2008年11月15日
主食を果実から骨に代えた類人猿がヒトになった?
ひととサルの違いは、大きくは次の4つだと言われているそうです。
1.直立二足歩行
2.歯やあごの形(犬歯が小さくエナメル質が厚い。)
3.脳の大きさ(チンパンジー380cc、ヒト1350cc程度)
4.言葉と文化を持つ
そして、およそ700万年まえ、最初のヒトがゴリラやチンパンジーという類人猿の祖先と分かれたとき、直立二足歩行と歯の変化がほぼ同時に起こっているようです。 「人類進化の700万年(1)人類とは?何種類いた?」より
つまりヒトの最初の特徴は、二足歩行と硬いものを食べる歯にあったと考えられるのです。脳の発達は、それから500万年近く経ってからだったそうです。
そして「なぜ、ヒトが二足歩行を始めたか」については、いろいろな仮説が出されているのですが、まだ説得力のある仮説はまだないようです。
不思議なことに、同時に起こった歯の変化についてあまり注目されていないようです。
そこで、内村さんの「われら以外の人類」参考に、二足歩行と歯の変化が同時に起こったことに注目して、最初のヒトについて考えてみたいと思います。
最初のヒトについて興味がある方は、クリックをお願いします。
- posted by tama at : 2008年11月15日 | コメント (3件)| トラックバック (0)