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2022年02月17日

一体充足に全面収束した人類~無毛化に向かった理由とは~その②

(画像はこちらこちらからお借りしました)

 

一体充足の果てに、自然の本質(波動)を捉えることができるようになり、さらには期待を込めて同一視すれば応えてくれる存在を自然のなかにも見出すことができた人類。

 

つまり、人類固有の機能である観念機能形成の基盤は「一体充足」、とりわけ「オスとメスの性エネルギーの充足(増幅)」にあるというのが、当ブログの仮説です。

 

今日は、その一体充足を高めるために、人類は無毛化したのではないかという説について考えてみたいと思います。

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前回のブログにもあるように、汗説や日焼け説では、保温や防御のメリットを手放してまで無毛化する理由にはなっていません。

では、無毛化するメリット(必要性)は何だったのでしょうか。

 

注目すべきは、メス(女性)の方が体毛が薄いということ。
このことから、人類の無毛化は、メス主導で進化していったと考えられますが、これは何を示しているのでしょうか。

 

極限時代の人類のメスの最大の役割は、性充足をはじめとする一体充足でした。

そして、その一体充足こそが極限時代の人類の命綱でもありました。

 

従って、一体充足の「充足度をさらに上昇させる」ため、もっと言えば、一体化したいという「欠乏をより刺激する」ために、無毛化し肌を見せたのではないでしょうか!

 

実際、毛を薄く・短くして肌に直接触れる(触れられる)方が、触り心地がよくて一体感を感じることは、誰しも反論はないでしょう。

また、赤ちゃんや女性の、柔らかそうなすべすべしている肌を見ると、つい触りたくなってしまいますよね。これはまさに、肌そのものが一体欠乏を喚起させる、つまり「一体挑発」なのです。

実は人類史的にはあまり注目はされませんが、無毛化しただけでなく、肌質を滑らかにしたり、肉感に弾力を持たせたりと、人類は肌そのものをかなり進化させています。

これらすべて、「触って気持ちがいい」「触れたくなる」方向への進化です。

 

対して、闘争上や生産上の直接的・決定的な優位性はなかなか見つかりません。むしろどちらかと言えば、闘争や生産においてはデメリットの方が多そうです。

 

が、結果的には、この一体充足機能の発達が、自然との一体化を可能にし、観念機能を形成することが出来たのです!

 

毛質や肌質の変化と、観念機能の形成。

一見全く関係のないように見えるこの両進化が、実は密接に関係していたことに、改めて、生物の進化の奥深さを感じざるを得ません。

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