2013年08月24日
共同体社会における生産と婚姻シリーズまとめ~意識生産時代における生産と婚姻の可能性~
画像はコチラからお借りしました
共同体社会における生産と婚姻と題した本シリーズは今回で最終回です。これまでを振り返りながらまとめていきたいと思います
まずは今回のテーマを始めるに至った問題意識から
昨今の婚姻を取り巻く環境は、晩婚から未婚率の増加へ、そして子育ても晩婚・未婚の影響を受けて少子化が慢性的な問題になってきています
それは、本来、自然外圧や生産様式によるみんなの期待によって統合様式が決まっているのに対して、現在は自然外圧を克服し、生産様式も大きく変わったのに婚姻制度等の統合様式が変わっていない(=適応できていない)状況だからです。時代は農業生産から工業生産、そして意識生産へと大きく転換しているのですから、意識生産時代における新しい統合様式の模索が必要です。
その為にはまず、歴史的事実を押さえる必要があります。婚姻や子育てが上手くいっていた村落共同体では生産と生殖はどのように行われていったのか?
以上のような問題意識に基づき「共同体社会はどのようにして継承されていったのか?」「共同体における生産と婚姻の関係は?」を軸にこれまでのシリーズをまとめて現代の意識生産時代における生産と婚姻の可能性を追求していきたいと思います
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- posted by miyashow at : 2013年08月24日 | コメント (0件)| トラックバック (0)