2009年03月18日
西洋と東洋、その違い～充足したい？ それとも不安を解消したい？～
みなさんこんにちは 
暑さ寒さも彼岸まで… と言いますが、うららかな日が続いていますね 
さて今日は、これまで世界の現在の性意識 :blush: ということで、
日本の現代の「性」について～世界で抜きん出た傾向～
からはじまったシリーズ
（ 
一覧は 
カテゴリーＤ：東洋と西洋 をご覧下さい）
を振り返って、西洋と東洋はどんな風に違うのか？ を中間整理してみたいと思います 
続きは、ぜひぽちっ 
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世界の現在の性意識 :blush: を調べていて、例えばスペインの大家族とかフィンランドの社会保障制度とか、「共同体っぽい!? 
」と思うことはありました。
でもなんか違う… 
違和感のもとを辿ってみると、こんな風にまとめられました 😉
●西洋●
①私権原理の上に共認原理が塗り重ねられている。根本は、他の人を信用できない。
②個人主義社会のゆえに、後から社会的ルールを作って、みんなが私権闘争に突き進んでも社会がぐちゃぐちゃにならないようにしている。
③根本的に人を信用できない共認不全ゆえに、観念（頭のさきっぽ）だけで男女関係を結ぼうとする。
④男女間でも常に愛情を確認していないと心配。そのため愛情確認のセックス回数が多い？
●東洋●
①共認原理の上に私権原理が塗り重ねられている。
②水稲農業の影響や自然環境が相対的に厳しくないことも手伝って、集団性を色濃く残している。
③根本的に、共認（互いに認め合って）をもとに関係を結べる。
④観念で男女関係を結ぶ必要がないので、男女の間に言葉は要らず、不安になる必要もない。そのためセックスは充足のためにあって、不安発の優先課題でない？
西洋と東洋では、例えばセックスに限っても、それが充足目的なのか、不安解消目的なのかと、だいぶ根本的に求め方が違うようです 🙄
今後も、引き続き上記問題意識を裏付けたり覆したりするデータや事例を紹介していきたいと思います 
応援、コメント、よろしくお願いします 
- posted by yukie at : 2009年03月18日 | コメント (9件)| トラックバック (0)
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comments
色んな共同体がいて、その共同体の成員として認められるのは大変そうですね。
これって、排他的なんですか？共同体としての私権意識が強いのですか？
＞その村にかかる外圧状況や構成員の比率などで、規範は柔軟に決まっていたのではないかとも推測されます。
どんな外圧からこんなことになっているのですか？
ブラナシさん、コメントありがとうございます☆
排他意識が強いのは事実だと思います。ただし、それが私権意識と言われるとちょっと違うような気もします。先祖から受け継がれてきたみんなの共有物を、みんなで守るという意識ではないかと思います。
また、この時代の外圧と言えば、まさに飢え＝生存圧力ですよね。飢饉や疫病、天災等どうしようもない力によって生存が左右され、若者が少なくなったり、はたまた男子が少なくなったりということがあったようです。
＞若者が少なくなったり、はたまた男子が少なくなったりということがあったようです。
それなら、もっと大切にしたらいいようなものですが、飢饉や疫病、天災等どうしようもない力によって生存が左右される状況下での、割礼にも似た試練を与える風習ってことですか？
ブラナシさん、お返事ありがとうございます☆
天災などで男子が少なくなったりしたときには、規範をある程度は柔軟に変える等して、外圧の変化に対応していたのだと推測します。
逆に、飢饉で食料が足りなければ子供を間引きしたような時代ですから、新しい婿が来る→必要な食料が増える→それに見合うだけの働きをしてもらうための締め付けもあったのかもしれませんね。
まりもさん
返信ありがとうございました。
婿はつらいよ！とはいうものの、村や集団の結びつきが、昔は強かったんですね。
今はそういった集団がなく、なんだか寂しい気もします。
また、いろいろ驚きの記事楽しみにしています。
ありがとうございました。
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