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2013年8月22日

2013年08月22日

【家族って何?】~プロローグ~

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お盆を過ぎ8月も残すところあとわずかとなりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね(>_< )
皆さん、お盆休みは何処へ出かけましたか?
私は毎年実家に帰省しているのですが、今年は両親のお祝い(喜寿+古稀)で家族で食事会をしました。自分の子供たちや姪たちを連れて川やプールで沢山遊び、家族との時間を十分満喫してきましたよ。
お盆に実家に帰省される方は沢山いらっしゃると思いますが、実家に帰省するというのは、親や兄弟姉妹と共に過ごす良い機会です。久しぶりにお互いの顔を見て安心したり、近況などをたくさん会話したり、先祖のお墓にお参りしたりすることなどを通じて、『やっぱり家族っていいな』と、その有り難さや絆を確認する意味があると思います。
先の震災後に「絆」の大切さが叫ばれ、家族もその一つとされていましたが、震災のあった2011年には、夏休みの過ごし方で「帰省」と答える方の割合がかなり増えたというデータもあります。
このような事例からも、日本人にとって「家族」というものが大切であることがよくわかりますね。
ところがその一方で、日本では夫婦の離婚率が年々増加し続けているという実態があります。最近では家庭内暴力や児童虐待、家族内での殺戮事件などもあって、家族が崩壊している現象が目立つようになりました。私権の衰弱によって序列規範が崩壊し、家族内の規範が無くなってしまったことが原因だと考えられます。
また、日本では「少子化」が叫ばれて久しいですが、少子化以前に、晩婚化が進んで結婚しない若者がどんどん増えています。当たり前ですが、結婚しない限り家族を形成することすらできません。上記の「家族が大切」ということとは大きな隔たりが生じていますね。
「家族」ってそんな簡単に否定できてしまうものなのでしょうか?
元々日本では、農村を中心に「村落共同体」という集団単位で長い間生活していました。明治時代になるまで、「家族」という集団単位は存在していなかったのです。
現在の「家族」につながる婚姻制度(一対婚制度)が生まれたのは明治時代に入ってからで、私権圧力を背景にして「家制度」が制定され、家父長とその家族を一つの家に属させたことが家族制度の始まりでした。その「家制度」は昭和初期には民法改正によって廃止され、現在の家族制度に繋がっています。
気付きましたか?つまり日本においては、「家族」はたった100年程度の歴史でしかないのです!
現在の家族(一対婚制度)が、私権の衰弱によって簡単に機能不全に陥ってしまったということを考えてみると、この制度が私たち日本人には定着していないと捉えるべきなのかもしれません。
私権時代が終わり共認原理へと転換した今、家族のありようとその元となっている婚姻制度の実態に着目する良い機会と捉え、家族制度の歴史を溯って改めて「家族」とは何なのか?を追求し、これからのみんなの意識に合った新しい集団形態とは一体どのようなものが相応しいのか?を考えてみたいと思います。
追求テーマは こちらに

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