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2019年12月29日

松果体と右脳による波動の共鳴によって宇宙と一体化する

「五官」以前の機能で捉えられる波動が「気」であり、それをキャッチする器官が松果体である。
そして、遠隔地に「気」を送る。その土台となるのが右脳の一体化機能である。

以下は、『感謝の心を育むには』「こんなにスゴイ自然治癒力~気は波動である:松果体と右脳の働き」の後半部の要約である。

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女性の神経解剖学者ジル・テイラー博士が脳卒中を経験し左脳の機能を失い、右脳だけの働きとなった状況の記録がある。

「書籍紹介『奇跡の脳』①」 「書籍紹介『奇跡の脳』②」 「書籍紹介『奇跡の脳』③」 「書籍紹介『奇跡の脳』④」

自分が宇宙と一体化していく。脳が作っている自分という働き、それが壊れてしまうのだから、いわば「自分が溶けて液体となり」、世界と自分との間の仕切りが消えてしまう。つまり宇宙と一体化するのである。

右脳の情動(右脳マインド)は言葉のないコミュニケーションに敏感で、感情移入し、感情を正確に読み取ります。宇宙とひとつになる永遠の流れを気持ちよく受け入れます。それは聖なる心、智者、賢人、そして観察者の居場所なのです。直感と高度な意識の源泉です。右脳マインドは常にその時を生きていて、時間を見失います。

右脳マインドは新しい可能性を受け入れて、枠にとらわれず自由に考えます。左脳マインドが決めた枠内の規則や規制なんかには縛られません。右脳マインドは、新しいことにトライしようという意欲があり、とても創造的なのです。それは混乱さえも、創造的なプロセスの第一歩として評価します。運動感覚があり、機敏で、世界の中で流体のように動く体の能力が大好き。細胞が「直観」として伝える微妙なメッセージにも耳を傾けます。右脳マインドは触って体験して学習するのです。

右脳マインドはひたすらに自由な宇宙を求め、過去や未来の不安によって身動きが取れなくなることはありません。わたしの生命と、あらゆる細胞の健康を讃えます。気遣うのは自分のからだだけじゃありません。あなたのからだが健康かどうか、社会の精神的な健康、そして母なる地球とわたしたちの関係までも気にするのです。

右脳マインドは、宇宙が織物のように複雑にからみあい、お互いに結びついていることを理解しています。

境界についての知覚が全くないので、右脳マインドはこんなふうに言います。「わたしは全ての一部。わたしたちは、この惑星上の兄弟姉妹。わたしたちは、この世界をもっと平和で温かい場所にするのを手伝っている」。右脳マインドは、生きとし生けるものがひとつに調和することを思い描きます。

右脳は、長い波長の光を知覚します。ですから右脳マインドの視覚的な知覚はやや溶けて柔らかい感じになります。知覚が鈍いことで、右脳マインドは事物がどんなふうに関係しているかという、より大きな絵に集中できるのです。同様に、右脳マインドは低周波の音に同調しますが、それはわたしたちのからだや自然の 中で普通に発生するものです。そのために右脳
マインドは、生理機能にすぐに耳を傾けるよう、生物学的に設計されているのです。

「「自分が溶けて液体となり」、世界と自分との間の仕切りが消えてしまう。つまり宇宙と一体化する」ということ、そして、「わたしたちのからだや自然の 中で普通に発生するものです。そのために右脳マインドは、生理機能にすぐに耳を傾けるよう、生物学的に設計されている」
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この「宇宙や自然、周りの人、自身の身体との一体感」という感覚は、アボリジニやアメリカのヘヤインディアンなどの文献に必ず登場する。また、シャーマンや気功師に共通する感覚であるが、この右脳の機能は現代人の誰にも備わっている。実際、気功師たちは「気功は誰にでもできる」と言う。

誰にも備わっている松果体の受信(発信)機能と右脳の働きを再生すれば、遠く離れた対象とも一体化することができる。それが「気を送る」ということである。

松果体が五官では捉えられない波動をキャッチする。そして、右脳の低周波波動(長い波長の光)が相互に共振し合う。
この松果体と右脳による、五官を超えた波動の共鳴(共振)。それが宇宙との一体化である。それによって遠く離れた相手でも、自身のことのように相手の状態を把握することができる。

実際、幼い頃から松果体を使い続けている超能力者からは電磁波が発生している。超能力を持たない普通の人でも「準電界」といわれる生体電位が発生している。それを「気配」として感じる。
「人間の秘められた能力‐4~共振周波数に同調すると、治癒が促進される」 「人間の不思議能力(気配)の正体」

このように、五官では捉えられないが、松果体が捉えることができる周波数の波動を、原始人類や未開部族、乳幼少期の子供や超能力者や気功師たちは感じ取ることができる。その波動情報を「気」と呼んでいるであろう。

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