定した卵割を成すのも中心小体(第一次生命体)である。中心小体にとっての外部要因(卵の大きさと形、卵黄の量と質、卵黄の分布など)の変化が中心小体の位置を変化させ、その結果として卵割面の位置・角度に変化が生じ、進化の方向が変わる。

卵割様式の差異から生じる進化の方向性の違いにより、進化の方向(系統樹)の違いが生じる。しかし、現在の常識では形質・形態的な違いに基づく分類をしている。例えば、脊椎の有無だけで、脊椎動物の系統樹を作成しているが、それは誤りである。
卵の形、卵黄の量、卵割の型や様式によって進化の方向性に差異が生じるのであるから、系統樹は現在考えられているものよりも、多岐なものであると考えられる。
【仮説】脊椎動物の系統樹は、次の3つの系統樹の並行的進化により形成された。
A 少黄・等黄卵全卵割系 哺乳類・ウニ・ヒトデ (ウニと哺乳類~人類は共通の祖先を持つ)
B 中黄卵全卵割系    両生類・ヤツメウナギ・肺魚類
C 端黄卵部分卵割系   大部分の魚類・爬虫類・鳥類

つまり、「別々の系統樹から、脊椎という共通の仕組みができたということである。
別の系統樹であっても、よく似た自然条件の中で、自然淘汰された各々の系統の形質・形態が類似するのは当然のことである。だから単純に形質の類似だけで分類してはならない。

この仮説が正しければ、哺乳類~人類は、ウニ・ヒトデと共通の祖先(生命体)から分かれて進化した動物であり、現在の魚類→爬虫類→鳥類や両生類とは異なる系統樹であると考えられる。(両生類と爬虫類→鳥類は系統樹が異なる)
人類は少黄等黄卵の魚類→肺魚類→両生類→哺乳類→人類という進化をしたと推定される。
少黄等卵の全卵割する魚類が発見されれば、この仮説が間接的に証明されるはずである。

 

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