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2012年5月30日

2012年05月30日

日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2 ③「万物を対象に磨かれ続けた応合意識」

前回は、縄文時代以前の人類史99.9パーセントをしめる極限時代の人類(男女)のありようを考察しました。
前回の記事を引用すると、

極限時代の始原人類は、集団内の最大期待であった生存期待を充足期待さらには精霊期待へと上昇させてきました。そしてその期待に応えるべく唯一残された共認機能を先鋭化させ、その結果自然等の現実世界の背後に精霊(法則)を見、自然外圧に適応することができました。これらが実現できたのも、より共認機能を高め精霊を見た女たちと、女たちを充足に導く男たちが互いに同化し合う過程があったのだと思います。この時代の男女の在り様とは、共認機能をチャネリング回路にまで発達させ充足を得る、云わば全員婚だったのでしょう。

このように、精霊回路を獲得し自然外圧に適応したことによって、ようやく洞窟を出ることが可能となったのです。
120417.Awa.jpg
森の中に棲む部族
画像はこちらからお借りしました。
今回の記事では、洞窟を出た人類の外圧、最大期待、生産様式、婚姻様式を押さえる中で、縄文時代のルーツを探ります。
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