2006年12月08日
北方の苗(ミャオ)族と南方の倭族2
北方の苗(ミャオ)族と南方の倭族1 の続き。
大阪教育大名誉教授の鳥越憲三郎氏によると、苗族は4500年前頃に長江中流域に南遷し、倭族を蹴散らして国を建てる。
そして、戦乱で大陸全土が乱れた戦国春秋時代、倭族は追われてついに日本にも辿り着くことになる。
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2006年12月08日
北方の苗(ミャオ)族と南方の倭族1
弥生時代に日本にやってきたのは、『苗族って?』で紹介されている苗族(北方系)ではなく、南方系の倭族だったとの説があります。ただし大陸からは幾度もやってきているので、いずれは北方系に支配されることになります。
長江流域にはもともとの南方系住民である倭族――稲作民族で大地信仰=母信仰――と、北方から移住してきた苗(ミャオ)族――雑穀・小麦文化の担い手で天信仰=父信仰――が混在していたようです。
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