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2007年03月27日

カナダ先住民族(北東森林インディアン)の生活

皆さんこんにちは!
さて、以前このブログで太平洋岸に暮らしているカナダのインディアンについて紹介しました。→カナダ先住民族(太平洋岸インディアン)の信仰
今日は北東の森林地帯に住んでいるインディアンについて紹介したいと思います。
indiancanoe.jpg

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彼らの生活で最も注目すべきは「移動方法」。
森林のインディアン達はえさを求めて移動する動物たちを追って、自らも移動して行きます。そのため彼らは動植物の生息地や、動物、魚、鳥たちがどのように季節毎に移動するか熟知しています。
そんな森林インディアン達にとって「移動」は生きて行くために大変重要です。
彼らの文化や技術、生活様式はこの移動生活の上に成り立っています。
例えばカヌー。
森林インディアンのそれは太平洋岸インディアン達が作ったような大型の船は持っておらず、代わりに軽く持ち運びに便利で、また森で手に入る材料で修理が出来るものが活躍していました。
住居も、小型で立ち上げやすい材料を使った家を持っていたようです。
そして持ち歩くのはウィグワムと呼ばれるテントだけ。支柱は移動先で手に入れる。だから次の場所へ移動する準備は数分で出来たようです。
そんなかれらの生活に大活躍していたのが樺の樹皮
強くて軽く耐水性にすぐれる樺の樹皮は、カヌーやウィグワムに利用されるだけでなく、食器や調理器具、果てはレインコートや、円錐形に丸めることでムース(ヘラジカ)をおびき寄せるための笛として使ったりもしたそうです。
彼らの生活の中で特に感じるのが自然環境との共生私有意識の低さです
移動するために最低限のものしか持たなかったようです。むしろ軽ければ軽いほどよかったみたい。
食料の貯蔵もしますが、それも冬季に食料が少なくなったときの蓄えという位置付けであり、私有財産という意識ではなかったようです。
幸は豊かだけれど過酷な自然環境、その中での移動という生活様式が、こうした彼らの特徴的な文化を育んできたのだと思います。

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アボリジニの交換取引とは、相手発の相互贈与では?

アボリジニに集団間交流があるとはとても驚きですね。
彼らは集団間(種族間)で様々な物品の交換が行われているようですが、その様な彼らの交換とは、市場取…

  • ECHO
  • 2007年4月30日 20:12

種族間の分業や交換、種族内での財貨の流通がある程度完成された形で行われていたとは驚きです。交換の時などには色々な儀礼が行われていたようですが、彼らのトーテミズム(精霊信仰)やスキンネームシステムとどのような繋がりがあるのか、気になるところです。

  • yuji
  • 2007年4月30日 23:35

実際に映画はいくつかの感情の表示であり、訪問者にレッスンを提供しています。

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