2009年07月25日
15万年前、絶滅の危機に陥っていた人類
ナショナルジオグラフィックから、初期現生人類に関するニュースを紹介します。
以下ナショナルジオグラフィックニュースより
世界中からヒトのDNAのサンプルを集めて人類の移動の歴史を探っているナショナル ジオグラフィックのジェノグラフィック・プロジェクトが新しい調査結果を発表した。
今回の調査では、15万年前に絶滅の危機に瀕していた人類はいくつかの小さなグループに分岐し、後に再集結してアフリカを脱出するまでのおよそ10万年間、別々の営みを続けていたことが明らかになった。
調査を監修したジェノグラフィック・プロジェクトのリーダーを務めるスペンサー・ウェルズ氏は「これまでの仮説では、アフリカのサハラ以南に生息していた極めて小さな単一集団が人類の始祖であると考えられてきた。しかし今回の調査によって、その仮説は正しくないことがわかった」と話す。
- posted by kichom at : 2009年07月25日 | コメント (15件)| トラックバック (0)