RANKING
にほんブログ村 歴史ブログへ
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
    No Responses.

2007年03月01日

性的に「ふしだら」と言われたりする民族が、本源性が高いようです。

タイ北部の山岳地帯には、20を超える種類の少数民族が暮らしているそうです。

峻険な山岳地帯の奥深くにひっそりと咲く花。身を隠すように深山の谷間や山の頂き周辺に集落を築き、豚や鶏や水牛を養い、斜面を耕作して焼畑農業を行い、そして精霊と共に生きるチャオカオ(山の民)。山に住む者たちの多くは朗らかに叫ぶ。「山の上こそ、精霊たちと共に生きる俺たちの本当の天地である!」・・と。

%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%A4%EF%BD%A4%E3%82%A2%E3%82%AB%E6%97%8F%E3%81%AE%E6%9D%91.gif
アカ族の村 タイ北部の女性たちに詳しい。
その中でも性的におおらかなアカ族を紹介したいと思います。

にほんブログ村 歴史ブログへ

彼らは、険しい山岳の頂きや中腹に15戸から50戸ほどの集落を築いて暮らしている。文字を持たない民族である。彼らの起源はチベット高原だと言われている。ビルマを経て20世紀初頭からタイ国へ移住するようになり、いまでは北部の山岳地帯に300余りの村があり、5万人以上が山中で不便な生活を送っている。警戒心が強く臆病なアカ族は、天然の要害のような峻険な山岳地帯に、寄り集まって暮らしている。

家の内部は男部屋と女部屋に分かれている。アカ族は一夫多妻の民族であり、女部屋にはこの家の主人の数名の妻が仲良く一緒に暮らしている。彼らは焼畑農業を続けながら移動して来たが、最近では国の政策で少数民族の移動が禁じられ定住生活をするようになった。陸稲を主食とし、トウモロコシや野菜、果物などを栽培している。家畜は豚や鶏、アヒルや犬などを飼育している。

img063.gif
ブランコ遊びを楽しむ、森に住む妖精の末裔の娘たち

精霊と共に生きる民族、と言われるぐらい精霊との関わりは強い。
アニミズムのアカ族の村の入口には木と竹で造られた2メートル前後の高さの門が建っている。門は村の反対側にも建っており、村の境界を示しているらしい。この門は村に悪霊の侵入するのを防ぐ極めて神聖なものであり、門脇には男神女神2体の木彫りの裸体像が必ず安置されている

アカ族の男女は働き者で、女性は優しくいたってサービス精神が豊かだ。彼らの村に滞在していた頃の話だが、ある夜村外れの暗い道を数名で歩いている時、いきなりアカ族の妙齢の娘が夜目の利かない僕の手を引いてくれたことがある。他の村人に見られたら恥ずかしいからやめてくれと言うと、彼女は蕩けるような笑みを浮かべ更に強く僕の手を引いていた。親しくなっても、民族によってコミュニケーションの取り方がまったく違うのだ。その時の娘の手の感触は小さくヒンヤリしていて、掌に豆がいっぱいできた働き者の手だったと記憶している。

 アカ族は一夫多妻を認めているが、もちろんすべての男性が複数の妻を持っているわけではない。村長と数名の実力者や一部の裕福な者が2、3名の女性を所有しているだけだ。2番目、3番目の妻も同族の女性で、ほとんどの村人が一夫一妻のごく普通の夫婦の暮らしを行っている。だが敬虔な仏教国であるタイ国内で、北のはずれの山岳地帯とは言え一夫多妻の民族が暮らしているのは奇異なもので、アカ族をフリーセックスの民族と呼んでいる者もいる。性的に淫らでふしだらな民族だと・・・・。彼らは淫らでも、性的にだらしない民族でもない。でも倫理観、価値観の違いのせいで、他民族に比較してセックスに開放的なのは確かなようだ。

akha13.jpg

10年余り前の話になるが、僕も彼らの村に滞在している時、自惚れでなく複数の女性から直接的な熱い言葉で
モーションをかけられたことがある。貞淑を美徳とするリス族の女には決してないことだ。7歳にして兄妹でも席を共にせずと言われるぐらいリス族は男女の交際に厳格な民族だが、あるリス族の村に入って村人の約半数か、半数以上が離婚経験者だと聞いて驚いたことがある。性に対して開放的なアカ族のほうが遥かに離婚率の低いのは、ある程度相手のことを知った上で結婚するということに大いに関係があるのではと、その時に思った。

現代社会の価値観では、上記の作者が書いているように「淑女」が正しい女性で、性的に開放的だとふしだらであると言う評価となる。上記のアカ族と隣のリス族の比較のように、男女関係がどちらが上手くいっているのかという結果から判断すると評価は全く逆になる。
女の性を個人の男の私有物として独占するという個人主義の意識が強まると、女も男を独占しだして男女関係はお互いを独占し合うという我ままの塊となっていくののだと言えます。
性は開放的で、暖かくて思いやりがあり、本源的な文化をもった民族、日本も明治時代まではそのような民族でした。

>   List   

trackbacks

trackbackURL:

comments

「母系」「父系」「双系」という分類は、財産継承が重要な課題となった私権時代以降の観念のようです。
生物一般にそうですが、集団規模が大きくなった時には、母子関係をもとに集団分割されるから「母系」になるのが一般的ですが、集団内では「父方」とか「母方」とかが意識されることはなく、もっぱら「集団の一員」としか意識されないところから考えると、「双系」ともいえます。
日本人の感覚も「母系」とも「双系」ともいえる集団意識ではないでしょうか。

  • watami
  • 2007年4月11日 13:24

共同体社会と人類婚姻史 | とは集団を分割しない婚姻・家族制度では?

comment form
comment form
*