2008年04月07日
東洋と西洋 ~近世農村:「水」をめぐる共同体社会~
知多半島を流れる水路(「水資源機構」よりお借りしました)
東洋と西洋。今回は前回に引き続き、日本の近世農村に迫ってみます。
>稲作には、水が必要です。水は当然ですが、高いところから低いところに流れるわけで、村全体の水田に水をいきわたらせるためには、村人全員の調整が必要になります。ここに、稲作の「水」をめぐる自治が生き続けることになります。<(前回、東洋と西洋 ~日本:惣村の崩壊から近世農村へ~より)
中世「惣村」から近世農村へ、日本農村の共同体的性質は「水」をめぐる自治を通じて生き続けていったようです。
どうやら「水」がキーワードのようですね。
では、近世農村における「水」をめぐる自治とは?
「水」、とりわけ国内延べ40万km(地球10周分)にも及ぶという「水路」が農村社会の形成にどのように関わってきたのか?
探っていきたいと思います。
↓↓いつものをヨロシクお願いします。
- posted by echo at : 2008年04月07日 | コメント (10件)| トラックバック (0)