2007年04月19日
<双系>は母系部族と父系部族の姻戚関係構築から始まった
<双系>社会と呼ばれるインドネシアやマレーシアのあるスンダランドには、地理的に考えて日本よりも早い時期から掠奪闘争が玉突き伝播していたと思われる。
掠奪が伝播するまでは漁労、採集を営む母系の原住部族だけだったが、6千年前イラン高原に端を発する、略奪闘争が西方向にも玉突き伝播してくる過程の中で、敗れた(父系転換)部族が海岸線沿いに逃げ延びて来て、大陸の果て=マレー半島あたりに到着した。
スンダランド一帯では14000年前から海面上昇が始まっており、6000年前以降は既に現在の地形に近い群島状態にあったと考えられる。
↑薄い所が水没した元陸地
- posted by nandeyanen at : 2007年04月19日 | コメント (3件)| トラックバック (0)