2022年02月25日
一体充足に全面収束した人類~生殖器も変化している~その②
前回は、哺乳類~原猿~類人猿の陰茎を概観しました。
生物界ではヒトの陰茎のように滑らかな形は少数派で、多くの種で陰茎にトゲがあるのは驚きでしたね。進化生物学の世界においては、むしろヒトの陰茎棘を失った方が謎とされているのです。
今回は、
ヒトになり陰茎はどのように変化したのか?
なぜその変化がおきたのか?
に迫ってみたいと思います。
以下の図は、類人猿の身体の大きさ(Body size)、睾丸の大きさ(Testical size)、胸の大きさ(Breast size)生殖器の大きさ(Male/Female genetalia)を比較したものです。
こちらからお借りしました
このように、類人猿でもかなりの差がみられます。
ヒト(オス)の陰茎においては、以下が特徴的です。
・陰茎はなめらかで形状が単純化している
・陰茎サイズが類人猿最大になっている
- posted by sai-nao at : 2022年02月25日 | コメント (0件)| トラックバック (0)